WHEREIS
Section: User Commands (1)
Updated: 8 May 1994
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名前
whereis - コマンドのバイナリ・ソース・man ページの場所を示す
書式
whereis
[
-bmsu
] [
-BMS
directory...
-f
]
filename
...
説明
whereis
は指定したファイルのソース・バイナリ・man ページセクションの場所を示す。
与えられた名前は、最初に始めのパス名の部分が取り除かれ、次に
.c
のような
.ext
という形式の拡張子が取り除かれる。
ソースコード管理に使われている
s.
というプレフィックスがついたファイルも表示される。
whereis
は、標準的な Linux ファイル階層中で指定したプログラムを探す。
オプション
- -b
-
バイナリのみを探す。
- -m
-
man ページセクションのみを探す。
- -s
-
ソースのみを探す。
- -u
-
通常とは異なるエントリを探す。
要求されるタイプの 1 つのエントリがファイルにない場合、
通常とは異なるファイルと呼ばれる。
よって、
`whereis -m -u *'
は、カレントディレクトリのファイルから man ページがないものを探す。
- -B
-
whereis
がバイナリを探すディレクトリを変更または制限する。
- -M
-
whereis
が man ページセクションを探すディレクトリを変更または制限する。
- -S
-
whereis
がソースを探すディレクトリを変更または制限する。
- -f
-
直前のディレクトリリストを終了させ、
ファイル名指定の開始であることを示す。
-B,
-M,
-S
オプションのいずれかを使う場合は、
このオプションを
使わなければならない。
例
/usr/bin
にあるファイルから
/usr/man/man1
に man ページがなく
/usr/src
にソースがあるようなもの探す。
-
example% cd /usr/bin
example% whereis -u -M /usr/man/man1 -S /usr/src -f *
ファイル
- /{bin,sbin,etc}
-
- /usr/{lib,bin,old,new,local,games,include,etc,src,man,sbin,
-
X386,TeX,g++-include}
- /usr/local/{X386,TeX,X11,include,lib,man,etc,bin,games,emacs}
-
関連項目
chdir(2V)
バグ
whereis
は実行を速くするために
chdir(2V)
を使うので、
-M,
-S,
-B
に指定するパス名はフルパスでなければならない;
つまりパス名は
`/'
で始まっていなければならない。
whereis
はハードコードされたパスを持っているので、
探しているものとは違うものが見つかるかもしれない。
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- 例
-
- ファイル
-
- 関連項目
-
- バグ
-
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Time: 04:33:02 GMT, November 19, 2007