なかのにっき

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1999年11月01日(月) [n年日記]

#1 体調とか

うーんだるい... 土曜日のダメージを引きずっているのだろうか。

日記の皆勤賞もとうとう途切れたなあ :-) まあ気楽につづけましょ。

#2 [paper] 今日読んだ論文

週末に来てたのは PRL だけだった。

I. Dorofeyav, et al.; PRL 83(12) pp.2402 (1999):

ノイズのある電磁場のもとに置かれた microscopic な固体が ブラウン運動をする、という話。 UHV-AFM を使っている。 距離によって共振周波数が変化し、 peak の broadning がおこっているらしい。 d = 0.5〜12nm で、共振周波数は 3kHz 〜 5kHz。

Y. Uehara, T. Fujita ans S. Ushioda; pp.2445 (1999):

Au(110)-(2x1) 表面からの STM に伴う発光の観察。 Au の清浄化過程が [6] で引用されている。

#3 [LDP] 10/29〜 の ldp-discuss

18 通ほど.

Re: Union?:

「GNU の文書を LDP と統合」に対する反対意見に関する rms の突っ込み。 「フリーでない文書には代替を」「GPL は文書にかかるライセンスじゃないよ」

一方で Aznar さんより「GNOME や KDE の連中は OSWG とやることになったらしい。 統合のチャンスは現時点では失われつつある」

Re: Manifesto Draft-2:

GNU/Linux vs. Linux 論争 :-) LDP ではどちらを使うのか?
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1999年11月02日(火) [n年日記]

#1 学生実験

風邪による欠席や, 単位取得をあきらめて出てこなくなる学生が多くなる今日この頃 (実験は必修なので, 進級もあきらめることになるのだが...). 実は実験のスケジュールには「予備」というのがあって、 レギュラーが埋まればその人は帰っていい、となっているのだが、 今日はその「予備」の人にゴネられて大変だった。 アレがいわゆる「逆ギレ」とゆーやつなんだろうか。ふぅ。

#2 「netscape communicator 4.6」の「composer」

ダメ. こういう腐った html を吐くプログラムは死ね.
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1999年11月03日(水) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

JMR Vol.14 No.6 は Nanoindentation の特集号. 専門の人には非常に情報がまとまっていていいですね. *1

ざっと眺めた感じでは, FEM を使った計算が多いようだ. などが目立つ.

特集の中から興味を引いたものをピックアップ.

M. S. Bobji and S. K. Biswas; JMR 14(6) pp.2259 (1999):

粗い表面への indentation. 巨視→微視で異なる roughness 構造を持つ 表面における Hertzian Force をまず議論し、Fractal な表面に つないでいる。

Xiaodong Li and B. Bhushan; JMR 14(6) pp.2328 (1999):

Carbon 膜に nanoindentation, さらに scratch を行っている. 破壊モードに関しては, Thick → crack, Thin → Delamination & backling の例の議論が適用されている.

以下はその他の article から.

G. S. Hwang, et al; JMR 14(6) pp.2377 (1999):

CVD の trench filling 問題のシミュレーション. surface diffusion の効果を調べている.

*1: スパッタの特集号って出ないかのう...

#2 [linux] Linux Journal 11 月号

Linus さんの interview がナイス :-) 特集は Database だけど、うちでは使わんな(笑)

#3 [LDP] 11/2 の ldp-discuss

11 通.

free vs. non-free debate:

Aznar 氏の
We will refuse documentation covering non-free software.
に対しいくつか反論.

Rubini さんからは擁護論も.
> From: Mark Komarinski <markk@cgipc.com>
>
> I don't think it's in our "charter" to dictate to people what they
> should use.  We should provide a higher emphasis on free software,
> but denying documentation about non-free software is shooting the
> Linux community in the foot.

It depends on what is your definition of "the Linux community". If it
is "everybody who's running the Linux kernel", then you are right. So
the LDP should endorse the documents about StarOffice, Word Perfect
and even Word for Linux.  But will you *really* be happy of
distributing non-modifiable full-of-microsoft-ads documents describing
Word for Linux?
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1999年11月04日(木) [n年日記]

#1 中間発表まであと 2 日

修羅場である :-)

でも今年は皆これまで頑張ってたから大丈夫かな。
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1999年11月05日(金) [n年日記]

#1 [labo] 中間発表は明日。

つ、疲れた... ってなぜ俺が(笑)
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1999年11月06日() [n年日記]

#1 [labo] 中間発表

終わった。ふぅ。
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1999年11月07日() [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の arp.7, icmp.7, raw.7。明日には JM のドラフトディレクトリ に登場する、はず。

