読了。ほんとはこれを応物に持っていく予定だったのだが。
コラム風で気軽に読める形式だが、中味は非常に深い。
書籍の紹介については
上記リンクの amazon の内容紹介やレビューコメントを参照。
自分は 1 章の発想法、3 章のプレゼン・コミュニケーションに関する部分を
興味深く読んだ。
大量の背景知識を持った模倣こそが独創である、
というのは常々思っていたことだけど、
それに加えて研究の「背骨」の置き方について、
大変ためになる内容があった。
ここでも
KISS principle
が出てきたのにはちょっと驚いたが、読んでるうちに例えばこれは
富豪的プログラミング
に通ずるのではないかとか、いろいろ発見もあった。
プレゼンでは「重要な点から話せ」ということが強調されている。
これはビジネス英会話なんかでも出てきてることだけど、
技術的にはちと難しいかもしれない。でもこんど try してみよう。
英語についても「会話を But で始めるな」など発見多し。
論文の書き方 (の心構え) も良い。
自分の場合は「文章を副詞で始めるな」というのがそのものズバリであった。
著者のフィールドである研究・発想・教育・発表などが
主要なトピックになっているので、読んで面白いのはやっぱり研究者かなあ、
という気もするが、
多分ほとんどの人にとって 1,500 円は絶対に安い。おすすめ。
実験 22 の Pb ブロックをいただきに車で伺う。
13:00 着、ちょっとお話ししてお暇するつもりだったのだが、
寿司、メロン、ケーキと次々にご馳走になってしまい、
結局 15:30 まで。