NETLINK

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 1999-05-14
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名前

netlink - netlink マクロ  

書式

#include <asm/types.h>

#include <linux/netlink.h>
int NLMSG_ALIGN(size_t len);
int NLMSG_LENGTH(size_t len);
int NLMSG_SPACE(size_t len);
void *NLMSG_DATA(struct nlmsghdr *nlh);
struct nlmsghdr *NLMSG_NEXT(struct nlmsghdr *nlh, int len);
int NLMSG_OK(struct nlmsghdr *nlh, int len);
int NLMSG_PAYLOAD(struct nlmsghdr *nlh, int len);
 

説明

<linux/netlink.h> では、 netlink データグラムにアクセスしたり、これを作成するための 標準マクロがいくつか定義されている。 これらは cmsg(3) で定義されている補助データ (auxiliary data) 用のマクロと、 その精神において似ているものである。 netlink ソケットに対してやりとりされるバッファには、 必ずこれらのマクロを使ってアクセスすべきである。
NLMSG_ALIGN
netlink メッセージの長さを丸めて正しく揃える。
NLMSG_LENGTH
格納領域 (payload) の長さ len を引数にとり、 nlmsghdrnlmsg_len フィールドに代入できる 揃えられた長さ (aligned length) を返す。
NLMSG_SPACE
ペイロードの長さが len の netlink メッセージのバイト数を返す。
NLMSG_DATA
与えた nlmsghdr に関連づけられた格納領域へのポインタを返す。
NLMSG_NEXT マルチパートメッセージにおいて、次の nlmsghdr を入手する。これを呼び出すときには、 現在の nlmsghdr で NLMSG_DONE がセットされていないことを 確認しなければならない。この関数は終端で NULL を返さないからである。 length 引数はメッセージバッファの残り長さが入った左辺値である。 このマクロはこの引数からメッセージヘッダの長さ分を差し引く。
NLMSG_OK
Netlink メッセージが途切れておらず、パーズ可能であれば真を返す。
NLMSG_PAYLOAD
nlmsghdr に関連づけられた格納領域の長さを返す。
 

準拠

これらのマクロは非標準で Linux での拡張である。  

注意

通常はカーネルの低レベルインターフェイスよりも、 libnetlink 経由で netlink を用いるほうが良い。  

関連項目

netlink(7)

および libnetlink に関しては ftp://ftp.inr.ac.ru/ip-routing/iproute2*


 

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Time: 04:31:54 GMT, November 19, 2007