UUIDGEN
Section: User Commands  (1)
Updated: May 2006
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名前
uuidgen - UUID 値を生成するコマンドラインユーティリティ
 
書式
uuidgen 
[
-r
|
-t
]
 
説明
uuidgen
プログラムは
libuuid(3)
ライブラリを用いて、 UUID (universal unique identifier:
汎システム的に他とは重ならない識別子) を生成する。
新しい UUID は、ローカルシステムで以前に生成された
UUID はもちろん、他のシステムで過去・未来に作成された/作成される
UUID のいずれとも重ならないと考えて良い。
uuidgen
は二つのタイプの UUID を生成することができる。時刻ベースの UUID と
乱数ベースの UUID である。デフォルトでは、
質の良い乱数生成機構があれば
uuidgen
は乱数ベースの UUID を生成しようとする。そうでなければ
時刻ベースの UUID を生成する。
-r
または
-t
オプションを指定すれば、二つのタイプのいずれかを生成するかを強制できる。
 
オプション
- -r
- 
乱数ベースの UUID を生成する。この方法は、ほとんどがランダムなビットから
なる UUID を生成する。これを用いるには、オペレーティングシステムが
/dev/random
のような質の良い乱数生成機構を備えていなければならない。
- -t
- 
時刻ベースの UUID を生成する。この手法では、システムクロックと
システムのイーサネットハードウェアアドレスが取得できればそれとに基づいて
UUID を生成する。
返り値
1b4e28ba-2fa1-11d2-883f-b9a761bde3fb のような形式
(printf(3)
フォーマットで書けば "%08x-%04x-%04x-%04x-%012x")
の UUID が標準出力に書き出される。
 
準拠
OSF DCE 1.1
 
著者
uuidgen
は Andreas Dilger によって libuuid のために作成された。
 
入手方法
uuidgen
は e2fsprogs パッケージ付属の libuuid の一部であり、
http://e2fsprogs.sourceforge.net から入手できる。
 
関連項目
libuuid(3)
 Index
- 名前
- 
- 書式
- 
- 説明
- 
- オプション
- 
- 返り値
- 
- 準拠
- 
- 著者
- 
- 入手方法
- 
- 関連項目
- 
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Time: 04:32:23 GMT, November 19, 2007