STRCHR
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2006-05-19
Index
JM Home Page
roff page
名前
strchr, strrchr, strchrnul - 文字列中の文字の位置を特定する
書式
#include <string.h>
char *strchr(const char *s, int c);
char *strrchr(const char *s, int c);
#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>
char *strchrnul(const char *s, int c);
説明
strchr()
関数は、文字列 s 中に最初に文字 c
が現れた位置へのポインタを返す。
strrchr()
関数は、文字列 s 中に最後に文字 c
が現れた位置へのポインタを返す。
strchrnul()
関数は
strchr()
と同様だが、
c が s 中に見つからなかった場合に、返り値として
NULL でなく、s の末尾のヌルバイトへのポインタを返す点が異なる。
ここでいう「文字」は「バイト」の意味なので、
これらの関数はワイド文字やマルチバイト文字では動作しない。
返り値
strchr()
と
strrchr()
関数は一致した文字へのポインタを
返し、もし文字が見つからない場合は NULL を返す。
strchrnul()
関数は一致した文字へのポインタを返す。
文字が見つからない場合は、s の末尾のヌルバイトへの
ポインタ (つまり s+strlen(s)) を返す。
準拠
strchr()
と
strrchr()
は SVr4, 4.3BSD, C89, C99 に準拠している。
strchrnul()
は GNU 拡張である。
関連項目
index(3),
memchr(3),
rindex(3),
strlen(3),
strpbrk(3),
strsep(3),
strspn(3),
strstr(3),
strtok(3),
wcschr(3),
wcsrchr(3),
feature_test_macros(7)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 04:32:05 GMT, November 19, 2007