ypset
Section: Maintenance Commands (8)
Updated: May 1998
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名前
ypset - ypbind を特定の NIS サーバーにバインドさせる
書式
ypset
[
-d domain
]
[
-h hostname
]
server
説明
ypset
を実行するためには、
ypbind
が
-ypset
または
-ypsetme
オプションを付けて起動されていなければならない。
詳細は
ypbind(8)
を見よ。
ypset
は、指定した
domain
の NIS サービスを
server
で走っている
ypserv(8)
から取得するように
ypbind
に伝える。
ローカルなネットに NIS サービスを提供している複数のホストがある場合には、
ypset
の実行が成功した場合でも、
ypbind
が他のホストにバインドしなおしていることがありうる。
例えば:
example% ypset host1
example% ypwhich
host2
これはちょっと混乱しやすい。これは NIS サブシステムに、
動作中の NIS サーバーを常に知ろうとする働きがあるからである。
host1 が ypbind に返答しない (ypserv が動作していなかったり、
負荷が高い場合など) と、 host2 で ypserv が動作していれば
そちらがバインドされるのである。
server
にはバインドさせる NIS サーバーを指定する。ホスト名または
IP アドレスでなければならない。これが動作するのは、
ypset
を実行したホストで、指定したドメインに対する有効なバインドが
すでになされていた場合に限られる。
多くの場合は
server
は IP アドレスで指定する必要があるだろう。
オプション
- -d domain
-
domainname(1)
が返すデフォルトのドメイン以外を指定する。
- -h hostname
-
ローカルマシンの代わりに、ホスト
hostname
に NIS バインドを行う。
関連項目
domainname(8),
ypbind(8),
ypcat(8),
ypmatch(1),
ypserv(8),
yppoll(8),
ypwhich(1)
著者
ypset
は
yp-tools
パッケージの一部である。
yp-tools
パッケージは Thorsten Kukuk <kukuk@suse.de>
によって書かれた。
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- 関連項目
-
- 著者
-
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Time: 04:33:03 GMT, November 19, 2007