STRCAT
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-06-15
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名前
strcat, strncat - 二つの文字列を連結する
書式
#include <string.h>
char *strcat(char *dest, const char *src);
char *strncat(char *dest, const char *src, size_t n);
説明
strcat()
関数は、dest 文字列の後に src 文字列を付け加える。
その際に、dest の最後にあるヌルバイト (`\0') は上書きされ、
新たに生成された文字列の末尾に終端のヌルバイトが付与される。
二つの文字列 src と dest は重なってはならない。
また、文字列 dest は、連結後の結果を格納するのに
十分な大きさでなければならない。
strncat()
も同様だが、以下の点が異なる。
- *
-
src のうち最大 n 文字が使用される。
- *
-
src が n 文字以上の場合、
src はヌル終端されている必要はない。
strcat()
と同じく、dest に格納される結果の文字列は常にヌル終端される。
src が n 文字以上の場合、
strcat()
は dest に n+1 文字を書き込む
(src からの n 文字と終端のヌルバイトである)。
したがって、dest の大きさは最低でも
strlen(dest)+n+1 でなければならない。
strncat()
の簡単な実装は以下のような感じであろう:
char*
strncat(char *dest, const char *src, size_t n)
{
size_t dest_len = strlen(dest);
size_t i;
for (i = 0 ; i < n && src[i] != '\0' ; i++)
dest[dest_len + i] = src[i];
dest[dest_len + i] = '\0';
return dest;
}
返り値
strcat()
関数と
strncat()
関数は、結果としてできる文字列
dest へのポインタを返す。
準拠
SVr4, 4.3BSD, C89, C99.
関連項目
bcopy(3),
memccpy(3),
memcpy(3),
strcpy(3),
strncpy(3),
wcscat(3),
wcsncat(3)
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
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- 返り値
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- 準拠
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- 関連項目
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Time: 04:32:05 GMT, November 19, 2007