なかのにっき
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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
#1
スタート
流行ものに弱いのではじめてみた(笑)
自分用のメモにできるといいかな。
グリシャムの新しい文庫。
日曜日読了の本だけど、せっかくなので書いておこう。
舞台は巨額の賠償金が絡むアメリカのタバコ訴訟。
タバコの吸いすぎで肺ガンになって死んだ男の妻による、
「タバコ会社はタバコの中毒性を知りながら公開をせず、
それどころかその中毒性を利用さえしていたために私の夫は死んだ。
懲罰的賠償を!」
というやつ。弁護士が唆して起こすタイプの裁判だ。
こんなので一回でも負けようものなら、
雨後のタケノコのように連続して裁判を起こされ、
身ぐるみはがれるのは確実なので、
タバコ会社は必死に (つまり巨額の金を使って)
これを阻止しようとしている。
この法廷に陪審員として正体不明の青年が潜り込む。
彼の正体を暴き、味方に引き入れようと、
原告側・被告側とも戦略を練るが、
意外にもその陪審員の「友人」と名乗る謎の女から
両陣営にコンタクトが...
一応これまで文庫になったグリシャムの本は全部読んできたけど、
多分最高傑作ではないかな?
「処刑室」あたりでは伏線がぷちぷち切れてたりしてて、
プロット的に不満があったりしたけど、
今回はすっきり収まっている。
クライマックスのどんでん返し (これは予想がついたけど)
のあとにちょっと面白いどんでん返しがもう一つあるのも
読後感を爽やかにしていて good。
読中の中毒性はいつものグリシャム。
人物造形も今回はバラエティに富んでおり、
特に悪役風の被告側の黒幕がいい。
ただし主人公 (が誰だかはナイショ)
がこの計画を行うに至った動機はちょっと弱いけどね。
あえて不満があるとしたらそのくらいかな。
#3
12/18 は
#4
後期学生実験開始
うーむ、カラダが慣れとらん。
#5
[JM] 今日の commit
util-linux の更新ページを 8 つリリースにした
(arch.1, dmesg.8, fdisk.8, mkfs.8, mkswap.8,
swapon.8, mount.8, shutdown.8)。
これでキレイなカラダに... と思ったら、
hwclock.8 が残っていた(泣)
それに util-linux 自体 2.9v → 2.9y に update しているとの噂も..
(コワイので未確認)
@
N. S. McIntyre, et al.; JVST A 17(4) pp.1116 (1999):
XPS のスペクトルを Maximum Entropy Method で評価するお話。
工藤研の Dr の人がそんな話だったような...
@
S. Omori and Y. Nihei; JVST A 17(4) pp.1621 (1999):
Photoelectron diffraction の理論計算に
Tensor LEED のスキームを応用した話。
@
V. Zhukov, et al.; JVST A 17(4) pp.1727 (1999):
Al の初期酸化を XPS で調べた実験。
300K, O2 300L で O coverage は 1ML くらいらしい。
ちょうど昨日の輪講で「fresh な金属面での酸化反応確率はどのくらいか」
なんて話が出てた。実にタイムリーである。
@
S. Parascandola, et al.; APL 75(13) pp.1851 (1999):
Plasma Diffusion Treatment (PDT) という低圧プラズマを用いた
拡散法があるらしい。その時バリアとなる酸化層の、
残留 O2 による生成と、スパッタによる除去のバランスを考えている論文。
反応性スパッタに通じる部分があるかも。
#1
[labo] 作業結果の www による整理
みたいな感じで作ってみた (壁中なんで研究室の外からは見えません)。
これに namazu の検索を噛ませれば、
色々便利になりそうな気がする。
秋田くん後はよろしく(笑)
今日買った
日経 Linux
の記事に WorkPad 用の One Time Password 計算機
pilOTP
の情報が載っていたので、懸案だった surf の OTP 化を実行に移した。
*1
から opie-2.32.tar.gz を取得、インストールしてみる。
configure --enable-access-file=/etc/opieaccess
make
make install
でおしまい。
/bin/login, /bin/su, /usr/sbin/in.ftpd 等を
置き換えてくれていた
(オリジナルは hoge.opie.old という名前で保存してくれている)
が、
surf に必要なのは telnet login 用のものだけなので
/bin/login 以外は元に戻す。
Workpad に pilOTP を入れたら、
opiepasswd コマンドを端末から実行。
チャレンジが出るので、 Pass Phrase とともに pilOTP で計算、
結果を入力すれば初期設定が完了。
ローカルなネットワークからは平文 passwd で入れるよう、
/etc/opieaccess に
permit 192.168.0.0 255.255.255.0
みたいな設定をしておく (このあたりヨワい (^^;
*1: 自宅からは ssh でいいんだけど、出張の時とかに。
#3
[JM] 今日の commit
manual/util-linux/original/ 以下を 2.9v → 2.9y に更新。
うぅ、 mount.8 が更新されている... しかも結構大きい (;_;)
しょうがないので mount.8 からは逃げて、
hwclock.8 をちまちまと更新する。
なんかできの悪いハードウェアをカバーしようと
色々なところで苦しんでるみたいで思わず同情。
「読んだ」というよりは「眺めた」の方が正確かも(笑)
@
H. -M. Katsch, et al.; APL 75(14) pp.2023 (1999):
O2 RF 放電 (13.56 MHz) の測定.