ついでに sec7 のプロトコル関係を予約してみる。
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1999年11月08日(月) [n年日記]

#1 [LDP] 11/3〜11/7 の ldp-discuss

溜めてしまった 50 通.

free vs. non-free debate:

続いている. 平行線のように見えるなあ. free と non-free カテゴリを分けようとか, やっぱ GNU/Linux って呼ぼうとか, GNU の占める割合はどのくらいだとか, 結局収束はしなさそうな気配(笑)

Working SGML package:

上記ブランチより分岐. 良さそうな URL をいくつか. 一つめは既に佐野さんが debian-doc で紹介済 :-) OpenJade という実装もあるらしい.
   "OpenJade is a command line application and a set of components.
    The DSSSL engine receives as input an SGML or XML document and
    transforms it into formats like:

    - XML representation of the flow object tree.
    - RTF format that can be rendered and printed with Microsoft's
      free Word Viewer 97
    - TeX format
    - MIF format that can be rendered and printed with Framemaker
    - SGML or XML format. This is used in conjunction with non-standard
      flow object classes to generate SGML, thus allowing OpenJade to
      be used for SGML/XML transformations."

NEW HOWTO Feedback?:

まあ上記のような議論があったので, そっち系の人がそっち系のフォローをつけたりするけど, 普通の人は好意的な反応をしている :-)

#2 [JM] 今日の commit

#3 [labo] 明立精機

AFM 用の振動減衰装置メーカとして推薦された。
* (http://www.meiritsu.co.jp/)
営業の人と電話で話したが、 AFM や STM の除振に経験があるらしく、頼もしい。 デモ機を貸してもらうことになる。買うことになりそう。
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1999年11月09日(火) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の udp.7 のドラフト.
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1999年11月10日(水) [n年日記]

#1 [LDP] 11/9 の ldp-discuss

12 通。

Re: working SGML package:

 > I'd be interested in hearing what you (that's a collective "you";
 > any and all involved) would like to have in an ideal toolset.

 I would very much like better plain text output support. I hear that
 this low tech output is even less supported in newer systems than in
 the existing Linuxdoc systems and that I find disturbing (hopefully
 something has been done to fix this).

Some technical suggestions:

Gjoen さんから、 LDP をユーザにとって便利にするためにはどうするか、の提案。 以下は簡単なサマリ。 その後 cogNiTioN 氏との会話で、 などの意見が出ている。

Re: Priorities (was: working SGML package):

さっさと DocBook base の V2 にしようよ、との主張多し。 に RPM が置かれているらしい。

#2 [paper] 今日読んだ論文

S. Cho, et al.; APL 75(18) pp.2761 (1999):

スパッタした Zn 膜を高温で酸化して ZnO を作り、 フォトルミを見ている。結構光る。

T. D. Stowe, et al.; APL 75(18) (1999):

Si 上で電圧をかけた金属探針を lateral に振り、 鏡像力から直下の電荷密度 → dopant 密度を測定する方法。おもろい。

M. Joseph, H. Tabata and T. Kawai; JJAP part2, 38(11A) pp.L1205 (1999):

ZnO に Ga と N を同時にドーピングすると p 型になるとのこと。 製膜は PLD。

#3 [labo] 発注記録

藤本理化にカバーガラスとエアブロワー。

#4 [labo] Quesant ScanAtomic

1280x1024 で 3D イメージをフル画像表示するとハングするようだ。 1024x768 なら大丈夫だった。
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1999年11月11日(木) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

F. I. Baida, et al.; PRB 60(11) pp.7812 (1999):

Kretchmann config. を利用した SP-NF microscopy で, 入力光が Gaussian beam だったときの減衰場の計算.

K. Hata, S. Yasuda and H Shigekawa; PRB 60(11) pp.8164 (1999):

筑波大 重川先生のグループ. Si(100)-2x1 の AFM 像における dimer image の実験的・理論的解釈。high bias では, filled state image でも empty state image でも表面のπ state 以外が重要になる, との議論. 精密に調べられており, 今後重要な論文になるのではなかろうか.

