JM-man-view.el の使い方

JM-man-view とは、メール本文が man page のファイルのものを整形して表示するための Emacs Lisp です (Emacs 上で動くメーラを使っている人は特に便利です)。

必要なもの

設定方法

  1. woman.el と JM-man-view.el を load-path に置きます。 具体的には、例えば ~/elisp/ に両者を置き、 .emacs に

    (setq load-path (cons (expand-file-name "~/elisp") load-path))
    

    と追記するとよいでしょう。

  2. .emacs に以下を追記します。

    ;; woman
    (autoload 'woman "woman"
      "Decode and browse a UN*X man page." t)
    (autoload 'woman-find-file "woman"
      "Find, decode and browse a specific UN*X man-page file." t)
    ;; JM-man-view
    (autoload 'JM-man-view "JM-man-view" nil t)
    (autoload 'JM-man-mail-view "JM-man-view" nil t)
    

以上で設定は終わりです。

使いかた

メールが表示されているバッファに移動して、 M-x JM-man-view とすれば、 woman によって整形されたマニュアルが別フレーム (X ならウィンドウ) に表示されます。 Wanderlust/Mew を使っている場合は、 Summary モードで M-x JM-man-mail-view とすればマニュアルが表示されます。

メールの条件

JM-man-view.el は、整形対象とするバッファにおける roff 文書に対して、以下の仮定を置いています。

  1. マニュアル部分の先頭行は、roffのコメントである .\" で始まる (行頭が .\")
  2. メール本文の最後まで manual である(= 本文の末尾にコメント等がない)

JMpost で投げられるマニュアルは上の条件を満たしますので、 特に意識しなくともかまいません。

制限

現在のところ、woman.el は mdoc 形式のマニュアルの変換ができないようです。 したがって JM-man-view.el でも、 この形式のマニュアルは閲覧できないことになります。


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