WCSCASECMP

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前

wcscasecmp - ワイド文字列を比較する。大文字と小文字を区別しない。  

書式

#define _GNU_SOURCE
#include <wchar.h>

int wcscasecmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2);
 

説明

wcscasecmp() 関数は、 strcasecmp(3) 関数に対応するワイド文字関数 である。この関数は、s1 が指すワイド文字文字列と s2 が指す ワイド文字文字列を、大文字と小文字の違い (towupper(3), towlower(3)) を無視して比較する。  

返り値

wcscasecmp() 関数は、s1s2 が指すワイド文字列を大文 字と小文字の違いを無視して比較した時に、等しければ 0 を返す。大文字と 小文字の違いを無視して s1 の方が s2 より大きければ正の整数 を返す。 大文字と小文字の違いを無視して s1 の方が s2 より小さければ 負の整数を返す。  

準拠

この関数は GNU 拡張である。  

注意

wcscasecmp() の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE に依存する。  

関連項目

strcasecmp(3), wcscmp(3)


 

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Time: 04:32:11 GMT, November 19, 2007