TMPFILE
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2001-11-17
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名前
tmpfile - テンポラリファイルを作成する
書式
#include <stdio.h>
FILE *tmpfile(void);
説明
tmpfile()
関数はユニークなテンポラリファイルを
バイナリリードライトモード (w+b) でオープンする。
このファイルはクローズ時またはプログラムの終了時に自動的に削除される。
返り値
tmpfile()
関数はファイルポインタを返すか、
ユニークなファイルが作れなかったかオープンできなかった場合は NULL を返す。
後者の場合、エラーを表す errno を設定する。
エラー
- EACCES
-
ファイルのあるディレクトリにサーチのアクセス権 (search permission) がない。
- EEXIST
-
ユニークなファイル名が作成できなかった。
- EINTR
-
呼び出しがシグナルによって中断された。
- EMFILE
-
1 つのプロセスで使用可能なファイルディスクリプタ数を超過した。
- ENFILE
-
システム全体でオープン可能なファイル数を超過した。
- ENOSPC
-
ディレクトリに新しいファイルを追加するための空き領域がない。
- EROFS
-
読みだし専用ファイルシステムである。
準拠
SVr4, 4.3BSD, C89, C99, SUSv2, POSIX.1-2001.
注意
ストリームをオープンできなかった場合、
stdout にエラーメッセージが書き出される。
規格では
tmpfile()
が使うディレクトリは指定されていない。
glibc では <stdio.h> で定義されている
P_tmpdir をパスの先頭に使おうとする。
これが失敗した場合は、ディレクトリ /tmp を使う。
関連項目
exit(3),
mkstemp(3),
mktemp(3),
tempnam(3),
tmpnam(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
-
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Time: 04:32:08 GMT, November 19, 2007