なかのにっき
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#1
[book] 『会社はこれからどうなるのか』岩井克人 平凡社
例によって
ほぼ日
で紹介されてたのをきっかけに購入、読了。
1〜4 章までは準備。法人 (=会社) は、株主に所有される「モノ」としての側面と、
会社資産を所有できる「ヒト」としての側面をもっていることが解説される。
アメリカでは前者の意識が強く、日本では後者の意識が強いのも常識の通り。
5〜7 章あたりがとても面白い。
なぜ日本のサラリーマンが会社への帰属意識を強く持っているのかというと、
基本的には従業員が持つ「組織特殊的な人的資産」が、
日本の会社では高く評価されてきたからだという。
またこのことが、産業資本主義 (大きな設備を買って運転し、
労働力を農村から安く買って利潤を産もうとする方法)
とマッチし、日本の高度経済成長に結びついた、としている。
でそれ以降 8〜10 章。
現代は安い労働力が枯渇したため、
ポスト産業資本主義といわれる状況になってきた
(いわゆる第三の波とか、そのへん)。
IT 革命、グローバル化、金融革命も、この文脈で説明される。
安価な労働力を利潤に転化できなくなったため、
企業は市場価値となる、
なんらかの「差異」を継続的に産み出さなければならなくなった。
これには、組織特殊的な知識を備えた人間の集団が必要であり、
そのため株主に支配される「モノ」としての法人よりは、
そのような集団の構成員が帰属意識を持ちやすい
「ヒト」としての法人のほうが向いているかもしれない、などなど。
会社経営者はぜひ読んでおくべき本だと思いまする。
もちろん単なる知的好奇心だけで読んでも、ものすごく面白い。
ただし、特に 5〜7 章あたりは論旨を追うのに相応の集中力が要って、結構疲れた。
...というところで話は
組織戦略の考え方
につながってくるような気がするのだが、
これはいつ読めるかなあ。
#2
今日のビジネス英会話
というか金曜日の。冒頭に Thank God, It's Friday! とか言われて萎え。
I stepped down from being the president. 「会長を降りた」
spause
spouse 配偶者
なんかインタビューで出たアドバイスは
『会社はこれから〜』の末尾の部分と重なるな。
自転車。
水道屋さんだと、定尺 (4m) でしか売ってくれないようだ。
まあ呼び径 30 ならそれでも 1,040 円らしいけど。
修士の進学祝いということで boss のおごり。場所は
ここ。
11:45〜13:30 くらい、のんびり食事。
FMS 山野辺さんが居室にいらっしゃって研究室へ。
清水建設の人たちと打ち合わせ。
多分水曜日の作業になるようだ。
だめだった。うーん。
#8
渋谷東急ハンズ
塩ビパイプ購入。
17:00-18:30 於神田 JLA 事務局。
さすがに砂原先生はパワーがある。
議事録を巴投げ。
#10
秋葉原ぷらっとホーム
試験導入用のギガイーサ、カード 2 枚 + メルコの 4 port hub 1 ケ。
国分寺から歩き。
以上、1 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
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