CLEARENV
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前
clearenv - 環境 (environment) をクリアする
書式
#include <stdlib.h>
int clearenv(void);
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
clearenv():
_SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE
説明
clearenv()
関数は、名前と値が組になった全ての環境をクリアする。
さらに外部変数
environ
の値を NULL にする。
返り値
clearenv()
関数は、成功した場合は 0 を返し、
失敗した場合は 0 以外を返す。
バージョン
libc4, libc5 では使用できない。
glibc 2.0 以降の glibc で使用できる。
準拠
(DG/UX, HP-UX, QNX, などの) 多くの Unix 系 OS。
(FORTRAN77 へのバインディングである) POSIX.9。
POSIX.1-1996 では
clearenv()
と
putenv(3)
は採用されなかったが、
方針が変更され、この標準規格の以降の号 (B.4.6.1 を参照) では
採用されることになった。
しかし POSIX.1-2001 では
putenv(3)
しか追加されず、
clearenv()
の追加は否決された。
注意
この関数はセキュリティに考慮したアプリケーションで使われる。
この関数が使用できない場合は、
-
environ = NULL;
というように変数 environ を設定すればよい。
DG/UX と Tru64 man ページには次のように記されている:
environ
が
putenv(3),
getenv(3),
clearenv()
関数以外で変更された場合、
clearenv()
はエラーを返し、プロセス環境は変更前のままにされる。
関連項目
getenv(3),
putenv(3),
setenv(3),
unsetenv(3),
environ(7)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- バージョン
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
-
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Time: 04:31:34 GMT, November 19, 2007