INSQUE

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
Index JM Home Page roff page
 

名前

insque, remque - キューにアイテムを挿入/削除する  

書式

#include <search.h>

void insque(void *elem, void *prev);
void remque(void *elem);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

insque(), remque(): _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500  

説明

insque() と remque() は双方向連結リスト (doubly-linked list) を操作する関数である。 リスト中のそれぞれの要素は、最初の二つの構造体要素が 次と前へのポインタであるような構造体である。

insque() は elem で示される要素を prev で示される 要素の直後に挿入する。 prev は NULL であってはならない。

remque() は elem で示される要素を双方向連結リストから取り除く。  

準拠

POSIX.1-2001  

注意

伝統的に (SunOS, Linux libc 4,5 では) これらの関数の引数は struct qelem *型であり、これは以下のように定義されている。

struct qelem {
    struct qelem *q_forw;
    struct qelem *q_back;
    char          q_data[1];
};

この定義は <search.h> をインクルードする前に _GNU_SOURCE を定義することで得られる。

これらの関数のプロトタイプの置かれる場所は、 UNIX の種類により異なる。 上記は POSIX 版である。 <string.h> にあるシステムもある。 Linux libc4,5 は <stdlib.h> にプロトタイプを置いている。


 

Index

名前
書式
説明
準拠
注意

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:31:46 GMT, November 19, 2007