なかのにっき
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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
うひ、星先生と畑先生のあとか。
提出書類・機材などに関する fax は、さっさと返送。
#2
[CD] Michala Petri
結城さんのところ
で見かけ、
Best
,
Bach & Telemann
,
Air
と立て続けに買ってすっかりハマる。
文書書き作業の邪魔にならないので、かなりのヘビーローテーションになっている。
なんで今さら書こうと思ったかというと、
ちょうど Best の Grieg "Once Upon A Time"
を聞いたところで、ちょっと涙腺が緩むくらい良かったから (←邪魔になってる。笑)。
本家
の方で試聴できるようなので (Disc2 の 25 トラック)、お試しください。
ほんとはサビのところがいいんだけど。
2004 年に BWTek の分光計を購入したときに担当いただいた滝上さんが、
独立して会社を設立されたとの由。
感度補正
のサービスはいいなあ。
やはり S2410W にすれば良かったか…などといまさら思う自分であったとさ。
S2110W
だと A4 100% では微妙に縦スクロールが必要になるのが残念なところ。
#5
[dept] HRC workshop resume
ひとまず叩き台完成。boss へ sent。
スライドは去年の ISSP のと仲田くんの中間・卒論発表の合わせ技で、
なんとかいけるだろう。
洗濯。掃除もせんとならんのやが。
風呂入りつつ読了。訳者後書きにもあるように、
一般人はリーマンのζ関数に馴染みがないだろうから、
フェルマーの最終定理と比べるとそもそもリーマン予想を理解することが難しい。
その意味での敷居は確かに高いかもしれない。
自分は確か学部 2 年生のあたりでちろっと聞いたような覚えがないでもないのだが、
でもすっかり忘れていた。
素数のわけのわからん性質へ、様々なアプローチが試みられていくところは、
非常にエキサイティング。また暗号、原子核波動関数、量子カオスなどとこの予想との
関係が述べられている後半は、「へー」ボタンがあれば押しまくっていただろう。
近現代のリーマン予想の主役達の人間的な側面も興味深い。
全然数学の知識がないとつらいだろうけど、大学の教養数学と、
ちょっと関数論を齧ったくらいの自分でも楽しく読めた。
サイモン・シンのフェルマー本
*1
あたりを楽しく読めた人なら、
凄く楽しめるのではないかと。訳も素晴らしかった。
*1: ちなみにフェルマー本と登場人物は結構被る。
ワイルズも出てくるし、カッツとかも。
日も落ちてから原付。小金井大勝軒経由。
#10
[dept] HRC workshop
レジュメを坪村先生へ提出。
チェックリストが回ってきていたので記入、記録簿を準備、
保管庫の鍵チェックなど。
保管庫は壁固定がされていなかったので、早々にやってもらわなければ。
月曜に小河さんに電話かな。
むぅ、さすがに無くなって即仕事が行き詰まることはないけど、
最近 html なメールは基本的に gmail 送りにしてるから、
あぼんされるとかなり困るなあ。
backup つっても、pop で 134M 取ってくるのも大変だしなあ。むー。
ちなみに「gmail バックアップ」としてググると、
gmail をバックアップ先にしてるものばかり (苦笑)。
ウエハ 1 + 2/5 枚分をノーミスで。
このとき
探してたやつ。暗室にあったのを大澤くんが見つけて持ってきてくれた。
ありがとうありがとう。しかし俺は本当にもうだめだ。
#16
[paper] 今日拾った論文 (APL 88(5), PRL 96(4))
5weeks 遅れか…
PRL は当たらず。
このへん
のタイトルはちょっとソソられなくもなかったが。
Kretschmann 配置の Ag 上に Alq3 を付けて dye laser (410nm) で蛍光、
SPP 的に取り出せる光の強度が Ag 膜厚とどう相関するかを見た話。
実験では 50 nm に maximum があったとのこと。
ポリイミド上に 100-175℃ で 1-26nm 厚のアルミナを CVD で付け、
ガスバリアとしての機能 (特に水蒸気) を調べた話。
OLED のアプリケーションを考えているらしい。
PET 上のシリカに比べると、2 桁以上良い、ということらしいが。
GaAs(001) 上に MBE でエピ成長させ、
スパッタクリーニング/アニーリングで清浄化して LEED 測定した話。
soft XPS での化学状態測定も併用して構造モデルを提案している。
Qmass 測定。結構な量の AlO が、また 10^-4 Pa の H2O 添加時には
Al+ flux とコンパラな OH+ や AlOH+ が検知されたとのこと。
このへんはイオンだけど、逆にイオン化のしやすさを考えると AlO の方が
neutral flux としては多いんじゃないか、ということらしい。重要な結果。
PowerEdge SC430 ベースで取ってみた。番号/pass は秘密日記に。
#18
[paper] 今日拾った論文(2) (TSF 499&500)
TSF499 は
ICNME 2004
の proceedings。
CVD で composition を制御し、屈折率可変の膜を作ろうという話らしい。
まあ拾うまではいかんか。
マグネトロンスパッタでクラスタ形成、
容器壁の温度でクラスタサイズを制御。むぅ?
超高真空装置の Mg 表面の oxidation を XPS とかエリプソとかで見た話らしい。
真空が良すぎるとかえって膜の特性が悪いとか abst には書いてあるけど、
ほんまかいな。
以上、1 日分です。
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