BDFLUSH
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2004-06-17
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名前
bdflush - バッファー・ダーティー・フラッシュ・デーモンを起動、フラッシュ、調整する
書式
#include <sys/kdaemon.h>
int bdflush(int func, long *address);
int bdflush(int func, long data);
説明
bdflush()
はバッファー・ダーティー・フラッシュ (buffer-dirty-flush)・
デーモン (daemon) を起動、フラッシュ (flush)、調整 (tune) する。
(CAP_SYS_ADMIN
ケーパビリティ (capability) を持つ) 特権プロセスのみが
bdflush()
を呼び出すことができる。
func
が負か 0 でデーモンが起動されていなれば、
bdflush()
はデーモンのコードへ入り、戻ってこない。
func
が 1 ならば、
汚れた (dirty) バッファーがディスクへと書き込まれる。
func
が 2 以上で偶数 (最小ビットが 0) ならば、
address
にロング・ワードでアドレスを指定し、そのアドレスに
(func-2)/2
で指定された調節パラメーターが返される。
func
が 3 以上で奇数 (最小ビットが 1) ならば、
data
をロング・ワードで指定し、その値を
(func-3)/2
で指定された調節パラメーターに設定する。
パラメーターの集合の値や正しい範囲はカーネルのソース・ファイルの
fs/buffer.c
に定義されている。
返り値
func
が負か 0 で、デモーンの起動に成功した場合は
bdflush()
は返ってこない。
そうでなければ成功した場合には 0 が返される。失敗した場合には -1 が返され、
errno
にそのエラーが指示される。
エラー
- EBUSY
-
他のプロセスが既にデーモン・コードに入っているのに、入ろうと試みた。
- EFAULT
-
address
がアクセス可能なアドレス空間の外部を指している。
- EINVAL
-
不正なパラメーターの読み書きを試みたか、パラメーターへ不正な値を
書き込もうとした。
- EPERM
-
呼び出し元に
CAP_SYS_ADMIN
ケーパビリティがない。
準拠
bdflush()
は Linux 特有であり移植を意図したプログラムで使用すべきではない。
関連項目
fsync(2),
sync(2),
sync(8),
update(8)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- 準拠
-
- 関連項目
-
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Time: 04:31:32 GMT, November 19, 2007