REMAINDER
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
Index
JM Home Page
roff page
名前
drem, dremf, dreml, remainder, remainderf, remainderl - 浮動小数点剰余関数
書式
#include <math.h>
/* C99 版 */
double remainder(double x, double y);
float remainderf(float x, float y);
long double remainderl(long double x, long double y);
/* 廃止された別名 */
double drem(double x, double y);
float dremf(float x, float y);
long double dreml(long double x, long double y);
-lm でリンクする。
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
remainder(),
remainderf(),
remainderl():
_SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _ISOC99_SOURCE; or
cc -std=c99
drem(),
dremf(),
dreml():
_SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE
説明
remainder()
関数は
x
を
y
で割った余りを計算する。
返り値は
x - n * y
である。
ここで
n
は
x / y
の値を最も近い整数に丸めたものである。
この商の端数 (小数部分) が 1/2 の場合、(現在の丸めモードとは関係なく)
最も近い偶数に丸められる。
返り値が 0 の場合、
x
の符号を持つ。
drem()
関数はこれと全く同じ動作をする。
返り値
remainder()
関数は、
y
が 0 でない場合は、余りを返す。
関数が失敗すると、
errno
が設定される。
エラー
- EDOM
-
除数
y
が 0 である。
準拠
IEC 60559 に準拠する。
関数
remainder(),
remainderf(),
remainderl()
は C99 に由来する。
関数
drem()
は 4.3BSD に由来する。
float
と
long double
版の
dremf()
と
dreml()
は、Tru64 や glibc2 のようないくつかのシステムに存在する。
例
"remainder(29.0, 3.0)" を呼び出すと -1 を返す。
関連項目
fmod(3),
remquo(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- 準拠
-
- 例
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 04:31:59 GMT, November 19, 2007