C. Lopez-Batidas and W. Luis Mochan; PRB 60(11) pp.8348 (1999):

Ag 単結晶の表面 plasmon の分散曲線の理論計算。難しい(^^;

J. A. Sanchez-Gil and A. A. Maradudin; PRB 60(11) pp.8359 (1999):

surface plasmon が表面の欠陥によって散乱されるときの near field image と far field image の計算。

#2 ばんめし

大学の先輩が起業するとのことで, 「事業計画に関するコメントをくれ」 というわけで晩飯は吉祥寺 飲々菜々。 いろいろと話した. ちょっと無責任に流れたかと心配.
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1999年11月12日(金) [n年日記]

#1 [linux] new box

15G x 2 のディスクを目の前に途方に暮れる(^^; とりあえず以下のようにしてみた。
/dev/hda1      /boot      200M
/dev/hda2      /opt.libs  1G
/dev/hda3      swap       256M
/dev/hda5      home1      10G
/dev/hda6      /          1.3G
/dev/hda7      archive1   rest

/dev/hdc1      /usr       1.5G
/dev/hdc2      /swap      256M
/dev/hdc5      home2      10G
/dev/hdc6      /var       1G
/dev/hdc7      archive2   rest
home[12], archive[12] はそれぞれ /home, /archive に raid0 で利用.

自分の貧乏性を呪う(笑)

#2 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の tcp.7。 LDP man-pages は 1.27 に上がっていたが、 作業中のページには大きな変更がなく、一安心。
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1999年11月13日() [n年日記]

#1 [linux] 続・ new box

カーネル作る:

もちろん知ってる人は知ってるんだろうけど patch-kernel 便利〜
cd /usr/src
bzip2 -dc /usr/local/src/kernel/linux-2.2.0.bz2 | tar xf -
cd linux
scripts/patch-kernel . /usr/local/src/kernel
で終了。

raid0 の設定する:

mkraid -c16k raid0 /dev/md0 /dev/hda5 /dev/hda5
mkraid -c8k  raid0 /dev/md1 /dev/hda7 /dev/hda7
mdadd -a
mdrun -a
mke2fs -c /dev/md0; mke2fs -c /dev/md1
... で 30 分ほど待つ :-)

唆されて potato に dist-upgrade する:

もらったアドバイスに従った手順。 sources.list はこんな感じ。
deb http://www.jp.debian.org/debian potato main contrib non-free
deb http://www.jp.debian.org/debian-non-US potato/non-US main contrib non-free
deb http://www.debian.or.jp/debian-jp potato-jp main contrib non-free
3 点ほど問題があったが、いずれも BTS で報告済みだった :-) 最後のは
dpkg --force-overwrite --install nisほげ.deb
することでとりあえず workaround (tnx > gotom).

ということで、やっぱり potato 環境いいですね。 最新版って感じで。 manpages-ja も JM の最新アーカイブだし :-)

#2 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の packet.7
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1999年11月15日(月) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の socket.7 *1
*1: (ついつい「そけっとせぶん」って読んでしまう(笑)

#2 [paper] 今日読んだ論文

F. J. Garcia de Abajo, C. S. Fadley and M. A. Van Home; PRL 82(20) pp. 4126 (1999):

XPS における photon の多重散乱効果の理論的解釈. MARPE (Multiatom resonant photoemissio) というらしい. MnO にたいして, Mn 2p->3d の energy に等しい photon を入れると, O1s のピークが異常に増加する、と言う効果. 計算は LEED の多重散乱と基本的には同じだから, Van Hove の得意な field と言って良いのかな?

M. L. Falk; PRB 60(10) pp.7062 (1999):

brittle な破壊と ductile な破壊は何が決定しているかを MD で調べた論文. 結論からいうと, LJ potential をちょっと狭めた CLJ Potential に 変えることによって, brittle → ductile になるらしい. review としてもよさげ.

#3 [LDP] 11/10〜11/15 の ldp-discuss

33通.

Re: Some technical suggestions:

「技術的にできること」の議論のつづき. 例えば という, HTML doc から index 生成をするツールが紹介されてたり, viewer がポスト されてたり, それに コメント がついてたり.

SGMLTools:

RHL6 で動くバージョン.

Remove the RPM-HOWTO:

「俺はこれからは OSWG でやるぜ」宣言 (^^;

regarding the "Open Letter to the Linux Community":

Linux Today の記事 に対する反応.

Re: [mjr@iki.fi: Re: Resuming HOWTO posting]:

c.o.l.answers に流すのは「お知らせ」だけで良いのでは? からはじまったスレッド. 流せるなら流そう、との意見が多いようだ.

Resuming HOWTO posting:

上記スレッドからの派生. 訳のワカランひとが訳のワカランことを言っただけに終わる.

GNU/Linux DP:

Aznar さんより. Project の名称に関して, core team で「このままにしましょ」との合意が取れたとのこと.

