なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2005年07月01日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。松屋でスープカレーを食べてみる。いいかも。

#2 [debian] 自宅ノート

帰ったらスラッシングしまくり。syslog と klogd のロードが高く、
Jul  1 02:06:20 localhost cardmgr[3155]: executing: './network stop eth0'
Jul  1 02:06:20 localhost kernel: eth0: Error -110 writing Tx descriptor to BAP
Jul  1 02:06:20 localhost last message repeated 324 times
というメッセージを吐きまくっている。どうやら bug#291684 と同じらしい。 昨日 kernel-image-2.6.11-1-686 にしたので顕在化したのか? とりあえず killall syslogd (笑)して復旧作業。2.6.8-2-686 に戻すか。

#3 行き

昼前にまた大雨。なんか梅雨らしくなってきた? 様子を見つつ原付。

#4 [labo] ターボ電源

アルバックテクノ松浦さんから電話。修理は可能、 ただ交換した電源には互換性がないから運転しつづけるのはヤバイ、すぐやめろ、 とのこと。 あわててターボを止めて、飯村くんと電源を梱包、宅配便で発送。 その後 fax で松浦さんへ発送通知。

んでターボを LEED のものと交換作業。 ほとんど飯村くんにやってもらったにも関わらず、 やはり腰にかなりのダメージが。

排気テストを 16:40 に開始。回転数は問題なく上昇。 30 分待ってエタノールテスト、特に問題なし。

発送先:

〒358-0022
埼玉県入間市狭山ヶ原 98-2
アルバックテクノ 埼玉 CS センター
Tel: 0429-34-7824
Fax: 0429-34-7828

#5 [labo] 冷水循環

今までの組合せはナニすぎたので、わかりやすいかたちに繋ぎなおし。 これも飯村くんにやってもらった。ついでに循環水の入れ替え。 作業終了後に漏れチェック→OK。

#6 [labo] 発注

RDT1711V を 3 台ジェイエムシーへ。

#7 接骨院

往復。雨。うーん作業をすると覿面に悪化する。

#8 [paper] 今日拾った論文 (JAP 97(12))

Surface chemistry of atomic layer deposition: A case study for the trimethylaluminum/water process:

ALD に関する 52 page 1207 refs というゴツい review。 最近また ALD の論文数が増えてきてるそうだが、 trench filling の問題が関係してたりするんだろうか。

Simulation of cluster formation in laser-ablated silicon plumes:

PLD における Si クラスタの成長モデル。plume が thermalize してから cluster ができはじめる、というあたりはまあそうか、という感じ。 pulse 後の time transient を強く意識しているので、スパッタでの定常状態に適用するには少々捻り (クラスタの散逸機構) を加える必要がありそう。クラスタの vibration による内部自由度を考慮して attach/detach の反応係数を計算してるのだが、 そもそも種はどうやって作ってるのだろうか。

Study of the Ar metastable atom population in a hollow cathode discharge by means of a hybrid model and spectrometric measurements:

ん、Bogaerts 先生のやつか。 ホローカソードランプ中の Ar metastable の空間分布の背景ガス圧依存性、 absorption の実験と比較。

Particle-in-cell Monte Carlo modeling of Langmuir probes in an Ar plasma:

これも Bogaerts 先生が噛んでいる。L-probe の PIC-MC によるモデリング。 positive な結果としては、電子とイオンの各温度の比が、 presheath では const にならんよ、ということらしい。

Growth dynamics of reactive-sputtering-deposited AlN films:

Si 上に成長させた AlN の grain growth を XRD で (特に rocking curve 測定がおもろい)、roughness evolution を AFM の scaling analysis で。 んー、やっぱ roughness-scale 曲線は、そのまま上に持ち上がるような感じだな。 MgO の roughness とかを継続してやるならちゃんと読んでおく必要がありそうなので、 一応印刷しておいた。

A heuristic approach to precisely represent optical absorption and refractive index data for photon energies below, at, and above the band gap of semiconductors: The case of high-purity GaAs. Part I:

GaAs の吸収率のモデル。まあ heuristic approach と precisely represent に微妙な矛盾があるような気はするのだが。これは真正に近い場合のモデルと、 emission の再現性について、 Part II は実験データから intrinsic carrier を見積もるやり方 (とその validation) について、 Part III は (InGaAs も含め) junction の取り扱いについて。

Modification of work function of Ti by self-assembled monolayer molecules on SiO2/p-Si:

Si/SiO2/Ti の Capacitance で、SiO2 上に有極性の単分子膜 (SAM) を作って 実効的な work function を control しよう、というもの。 具体的には C-V 測定の VFB の SiO2 の有効膜厚 (EOT って言うらしい。へー。) に対するプロットして、SAM の有無で直線がちょうど下にずれる形となる。

Magnetic study of epitaxial Fe/InGaAs/InP(100) deposited by ion-beam sputtering:

まあ通常の通り (polar plot を含む) XRD と M-H による磁気異方性の評価。

Manufacturable extremal low-dielectric, high-stiffness porous materials:

いわゆる low-k 向けの porus なシリカの構造に関する考察。 実際に有機分子の自己組織化を使ってそういう構造が作れるよ、というデモも。

Tuning the surface-plasmon resonance in nanoparticles for glazing applications:

ポリマーに LaB6 とか ITO とかを nano particle のかたちで分散させて、 近赤外領域を cut する layer をつくろう、ということらしい。 こんなとこで LaB6 が使われてるとは知らなかった。

Enhanced step coverage by oblique angle physical vapor deposition:

dc マグネトロンでの Ru の trench sidewall coverage。2mTorr, 200W。 まあなあ。analytical model の計算は、卒論レベルとしては 面白いかもしれない。

Alternating-current electroluminescence from an organic heterojunction sandwiched between two amorphous SiO2 layers:

ITO/SiO2/MEH-PPV/Alq3/SiO2/Al という構造に AC (500Hz) をかけたら、 有機層のに加えて 410nm に未知の発光が〜という話。 SiO2 の欠陥準位では、と言ってるが、 高エネルギー側が光るのってちょっと面白いな。

Self-affine roughness influence on the Casimir effect:

まあそういうネタ。将来の検索のために→カシミール効果と表面粗さの関係。

#9 [book] いっしょに遭難したいひと 2

出るのかマジで。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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