#include <stdio.h> int fgetc(FILE *stream);
char *fgets(char *s, int size, FILE *stream);
int getc(FILE *stream);
int getchar(void);
char *gets(char *s);
int ungetc(int c, FILE *stream);
getc() は fgetc() と同様だが、 stream を複数回評価するマクロとして実装されているかもしれない。
getchar() は getc(stdin) と同じである。
gets() は、改行文字か EOF までの 1行を stdin から読み込み s が指すバッファに格納する (末尾の改行文字や EOF は '\0' に置き換えられる)。 バッファ・オーバーランのチェックは行われない (下記の バグ を参照)。
fgets() は stream から最大で size - 1 個の文字を読み込み、 s が指すバッファに格納する。読み込みは EOF または改行文字を読み込んだ後で停止する。 読み込まれた改行文字はバッファに格納される。 '\0' 文字が一つバッファの中の最後の文字の後に書き込まれる。
ungetc() は、後の read 操作で読めるように、 c を unsigned char にキャストして stream に書き戻す。 書き戻された文字は逆順に戻される; 書き戻しとして保証されているのは、一文字だけである。
ここで述べた関数や stdio ライブラリの入力関数を同じ入力ストリームに対して互いに混ぜて使うことができる。
これらの処理をロックせずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。
gets() と fgets() は、成功すると s を返し、エラーや 1 文字も読み込んでいないのにファイルの終わりになった 場合に NULL を返す。
ungetc() は成功すると c を返し、エラーの場合は EOF を返す。
入力ストリームのファイルディスクリプタに対して、 stdio ライブラリの入力関数と、低レベル呼び出しの read(2) を混ぜて呼び出す事は勧められない。 結果がどうなるかは分からず、おそらくあなたの 望んでいる結果にはならないだろう。