うーむ... 不毛だ(笑)
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1999年11月17日(水) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

白方さんが e2fsprogs の original を差し替えてくれたので, 翻訳も追随. 二つほど残ってるけど、 まだちょっとフォーマットとかが若いので、 多分近々変更になると予想して pending に。
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1999年11月18日(木) [n年日記]

#1 ビルドマシンのお引っ越し

ううむ, 結局エレガントな方法は思いつかなかったり. ご迷惑をおかけしました > あらきさん & 馬場さん
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1999年11月19日(金) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の netdevice.7。まだ original 未完成なのかな?

ついでに興がのったので、 man の hman.1, man.1, whatis.1, makewhatis.8。こっちのほうが短い時間でできたのはなぜだ(笑)

#2 [labo] OB 来る

昨年修士を卒業した大貫君が訪ねてきた。 九州に就職したのだが、東京で研修があったとか。 活躍しているようでなによりです。

#3 [LDP] 11/16〜11/19 の ldp-discuss

34 通。

Okay, this is getting stupid...:

LinuxDoc → DocBook 移行に関する質問。
1) Who has a LinuxDoc->DocBook converter working with RedHat 6.0?
2) What tools did you install to get this (versions and URLs)
3) What commands did you run (outside of RPM) to get this conversion
to work?
4) What LinuxDoc did you send to the converter?
Hugo さんの回答.

Manifesto: Boilerplate License:

Lawyer さんのポスト. 全文はこちら.

Rubini さんのコメント
This clause is limiting, and I'd better leave it out from the
boilerplate license; it shows a short-sighted approach to
documentation, as it disregards forms other than "howtos for the
general public".

HOW-TO Update in LinuxToday:

のリストは広報に良さげだが、実情と合っているのか?の質問。 「だいたい一日遅れです」との回答。 最新情報は以下に置かれているとのこと。

#4 [paper] 今日読んだ論文

C. Y. Chang, et al.; PRL 83(13) pp.2580 (1999):

LEED の I-V カーブから Patterson inversion を用いて 実空間像を直接求めてしまう試み. 対象は Si(111)-7x7 と Si(111)-3x2。 うーむ、なぜうまくいくんだ(^^;

A. Misra and M. Nastasi; APL 75(20) pp.3123 (1999):

Cr スパッタ膜の残留応力の限界値を estimation している。 tensile の方は応力による弾性 energy と grain boundary 露出による surface energy とのバランスで決まり、 compressive な方は Frenkel 欠陥と Ar の interstitial の volume percentage から 見積もっている。

#5 [linux][JM] potato の man-db

slink までの man-db-ja では、 JM で man ページの翻訳作業をしてるとき
man -l hoge.1
でそのページの整形結果が見られて便利だったんだが、 potato の man-db のではどうやら -l の場合 groff -T ascii で整形してしまうらしく、 日本語が出ない。 man -l -T nippon だと標準出力に出てしまう...

ということで、とりあえず ~/.tcshrc に
alias lman "man -l -T nippon \!* | less"
としておくことにする。せつない。
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1999年11月20日() [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の rtnetlink.7
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1999年11月22日(月) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の ip.7 と netlink.7。これで予約分終わり :-)

#2 今日の BGM

バッハの無伴奏バイオリン。 クレーメルとパールマンのを交互にかけて遊ぶ。

#3 [labo] 停電

自衛隊機墜落に伴う停電にやられる。 超高真空装置の粗排気用ターボポンプと電離真空計がやられたようだ。 切ない(;_;)... とりあえず症状の fax をメーカーに送った。

#4 [labo] ガラス基板見積

明和精機より #7059 基板の見積もり来る。 1000~枚で、 15x26 が @120, 76x26 が @183 だ。 やっぱそんなもんなのか。
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1999年11月23日(火) [n年日記]

#1 [LDP] 11/20〜11/22 の ldp-discuss

15 通。

excessive 'newlines':

テキストの連続空行の取り扱いに関して。 cat -s はいいかもしんない。

converted ascii docs for viewing.:

端末から view するための ascii 形式への変換.

CVS Repository (beta testing):

CVS リポジトリができたらしい. テスタ希望者は
Anyone else interested in assisting with CVS Repository that's already
been created feel free to subscribe to a list (majordomo) that I've
created in the interim.

Send email to majordomo@wallybox.cei.net with "subscribe ldp-cvs" (minus
the quotes) in the body of the message (nothing is needed on the subject
line).
らしい。うーん、どうしようかな...