2 photon LIF による O 原子密度分布、 L probe によるイオン密度の
RF 電力依存性を測定.
こいつが 50〜60 Pa, RF 電圧 280V 程度で minimum をとり、
O- イオンの発生と見る。
L probe の electron saturation current を見ると、
300us (数 kHz) 程度で振動している。
この不安定性も 電子付着による O- イオンの生成によるものと推定.
13.8 Pa, 150V での e-:O- が 5:3 位の結果を出している.
@
C. Heske, et al.; APL 75(14) pp.2082 (1999):
X-ray Emission Spectroscopy (X 線励起の X 線分光)
と XPS + sputter を用いて, 埋もれた原子種を見ようとする試み.
CdS, CIGS (Cu (In,Ge) Se2) 界面への Na 偏析を観察.
XES はやっぱり synchrotron rad. ビームを使ってる。
@
V. W. Stone, et al.; PRB 60(8) pp.5883 (1999):
ポリマー表面の粗さ測定を
X 線反射率測定 (XRR), X 線散漫散乱 (XDS), AFM で行った論文.
Yang, Wang, Lu の評価法とはちょっと違うみたい.
@
L. B. Jonson, et al.; JVST A 17(4) pp.1827 (1999):
Berg グループの反応性スパッタの論文.
ターゲットにできる化合物の厚さをモデル化.
@
M. F. Tabet and W. A. McGahan; JVST A 17(4) pp.1836 (1999):
透明膜の反射率データから膜厚と Cauchy パラメータを決定する際,
ニューラルネットワークを利用する試み.
@
K. ZHang, et al.; JVST A 17(4) pp.1843 (1999):
ITO 膜の T, R 測定から n, k を決定.
Forouhi-Bloomer の分散関係を使っている.
1996 に提案されたやつらしい.
@
S. Berg and I. V. Katardjiev; JVST A 17(4) pp.1916 (1999):
選択スパッタのシミュレーションコード.
@
S. Desa, et al.; JVST A 17(4) pp.1926 (1999):
スパッタプラズマのモデル化 (target シースあたりの扱いがおもろそう)
+ DSMC. やはり Bird の本は読まねばならんなー
(はよしてくれ > amazon.com)
@
J. C. S. Kools, et al.; JVST A 17(4) pp.1941 (1999):
long throw + collimated sputtering.
しかし今日は多かった... って,
45th AVS の proceedings なんかに手をつけたからだけど.
#5
[LDP] 今日の ldp-discuss
平和.
#1
[labo] お買い物 TODO
- ガラス基板 (シグマ光機)
- Cu ターゲット (フルウチ化学)
#2
[JF] 今日の commit
JF を商用配布したい、という問い合わせが良く来るので、
info ファイルの COPY で許されていないものをチェックしてみる。
ほとんどは、おっけーなんじゃないかと判断。
著作権のページもちゃんと作らんといかんですねー
#3
[JM] 今日の commit
アーカイブのインストールスクリプト周りを修正.
この辺はろくに perl を知らない頃に書いたものなので、
とっても恥ずかしいミスがたくさんあった(^^;
皆さんに使ってもらうスクリプトなので、
-w して use strict vars; する。
ところで use strict subs; すると
$hoge =~ s/ /_/eg;
みたいなのがエラーになっちゃうんだが、
これってどう対処するのが正しいんだろか?
translation_list と release/ ディレクトリの整合性もチェック.
SysVinit の sulogin.8 と GNU sh-utils の su.1 は、
それぞれ shadow パッケージのものだった.
sh-utils の su.1 は自分が訳したやつだったので見付かったんだけど、
SysVinit の sulogin.8 は結局見付からなかった...
あと残件は ML の welcome msgs だな.
まあ JF のをコピーしてちょっと編集すればすむだろうと思うけど.
