#include <wchar.h> wchar_t *wcstok(wchar_t *wcs, const wchar_t *delim, wchar_t **ptr);
検索は wcs が NULL でなければ wcs から開始され、wcs が NULL ならば *ptr から開始される。まず、全ての区切りワイド文字 がスキップされる。つまり、delim に含まれるワイド文字を超えるよう にポインタが前に進められる。 ワイド文字文字列の終わりに達したら、 wcstok() は NULL を返して トークンが全く見つからなかったことを示し、この後に wcstok() を呼び 出しても NULL が返されるように *ptr に適切な値を設定する。それ 以外の場合には、 wcstok() 関数はトークンの先頭を識別し、これを指す ポインタを返す。ただしこれを行う前に、トークンの後にある、delim に含まれている文字を L'\0' に置き換えることによってトークンを 0 で 終端させる。さらに *ptr を更新し、後で wcstok() を呼び出した 際に、識別されたトークンの続きから検索できるようにする。
wchar_t *wcs = ...; wchar_t *token; wchar_t *state; for (token = wcstok(wcs, " \t\n", &state); token != NULL; token = wcstok(NULL, " \t\n", &state)) { ... }