void encrypt(char block[64], int edflag);
#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdlib.h>
void setkey(const char *key);
#define _GNU_SOURCE
#include <crypt.h>
void setkey_r(const char *key, struct crypt_data *data);
void encrypt_r(char *block, int edflag, struct crypt_data *data);
encrypt() 関数は、 edflag が 0 の場合は暗号化し、1 が渡された場合は復号化するというように、 渡されたバッファを変更する。 引き数 key と同様に、 block はエンコードされた実際の値を表現するビットの配列である。 結果はこの同じ配列を使って返される。
これら 2 つの関数はリエントラント (reentrant) ではない。 つまり暗号鍵データは静的な領域に保存される。 関数 setkey_r() と encrypt_r() はリエントラントなバージョンである。 これらの関数は暗号鍵データを保持するために以下のような構造体を使う。
struct crypt_data { char keysched[16 * 8]; char sb0[32768]; char sb1[32768]; char sb2[32768]; char sb3[32768]; char crypt_3_buf[14]; char current_salt[2]; long int current_saltbits; int direction; int initialized; };
setkey_r() を呼び出す前には、 data->initialized を 0 に設定すること。
#define _XOPEN_SOURCE #include <unistd.h> #include <stdlib.h> int main(void) { char key[64]; /* bit pattern for key */ char txt[64]; /* bit pattern for messages */ setkey(key); encrypt(txt, 0); /* encode */ encrypt(txt, 1); /* decode */ }