なかのにっき
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原付。
兼職届、issp 関係、lbc 関係で数通メール。
done。基板交換だったらしい。
#4
[paper] 今日拾った論文 (RSI 76(5))
foil 型質量分析器というのは、foil 通過時に発生する
secondary electron と primary ion (or neutral atom) との
coincidence を使って TOF 相当の測定そする装置らしい。
その検出効率の較正を in-situ でやるには、というお話。
膜の熱伝導率測定の方法に、加熱部へ周波数ωの電流を流し (加熱周期は 2ω になる)、
検出抵抗の信号を 3ω成分として取り出す方法があるらしい。
通常は foil の裏から加熱、表に温度測定部を作って、というかたちで測るらしい。
それを multilayer に拡張するとどうなるか、という話。
具体的にターゲットにしてるのは基板+膜の系。
ω依存性を測定するのがミソなのか?
Pt porphyrin という蛍光体は励起すると 650 nm の光を出すが、
これとは別に、表面を攻撃した O2 に energy を渡し、
その O2 は decay のとき 1270 nm の radiation を出すらしい。
ということでこの二つの波長を比較して、O2 の表面での圧力を測定しよう、
というのがコンセプト。おもしろい。
クラスターに分子気体中を通過させて、そいつを拾わせる、という実験があるそうだが。
その通過セルの実効領域を短かくして deflection angle の scatter を抑えよう、
ということらしい。スキーマみたいのを入れているかたち。
速度が揃うから scatter が小さくなるということか。ふーむ、
しかしもうちょい良い構成がありそうな気もするが?
大澤くんが作業していた。んで安田くん吉田くんがレジュメ持ってきたのでコメント。
雨。久々に歩き電車歩き。まだ腰はちょっと本調子ではないな。
以上、1 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
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