netgroup
Section: Linux Reference Manual (5)
Updated: May 1999
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名前
netgroup - ネットワークグループを指定する
説明
netgroup
ファイルは "netgroup" を定義する。これは (host, user, domain)
の組で、リモートマウントやリモートログイン、リモートシェルの
認証に用いられる。
ファイルのそれぞれの行には、 netgroup の名前に
メンバーのリストを続けて記述する。
メンバーは他のネットグループ名であるか、あるいは以下の組合せである。
-
(host,
user,
domain)
ここで
host, user, domain
はそれぞれに対応する文字列である。それぞれ空文字列にすることもでき、
その場合は「すべて有効」の意味となる。逆に "-" を指定すると
「すべて無効」の意味となる。
domein
フィールドはローカルのドメイン名か、空にしなければならない。
このフィールドは netgroup の制限にも、セキュリティの向上にも
用いられない。 domain フィールドはこの組が有効となるドメインを
指定するものであり、信頼できるホストからなるドメインを指定するものではない。
ゲートウェイマシンでは、その持つすべての名前をリストしておくべきである。
-
gateway (server,,) (server-sn,,) (server-bb,,)
netgroup データーベースへのアクセスには、通常
getnetent 関数が用いられる。
ファイル
/etc/netgroup
関連項目
getnetgrent(3),
exports(5),
makedbm(8),
ypserv(8)
警告
(,,domein) なる組や (,,) 組を指定すると、
すべてのユーザーとマシンが信頼されることになってしまう。
host および user
フィールドを適切に指定して、特定のメンバーにのみ
アクセスを制限すること。
バグ
Linux の libc5 は直接 /etc/netgroup ファイルに問い合わせできず、
NIS サーバーに対してのみ問い合わせを行う。
したがって netgroup データーベースは passwd(5) や group(5) データーベース
のように、ハッシュした dbm データーベースにしておかなければならない。
この man ページでは getnetgrent(3) を紹介しているが、
このページはまだ書かれていないようだ。
getnetgrent() は GNU libc の一部なので、ページも
info
形式で記述されているはずだ。
著者
Thorsten Kukuk <kukuk@suse.de>
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- 関連項目
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- 警告
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Time: 04:33:04 GMT, November 19, 2007