ABS
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前
abs, labs, llabs, imaxabs - 整数の絶対値を計算する
書式
#include <stdlib.h>
int abs(int j);
long int labs(long int j);
long long int llabs(long long int j);
#include <inttypes.h>
intmax_t imaxabs(intmax_t j);
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
llabs():
_XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE; または
cc -std=c99
説明
abs()
関数は、整数の引数 j の絶対値を計算する。
labs(),
llabs(),
imaxabs()
関数は、
それぞれの関数の型に応じた引数 j の絶対値を計算する。
返り値
それぞれの関数の型に応じた整数の引数の絶対値を返す。
準拠
SVr4, POSIX.1-2001, 4.3BSD, C99.
C89 は
abs()
関数と
labs()
関数のみを含んでいる。
llabs()
関数と
imaxabs()
関数は C99 で追加された。
注意
最大の負整数の絶対値は、定義されていない。
llabs()
関数はバージョン 2.0 から glibc に含まれるようになったが、
libc5 や libc4 にはない。
imaxabs()
関数は バージョン 2.1.1 から glibc に含まれるようになった。
llabs()
が宣言されるためには、標準ヘッダを include する前に
_ISOC99_SOURCE か _ISOC9X_SOURCE(どちらかは glibc の
バージョンに依存する)を define しておく必要がある。
GCC は
abs()
と
labs()
をビルドイン関数として扱う。
GCC 3.0 は
llabs()
と
imaxabs()
もビルドインとして扱う。
関連項目
cabs(3),
ceil(3),
fabs(3),
floor(3),
rint(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
-
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Time: 04:31:30 GMT, November 19, 2007