General question on translations:

翻訳ごとのリンクを作ってほしい、との req からスレッドはじまる。

ほんとにいるの?的意見を挟み、 Murphy さんのフォロー。
Perhaps this will help: In another international org that I work with,
we have a similar problem of regional (localized) content and a large
collection of mirrored content, but needed a unified interface.  We
handle the problem with two design features, a pulldown list that will
jump to any of the local regions, and a standard style-sheet that
ensures markup is rendered consistently regardless of the locale (with
some allowances for things such as cultural colour associations) This
lets each regional site maintain their own front page without causing
a great jarring sensation when you move from any one of the dozen or
so front pages into any of the mirrored content.

Docbook:

Docbook 情報をまとめたページができた。

Boilerplate-license:

そろそろファイナルか。

#2 [linux] wrapfigure

TeX の wrapfigure 環境って、 \section や \subsection の直後に置くと気が狂うようだ...
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1999年11月24日(水) [n年日記]

#1 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の unix.7 と x25.7。 これでソケット絡みの *.7 は全部終わったかな?
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1999年11月25日(木) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

JMR Oct 1999 号と JJAP(letter) Nov 1999 号. 最近フローは処理できてるけどスタックが減らないな(謎).

K. Sangwal, et al.; JMR 14(10) pp.3973 (1999):

MgO 表面の nanoindentation のへこみを AFM 測定. 押し込み深さと各種の特性長との関係を調べたり, 加えた力との関係を議論したりしている.

M. Menezes, I. M. Robertson and H. K. Birnbaum; JMR 14(10) pp.4025 (1999):

Cu 膜の polyimide 基板に対する付着力を調べている。 接触角 (TEM), XPS. polyimide としては PMDA-ODA と BPDA-PDA の二種類. 結論としては以下など.

#2 [LDP] 11/23〜11/25 の ldp-discuss

25 通.

CVS list:

複数の CVS 鯖を sync するスクリプトがあるらしい. cvssync by Thomas Roessler だそうだ.

localization effort of LDP docs:

に各国語の情報がのった... が古いな. Web ページを載せてもらうことと JF-gofer とをお願いしましょうか.

VA Linux's Spamming:

VA の株式公開に関して 1M 以上のメールが来たぞ, このリストからとったんかい! のメール. そうではないらしい(笑)

GZips of HOWTOs query:

txt 以外の tar ball はないのか, の Q. 登録される方向らしい.

DocBook for all, or just Guides?:

今のところ DocBook の受入は Guide 文書だけ.
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1999年11月27日() [n年日記]

#1 [labo] photonics band structure 計算パッケージ

comp.os.linux.announce で発見.
* (http://ab-initio.mit.edu/mpb/)
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1999年11月28日() [n年日記]

#1 食生活改善の兆し

自宅と学校の通勤経路 (by 原チャリ) 途中に 24h 営業のスーパーマーケットを発見。 うぅ、これで土日に野菜の買いだめをしなくてすむし、 平日の晩ご飯にも魚が食べられる〜♪

ついでに来週の金曜日、壊れていたガスオーブンを replace することに決定。 ふふふ、初日にはグラタンでも焼こうかな :-)
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1999年11月30日(火) [n年日記]

#1 風邪

全身関節痛状態。 昨日は一日中寝床。 今日は学生実験があったので出てきたけど、 早々に退散しよう(^^;

#2 [book] 「楽毅」 宮城谷昌光 新潮社

昨日病床 (ってほどおおげさなものでもないが) で全四巻を一気に通読。 関節痛でも本は読める。ありがたい :-)

戦国中・後期の中国、中山国の宰相の家に生まれた 将軍楽毅が主人公。中山国がその君主の愚かさゆえに 衰亡して行く様子と、滅亡が決定的になってからの 太子・公子と楽毅との奮戦は、太平記を連想させて 心に迫る。楽毅は浪人の後に燕の国の将軍に収まり、 強大な斉の国を一気に落とすことになるが、 この本書のハイライトはまさに圧巻だ。

重要な登場人物として、斉の孟嘗君も登場する。 先の作者の著作「孟嘗君」では、 秦を去って後の孟嘗君はさらりとしか書かれていないが、 本書でその後の孟嘗君に会えることも、 愛読者にとっては嬉しい。

しかしいつもながらこの作者の本はすばらしい。 戦国期の国家の興亡を背景に、国がなぜ衰え、 なぜ盛るのか、為政者の振舞いに帰着させて 淡々と語る文章には、人としての生き方に通じる 様々な含意がある。

決しておおげさではなく、一冊一章一頁の内容が、 自分の人生にとっての血肉になるような気が、この本でもした。 年をとってからきっと読み返す本になるだろうし、 その時がいまから楽しみだ。

( こんなの も発見 :-)
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以上、25 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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