FTIME
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2001-12-14
Index
JM Home Page
roff page
名前
ftime - 日付と時間を返す
書式
#include <sys/timeb.h>
int ftime(struct timeb *tp);
説明
現在の日付と時間を
tp
に返す。
tp は、以下のように定義されている:
struct timeb {
time_t time;
unsigned short millitm;
short timezone;
short dstflag;
};
ここで、time は紀元(the epoch)からの秒数、
millitm は 1000 ミリ秒までのより細かい時間、
timezone はグリニッジから西周りの分で計測されるローカルタイムゾーン、
dstflag はもし 0 でなければ、一年の一部で夏時間が
存在することを示すフラグである。
最近では、timezone と dstflag の内容は未定義である。
返り値
この関数は常に 0 を返す。
準拠
4.2BSD, POSIX.1-2001.
バグ
この関数は古いものである。使ってはならない。
秒単位の時間で十分なら、
time(2)
が利用できる。
gettimeofday(2)
でマイクロ秒が得られる。
clock_gettime(3)
でナノ秒が得られるが、まだ一般的に利用可能ではない。
millitm フィールドは、libc4 と libc5 では正しく動作する。
しかし、初期の glibc2 ではバグがあり、常に 0 を返す。
glibc 2.1.1 から再び正常になった。
関連項目
gettimeofday(2),
time(2)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- バグ
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 04:31:41 GMT, November 19, 2007