なかのにっき
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下の簡易検索を試してみてください。
hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
#1
近況報告
昨日まで採点と登録をして、今日は授業評価アンケートを見てちょっと凹んだあとに講評とセルフレビューを書いた。まあ来年までに改善しよう。ことしの人はすみませんでした…
#2
[labo] MFC 制御プログラム (1)
ひさびさに作業ログの記録をしてみるなど。
もとは
MgO の絶縁破壊測定
に使っていた Contec の
AIO-160802AY-USB
を、MFC コントローラのコントロールに使ってみましょう、という試み。
まだ現行品だったんだな…
@
関連ソフトのダウンロードとか:
Windows版高機能アナログ入出力ドライバ API-AIO(WDM) 開発環境(フルセット) Ver. 8.01
をダウンロード(要ユーザ登録&ログイン)、zip は研究室 Temas の雑談スレッドのファイルに老いた。
これを開いて INF\WDM\Aio_forWin10 の setup を実行するとドライバがインストールされる。
USB を繋いでみてデバイスマネージャで接続を確認。
AIO AIO-160802AY-USB のプロパティ→共通設定に、デバイス名の設定がある。デフォルトのままの AIO000 を使うことにした(あとで制御プログラムから Initialize するときにこれで呼ぶ)。
次いで APIPAC\AioWdm\Disk1 の setup.exe を実行。スタートメニューに
- CONTEC API-AIO(WDM) for API-TOOL(WDM)
- CONTEC API-AIO(WDM)
というアタマの悪そうなサブメニューがふたつできた。
Visual Studio は Community 版をインストール。今回は VB じゃなくて C# でやってみる所存。
@
プロジェクト作成:
新規プロジェクト→Windows フォームアプリケーション (.NET Framework) (C# 版)
を選ぶ。プロジェクト名は AIOforMFC にした。場所は OneDrive 直下の Project フォルダにした。
@
デバイス認識まで:
参考
このへん
。
C:\Users\Public\Documents\CONTEC\API-TOOL\AIOWDM\Sample\VC#\DotNetFramework4\
以下のソースファイルのフォルダにある CaioCs.cs をコピーして
プロジェクトのフォルダに置く。
VS の [プロジェクト]−[既存項目の追加] から CaioCs.cs を追加、
VS のソリューションエクスプローラーを開いて確認。ここでどうやら Form1.cs に
using CaioCs;
は自動的に追加された模様。
ついで public partial class Form1 : Form の先頭に
Caio aio = new Caio();
を追加。
Form1.cs のデザイン画面から Form1 をダブルクリックすると Form1_Load() が追加されたので、そこに
Int Ref;
short AioId;
Ref = aio.Init("AIO000", out AioId);
を追加。
ビルドしてみたら CS0227 のエラーが出たので
こちら
を参考に
[プロジェクト]→[AIOforMFC のプロパティ] を開き、「ビルド」から「アンセーフコードの許可」にチェック。
C# でポインタを使う場合は class や関数に unsafe という修飾子をつける必要があるそうで、それをビルドするときに必要な対処らしい。ふーん。
以上でひとまずビルドが通って実行できたので、以下次号とする。
#1
メール整理
やっと inbox の中身を y2022 に追い出した。各社のメルマガもザクザク配信停止。
#2
jvss 申込
佐藤くん・倉田くんの申込み処理。今回のセッションの英語率はどのくらいになるんだろう。
#3
MFC 制御プログラム (2)
電圧出力の ramp up/keep/down/keep のルーチンを書いた。
MFC コントローラの SP-833A は 0〜5V を制御入力にも出力にも使っているので、対応は簡単そう。
あとは UI の設計と数値の調整ですかね。
しかし大丈夫かな…と思うのは、
- AIO-160802AY-USB は USB 接続直後に AO 端子に -10 V を出しちゃうので(うへー)、このまま SP-833A に繋いじゃうと壊しちゃうのでは。起動時デフォルトはリレー off にしといてほしいが。スイッチかプラグ入れないと駄目かなあ。
- aio.SingleAoEx で 3.5〜5V を 0.01 V / 100 msec でスイープすると、上りは 4.2 V くらいで、下りは 3.8 V くらいでテスターの出力が一瞬 0.0 になる。バッファの問題?
