なかのにっき
最新版はこちら。
突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、
メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や
フォーム
からどうぞ。
なおスパム除けのため、BBS 機能には
緩い認証を入れて
います。
検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、
下の簡易検索を試してみてください。
hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
原付。さむい。武蔵野郵便局の夜間窓口で校正結果の簡易書留を発送。
原付。良く晴れているが寒い、ありがちな冬の日。
#3
[labo] XPS lecture
今日からは実習編。しかしイントロ棒を引き抜くところでリークして圧力上昇。むー。
-9 乗 Torr 台に復帰するまで待ちましょう、ということに。
2E-9 Torr まで下がったので開始。今日は (ひとつの皿に載せた) SiOx 試料を 2 つ。
20:10 終了。ふむ。
昨年 9 月に発注したテフロン被覆温度計をもう一本エビサワへ。
#5
[paper] Google Reader で拾った論文 (PRB 75)
silver の rod を用いて、IR で波長限界以下の imaging ができるという話。
具体的には 0.2um 間隔で並べた 20nm 径 6um 長の rod dot matrix を抜いて文字を書き、29〜33 THz (10um くらい) の電波をあてるとどのように結像されるかというのの計算。
さて実際に実験で実現されるかどうか。
表面プラズモンがキモなので、μ波あたりだとうまくいかないのかな。
surfactant mediated epitaxy のモデル計算。cluster からの Ge 脱離の
barrier energy を導入することで、island 密度の coverage・温度依存性と
その universality を再現できた、としている。
#7
[paper] 今日拾った論文 (JVSTB 24(4))
これは 33rd Conf. on Phys. and Chem. of Semiconducter Interfaces (PCSI2006) の論文集を兼。
でもそっち方面では拾わなかった。
keynote っぽいやつ
はちょっと面白そうだったけど。
この 20 年の有機トランジスタの review とのこと。
易動度とその劣化、閾電圧、立ち上がり、
on/off 比など。47 refs。
CIGS の GB 付近の micro auger。
GB では Cu が欠乏し、ホールの再結合を妨げるのだということらしい。
二次電子放出率や CL のマップを SEM 像と重ね、
work function や再結合の様子の組成依存性についても議論。
MEMS で作った共振型圧力計。
Q 値と共振周波数の両方をうまく使うと、1〜10^5 Pa くらいの圧力が測れそう、
という実測結果。吸着性のガスの場合はどうか?
北大のグループ。ISSP2003 でも発表しておられたような?
機械研磨した Cu 表面 (RMS 10.5 nm) に、RT で 1keV Ar
を当てて表面粗さの AFM 測定。
70 deg で当てると、1E18 /cm^-2 な fluence で 8.9nm に減少したという結果。
あと 50nm 以上の高さを持つ部分の表面占有率〜という量も減少したとのこと。
done。ダイヤモンドペンの軸先の真鍮の部分が木製の柄から取れてしまった。
こんど接着剤買ってこないと。
以上、1 日分です。
タイトル一覧
中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
Since 1999-10-07
RSS feed,
更新時刻,
LIRS エントリ,
アクセス制御
(解説)
中野のホームページへ