SETENV

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前

setenv - 環境変数を変更または追加する  

書式

#include <stdlib.h>

int setenv(const char *name, const char *value, int overwrite);

int unsetenv(const char *name);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

setenv(), unsetenv(): _BSD_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L || _XOPEN_SOURCE >= 600  

説明

setenv() 関数は、name が存在しない場合 環境変数 name に値 value を設定し、環境に追加する。 name が環境に存在する場合、overwrite が 0 以外ならば その値を value に変更し、overwrite が 0 ならば name の値を変更しない。

unsetenv() 関数は、変数 name を環境から削除する。  

返り値

setenv() 関数は、成功すると 0 を返す。 環境に十分な空きが無い場合は -1 を返す。 unsetenv() 関数は、成功すると 0 を返す。 エラーの場合は -1 を返し、 errno を設定してエラーの原因を示す。  

エラー

EINVAL
name に '=' 文字が含まれている。
 

準拠

4.3BSD, POSIX.1-2001.  

注意

glibc 2.2.2 以前では、 unsetenv() は 返り値が void のプロトタイプであった。 もっと最近の glibc 版は、「書式」セクションで示しているように POSIX.1-2001 互換のプロトタイプである。  

バグ

POSIX.1-2001 では 「name に '=' 文字が含まれる場合、 setenv() はエラー EINVAL で失敗すべきである」と述べられている。 しかし 2.3.4 より前のバージョンの glibc では、 name に '=' 文字が含まれるのを許している。  

関連項目

clearenv(3), getenv(3), putenv(3), environ(7)


 

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Time: 04:32:01 GMT, November 19, 2007