IO_SETUP
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2003-02-21
Index
JM Home Page
roff page
名前
io_setup - 非同期 I/O コンテキストを作成する
書式
#include <libaio.h>
int io_setup(unsigned nr_events, aio_context_t *ctxp);
-laio とリンクする。
説明
io_setup()
は、少なくとも nr_events 個のイベントを受信可能な
非同期 I/O (AIO) コンテキストの作成を行う。
ctxp は、すでに存在する AIO コンテキストを指していてはならず、
io_setup()
の呼び出しの前に 0 に初期化されていなければならない。
AIO コンテキストの作成に成功すると、*ctxp に作成された
AIO コンテキストへのポインタがセットされる。
返り値
成功した場合、
io_setup()
は 0 を返す。
失敗した場合、「エラー」の節に列挙されているエラーのいずれか一つを返す。
エラー
- EINVAL
-
ctxp が初期化されていないか、指定された nr_events が
内部の制限値を越えている。また、 nr_events は 0 より大きい値に
設定すべきである。
- EFAULT
-
ctxp に無効なポインタが指定されている。
- ENOMEM
-
必要なカーネル・リソースを得られない。
- EAGAIN
-
指定された nr_events がユーザが使用できるイベント数の上限を越えている。
- ENOSYS
-
io_setup()
がこのアーキテクチャでは実装されていない。
バージョン
非同期 I/O システム・コールは 2002年8月に Linux 2.5 で初めて登場した。
準拠
io_setup()
は Linux 固有であり、移植を想定したプログラムで
使用すべきではない。
関連項目
io_destroy(2),
io_getevents(2),
io_submit(2),
io_cancel(2)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- バージョン
-
- 準拠
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 04:31:47 GMT, November 19, 2007