ひとつめの問題は仕様がアレだと思うけどなあ。-10〜10V で DA コンバータの digital 値が -10 V だから、つうことなんだろうが、さすがにナニでは…
0〜5 V のクランプ回路つくるかなあ。めんどくさいけど… 5V とってくるのが一番めんどくさいな。
(0820 追記)
問題 2 はテスタのオートレンジの切り替わりだった(笑)
#1
MFC 制御プログラム (3)
バグ取り。レジストリの書き込み・読み出しあたり、
ちょっと自分の理解が間違っていたが、できたような気がする。
あとはケーブルをつくる。電圧の clip はいるだろうなあ…
#2
film/uhvsp の bookworm 化
夏休みの宿題その2。wheezy のまま放置していたので(LAN の中とはいえ…)、ssd に入れ替えてクリーンインストール。まず film から。
netboot.tar.gz で無事にインストールできたが、最初古いバージョンを持ってきてしまって grub-install のところで刺さった。相変わらずアホである。
tasksel では desktop/gnome を外し、ssh-server を選択。
- inetutils-telnetd を入れ /etc/inetd.conf を編集して通信路を確保
- /etc/locale.gen を編集して locale-gen を実行、また localectl set-locale LANG=C を実行
- /etc/network/interfaces を編集して static に
- /etc/hosts を編集。
- lv, psutils, psmisc, net-tools などをインストール
- apt install nfs-common して /etc/fsta 書き変えて /home のマウントを確認
- /etc/sysctl.d/ipv6.conf を置いて ipv6 を disable
- apt install libpam-ldapd libnss-ldapd をインストール、600 の /etc/ldap.secret を設置、/etc/nslcd.conf と /etc/nsswitch.conf を既存ファイルにあわせて編集、再起動したらユーザが見えるようになった。
- ~/.ssh/ がマウントできたので、ssh は普通につながった(known_hosts のリセットは必要)
#1
MFC 制御プログラム (4)
だいたい完成したので本体に接続してテスト、まああたりまえだけどちゃんと動いた。ドキュメントを書いて、信号電圧のクリップのための箱を高城さんにお伺い。実際のユーザになる皆さんへのレクチャは明日。
でもまあ、0-5V ならラズパイの方が簡単だったかな…という気もしている。
ui が簡単に書ける環境はあるのかなあ。
返信した。
#3
uhvsp
SSD 換装して bookworm の bootp インストーラを走らせ、
こちら
と同様のプロセスで slogin できるまで。
#1
film / uhvsp の bookworm 化
だいたいできた?
ssh 通信をしたとき、~/.ssh/authorized_keys に ed25519 だけじゃなくて ecdsa や rsa(!) のホストキーも自動登録されちゃうのが嫌だったんだけど、ssh_config を見て ~/.ssh/config に
UpdateHostKeys no
を足したら、鍵のあるホストに対する他の鍵の自動追加はされなくなった。
ついでに
HashKnownHosts no
もしておいた。
@
その後の処理:
- /etc/systemd/timesyncd.conf を編集して systemctl restart systemd-timesyncd で起こして status を確認
- postfix を入れてサテライトシステムに
- plocate をインストール。NFS はもともと PRUNEFS に入っているので設定変更は必要なし。
- /usr/local/sbin/backup-migrate を migrate:/opt/backup から戻し、/etc/crontab に実施行を追加。
@
kc_tek40xx を enable した gnuplot-nox のビルド:
bakeplot.pl でのグラフ化は gnuplot の kc_tek40xx を使っていたので、これを含むように gnuplot を再ビルド。
以前の記録
をベースに以下のように fsserv でビルドした。
- apt-get source gnuplot-nox
- ビルドに必要なパッケージを apt-get build-dep gnuplot-nox
- gnuplot-5.4.4+dfsg1/term/tek.trm を編集して #define KERMIT を生きに
- dch -v '5.4.4+dfsg1-2.1local1'
- dpkg-source --commit
- dpkg-buildpackage -rfakeroot -us -uc
- uhvsp に gnuplot-data_(version).deb と gnuplot-noxi_(version).deb を移動して dpkg -i
- apt-mark hold gnuplot-data gnuplot-nox
最後のアクションはこちらを参考。
Ubuntu・Debianでパッケージのバージョンアップを「保留」する方法【apt-mark】
あと、もとのスクリプトは gnuplot に
set timefmt x "%m-%d_%H:%M:%S"
を使っていたが、x があると駄目なように変わったみたいなのでこれを削除。
たぶん動くかな?
@
プログラムの再ビルド:
m431hg, bakelog, sqm などのコマンドが動かなかったので、各ホストで apt install build-essential して、それぞれ make して install。dialout グループにユーザを追加。
リビルドしないで実行しようとしたら、"command not found" というエラーになった。strace してみたけど、同じメッセージだった。まあ深追いしてもしょうがないけど、どういう事情なのかしら?
#1
HfN 成膜
ひさしぶり。Ar 0.60 Pa, 200 W。
N2 3.0 sccm 追加で 0.65 Pa になったから大丈夫だと思うけど、
プラズマにはあんまり窒素色が出ていない気がする。
まあ 2h。目を離していたらシャッターを曲げられた。うー。
途中で消えたとのこと。ふむう。
見にいったら、垂直軸が逆にずれていたので、再校正した。はて?
無事に再点火したので、-5+10 分となるように追加デポをお願いした。
@
GDS2204 の垂直軸校正:
マニュアルの P151。
なぜか 0 V 入力での値が 1DIV 上に出ていたので、この作業をしたらなおった。
これいつからだろう…
最初 O くんと M くんにレクチャしたときは出てなかったと思うが。
直近だったらいいんだけど…
extinction のときに確認したら、こんどは逆にずれていた。うーむ?
もういちど校正して戻した。
以上、6 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
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