LLSEEK

Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2007-06-01
Index JM Home Page roff page
 

名前

_llseek - ファイルの読み書きオフセットの位置を変える  

書式

#include <sys/types.h>
#include <unistd.h>

int _llseek(unsigned int fd, unsigned long offset_high,
            unsigned long offset_low, loff_t *result,
            unsigned int whence);
 

説明

_llseek() 関数は、ファイル・ディスクリプター (descriptor) fd に関連づけられたオープンされたファイルのオフセットの位置を、相対的に (offset_high<<32) | offset_low バイトだけ変更する。 基準となる位置を表す whence には SEEK_SET, SEEK_CUR, SEEK_END のいずれかを指定し、それぞれ ファイルの先頭、ファイルの現在位置、 ファイルの最後を表す。 結果のファイル位置を result 引き数に返す。  

返り値

成功した場合は、 _llseek() は 0 を返す。 そうでなれば -1 という値が返り、エラーを示す errno が設定される。  

エラー

EBADF
fd がオープンされたファイル・ディスクリプターでない。
EFAULT
結果をユーザ空間にコピーするときに問題があった。
EINVAL
whence が不正である。
 

準拠

この関数は Linux 特有であり、移植性の必要なプログラムでは使用してはいけない。  

注意

glibc はこのシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。 syscall(2) を使って呼び出すこと。  

関連項目

lseek(2), lseek64(3)


 

Index

名前
書式
説明
返り値
エラー
準拠
注意
関連項目

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:31:50 GMT, November 19, 2007