@
J. Yamada; APL 75(12) pp.1805 (1999):
Evanescent wave を両側から入れて表面に定在波を作り、
その中を移動する粒子から散乱された光を観察する。
散乱光の強度が定在波の節・腹で周期的に変わるので、
強度の時間変化から速度が計算できる
(Doppler velocimetry というらしい)。
@
F. Davanloo, et al.; JMR 14(8) pp.3474 (1999):
laser abration によって作ったダイヤモンド膜 (なの?) を
スクラッチテストして密着性をテスト。 AE を使っている。
昨日の反動か今日のヒット率はいまいち.
#5
[LDP] 今日の ldp-discuss
@
HOWTO vs. mini-HOWTO??:
まずは問いかけだけ. 以下は私見.
昔は sgml が HOWTO, txt が mini-HOWTO っていう
位置付けだったのかな. 今はもう、皆 Docbook sgml にしちゃえ、
って言う方向だから, 区別する意味はあまりないのかも.
#1
[JF] 今日の commit
著作権関係のページ
を作成。ブランチタグは nakano_copyright_19990905。
最近ディストリビューションのリリースラッシュだけど、
これで手間が省けるといいなあ。
#2
[linux] 自宅の bind 設定
自宅の debian マシンの bind 周りをちょいいじる。
これは ISDN ルータの内側についてるマシンで、
ISDN は諸々の事情で自動発呼になっているため、
- テレホタイムには ISP にフォワードしたい
- それ以外はローカルだけをさばきたい
というのが作業の動機。
で、まず /etc/named.conf.forward と /etc/named.conf.local
を用意する。 forward の方は、最初の部分がこんなかんじ
options {
notify no;
directory "/var/named";
forward first;
forwarders {
(ISP name 鯖の IP アドレス)
};
};
zone "." {
type hint;
file "named.root";
};
この後にローカルの設定が続く。
/var/named.root は
. 99999999 IN NS NAMESERVER.ISP.NE.JP
NAMESERVER.ISP.NE.JP. 99999999 IN A (IP アドレス)
とした。
*1
一方 named.conf.local の方は
options {
directory "/var/named";
};
だけにする (もちろんローカルの設定はこの後に続く)。
/etc/named.conf をこれらへのシンボリックリンクとして作成し、
適宜切り替えて named を再起動すればおっけー。
ということで /etc/init.d/bind の start) と stop) をちょい変更、
start)
echo -n "Starting domain name service: named"
time=`date '+%H'`
if [ $time -lt 8 -o $time -ge 23 ]; then
echo -n " with forwarding"
(cd /etc; ln -sf named.conf.forward named.conf)
fi
start-stop-daemon --start --quiet --exec /usr/sbin/named
echo "."
;;
stop)
echo -n "Stopping domain name service: named"
start-stop-daemon --stop --quiet \
--pidfile /var/run/named.pid --exec /usr/sbin/named
(cd /etc; ln -sf named.conf.local named.conf)
echo "."
;;
のようにした。これで shutdown の時は
named.conf → named.conf.local となり、
ブート時にはテレホタイムなら → forward,
それ以外ならlocal のまま、ということになる。
さらにテレホタイム以外にも名前解決をしたい場合を考えて、
/usr/local/bin に bind, unbind というコマンドを置いた。
それぞれリンクを張りなおして start-stop-daemon --stop、
start-stop-daemon --start するだけのもの。
名前解決が必要なときは "sudo bind" し、
作業が終わったら "sudo unbind" すればおけ。
cron にもしこんでおくといいかもしれない(笑)
*1: これは "forward first" が設定してあればたぶんいらんだろうけど。
#3
ラグビーワールドカップ
さすがにウェールズは強かった。
でも日本もいいとこ見せてくれた。
アルゼンチン戦は勝ってほしいなあ。
- よしだともこのルート訪問記 書籍版
- 街道を行く 24 近江散歩、奈良散歩
自宅に死蔵されていた...
@
B. Shan, et al.; JJAP 38(3A) pp.1558 (1999):
高速 X 線カメラ。連続シャッターが 4 つまで切れる。
Z ピンチプラズマを観察している。
@
R. Kimura, et al.; JJAP 38(3B) pp.L289 (1999):
CuInSe2 膜のを co-evap. で作成。Cu リッチな第一層と、
In リッチな第二層を作る。第一層には Na2Se を混ぜ込んだサンプルを作り、
PL を測定。Na をいれると欠陥が減って再結合を抑制するらしい。
@
M. Degawa, et al.; JJAP 38(3B) pp.L308 (1999):
八木研。
14〜15 度傾斜させた Si (111), Si (001) に DC 電流を流し、
SEM, REM で測定。巨大なステップバンチ、ステップの "wanderring"
(ステップがぐにゃぐにゃ曲がる) などが観察されている。
以上、4 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
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