なかのにっき
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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
原付。やや気温が上がっているのを感じる。
#2
家無線 LAN
ターミナル交換。うむ。
原付。曇り気温高。ねむい。
@
1 限 物性論:
boss の。60 分の試験の割に問題量が多くヘビーだったので、皆最後まで残っていた。
#5
[receipt] 紀伊国屋 BC 2,583 円
#6
購読中止
アスキーと Unix Magazine の定期購読を止め。
レポートの採点表が集まったので、いつものようにふにふに集計して送信。
しかし K 君の平均 9.58 点 (10 点満点中) というのはスゲエな。
うっかり集計スクリプトの出力
(Shift JIS 混じり) をリダイレクトせずに端末に流したら、
Suddenly the Dungeon collapses!! - You die...
というメッセージで screen が死んだ。驚いた。
いきなりネタをバラすと
問: 「ソフトウェア開発」が「モノ作り」でないなら、何なのだ?
答: 「設計」である。
であると。卓見。
取りそびれた人がいるということで、昼ちょっと実験室を開け。
ついでに空調の切れた部屋でファンを盛大に回していた
sc1420 な apserv を部屋に戻って halt。
#10
[paper] 今日拾った論文 (JMR 21(5), APL 88(17))
JMR は特になし。やっぱり mechanical な側面を扱った話が多いな。
CIS の MBE 成長の in-situ 放射光 XRD。
カルコパイライトはサイコロを 2 段重ねたような直方体をしていて、
長軸方向にサイコロ自体が伸びている構造をしているのだが、
そのサイコロ unit の構造 ("CuAl") が metastable として存在し、
伸び軸の方向に歪みがあるのでは、という話。
もし "CuAl" 構造が最終的な膜に残っていたら、solar cell performance
にも影響するのでは、といっている。
豊田中研。窒化亜鉛を酸化して p 型 ZnO を作ろうという試み。
反応性 RF スパッタで Zn3N2 を作り、(おそらく大気圧の) 酸素フロー中で
500〜800℃ のアニールを 60min。Transparent。contact は Ohmic を Au,
Schottky を Al で。んで p 型の Schottky バリアダイオードになったで、つーことらしい。
あと DLOS, XRD, SIMS。本当だったら凄い。
ガラス上にスパッタでつけた 75nm の Ag 膜に、
FIB で系 7.55um (幅 140nm) の円周状スリット (8 の字にふたつ)
を切っておき、裏から波長可変レーザーで照らして NSOM で表面プラズモンを見た話。
綺麗な干渉像。波長を決め、k-E の分散関係が (諸々考慮に入れても)
文献値とは大分違うよ、ということらしい。
UHV スパッタで普通に Si 上に 20um の Cu 膜を付け、
peel して dog-bone にして強度測定。bulk の三倍くらい。
この理由として高密度の twin を考え、
HRTEM で観察、{111} で 成長方向に垂直 (…って GB じゃないの?)、
5nm 間隔くらいのがあるでーということのようで。
16:00〜18:00。
寝ている最中に神田先生が院試監督の件で来室、
ボーっとした頭で受け答えしていたら 1 限の監督になってしまった。
さらに日記へメモの途中、コピペをミスってエントリをやたら増やしてしまった。
というわけで 9/8。
#13
[paper] 今日拾った論文 2 (PRB 73(13-16), PRL 96(16))
Ga ion を diamond 表面に当てたときの SEE の減少を見た話。
energy は 1〜30keV、ion fluence は 〜7×10^11 /cm^2 のと、
ぐっと減らして 2×10^10 のと。
charge up とか、それによる band bending あたりの話を真面目に取り扱っている。
accept 前だったら MgO の paper にも入れておきたいところだったな
(って校訂作業中にはこの論文もう出ていたわけだが…)。
Si(100) を 1keV の Ar+ で (incidence angle 12°) で 240uA/cm^2 で 10 分、
定常状態に達するまで。温度を 300〜550K で変えて拡散の具合を変えて構造を AFM 観察。
低温の方が残る dot のサイズが大きい。
連続体モデルで議論。
adatom, advacancy の hopping 的表面拡散による表面形態 (特に空間波数)
の発展について。離散的アプローチ。しかし難しい。
フタロシアニンの蒸着による表面形態の発展を AFM で観察、
スケーリング解析したもの。
α_loc が介在するいわゆる anomolous な発展を見せる。
島密度が変化せず、そのまま柱のように上方に成長するとして解釈できるとのこと。
磁場中の金属流体は流れの速度に比例した Lorentz 力を受けるが、
その反作用として磁石に及ぶ力を計測して速度を求めましょ、という話。
電磁気のネタ話としておもろそう。
こっちも dist-upgrade、カーネルも久々に更新。
madwifi-source / madwifi-tools がパッケージになっていたので、
README.Debian に従って作業。
linux-source-2.6.17 を展開したディレクトリに 2.6.11 の config を .config としてコピーし、
make-kpkg --revision x31.1 --rootcmd fakeroot --added-modules madwifi kernel_image modules
を実行。
kernel の package は無事できたが、
madwifi の deb は --rootcmd を理解しないというようなメッセージが出たので、
sudo make-kpkg --added-modules madwifi modules
を再度行ったら作成された。dpkg -i でインストール、再起動したら無事認識。
以上、1 日分です。
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