DAEMON
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前
daemon - バックグラウンドで動作させる
書式
#include <unistd.h>
int daemon(int nochdir, int noclose);
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
説明
daemon()
は、制御端末から分離させてシステムデーモンとして動作させたい
プログラムのための関数である。
引き数
nochdir
が 0 の場合、
daemon()
は現在の作業ディレクトリ (current working directory) を
ルート ("/") に変更する。
引き数
noclose
が 0 の場合、
daemon()
は、標準入力・標準出力・標準エラーを /dev/null にリダイレクトする。
返り値
(この関数が fork して
fork(2)
が成功すると、親プロセスでは
_exit(2)
を呼び出すので、これ以降のエラーは子プロセスからしか見れない)。
成功した場合は 0 を返す。
エラーが起こった場合、
daemon()
は -1 を返す。
さらに、大域変数
errno
を
fork(2),
setsid(2)
に対して指定されたエラーに設定する。
準拠
POSIX.1-2001 にはない。
同様の関数が BSD には見られる。
daemon()
関数は 4.4BSD で始めて登場した。
注意
/dev/null
は存在するが、想定するメジャー番号とマイナー番号の
キャラクタデバイスでなかった場合、
glibc の実装でも -1 が返される。
この場合、
errno
が設定される必要はない。
関連項目
fork(2),
setsid(2)
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
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Time: 04:31:36 GMT, November 19, 2007