JM-man-view とは、メール本文が man page のファイルのものを整形して表示するための Emacs Lisp です (Emacs 上で動くメーラを使っている人は特に便利です)。
woman.el と JM-man-view.el を load-path に置きます。 具体的には、例えば ~/elisp/ に両者を置き、 .emacs に
(setq load-path (cons (expand-file-name "~/elisp") load-path))
と追記するとよいでしょう。
.emacs に以下を追記します。
;; woman (autoload 'woman "woman" "Decode and browse a UN*X man page." t) (autoload 'woman-find-file "woman" "Find, decode and browse a specific UN*X man-page file." t) ;; JM-man-view (autoload 'JM-man-view "JM-man-view" nil t) (autoload 'JM-man-mail-view "JM-man-view" nil t)
以上で設定は終わりです。
メールが表示されているバッファに移動して、 M-x JM-man-view とすれば、 woman によって整形されたマニュアルが別フレーム (X ならウィンドウ) に表示されます。 Wanderlust/Mew を使っている場合は、 Summary モードで M-x JM-man-mail-view とすればマニュアルが表示されます。
JM-man-view.el は、整形対象とするバッファにおける roff 文書に対して、以下の仮定を置いています。
JMpost で投げられるマニュアルは上の条件を満たしますので、 特に意識しなくともかまいません。
現在のところ、woman.el は mdoc 形式のマニュアルの変換ができないようです。 したがって JM-man-view.el でも、 この形式のマニュアルは閲覧できないことになります。