なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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検索式:

2003年02月21日(金) [n年日記]

#1 [paper] JVST 20(3)

いや、2002 のなんだけど...

Effect of interfacial interactions on the initial growth of Cu on clean SiO2 and 3-mercaptopropyltrimethoxysilane-modified SiO2 substrates:

The effect of interfacial interactions on the initial growth of Cu on clean SiO2 and 3-mercaptopropyltrimethoxysilane (MPTMS)-modified SiO2 substrates by sputter deposition was studied using transmission electron microscopy, energy dispersive x-ray spectroscopy, and x-ray photoelectron spectroscopy. Plasma damage during sputter deposition makes surfaces of MPTMS-modified SiO2 substrates consist of small MPTMS islands several tens of nanometers in diameter and bare SiO2 areas. These MPTMS islands are composed of disordered multilayer MPTMS aggregates. The initial growth behavior of Cu on MPTMS-modified SiO2 substrates differs from that on clean SiO2 substrates, although Cu grows in three-dimensional-island mode on both of them. After a 2.5-monolayer Cu deposition on clean SiO2 substrates, spherical Cu particles were formed at a low number density of 1.3×10^16 /m^2 and at a long interparticle distance of 5 nm. In contrast, after the same amount of deposition on MPTMS-modified SiO2 substrates, Cu particles preferentially grow on MPTMS islands at a high number density of 3.9×10^16 /m^2 and at a short interparticle distance of 3 nm, but do not grow on bare SiO2 areas. The increased number density and the decreased interparticle distance indicate that Cu has a lower mobility on MPTMS islands on MPTMS-modified SiO2 substrates than on clean SiO2 substrates. This difference in Cu mobility is attributed to the enhanced interfacial interactions between Cu and S on MPTMS islands on MPTMS-modified SiO2 substrates via the formation of CuS bonds, compared with the relatively weak interfacial interactions between Cu and Si or O on clean SiO2 substrates.

Influence of surface condition in Langmuir probe measurements:

The surrounding sheath focuses the charged particles to distinct parts of the probe surface resulting in nonuniform physical and/or chemical properties. Then, after a time interval dependent of the degree of plasma contamination, this process results in well-defined regions with different work functions that shape the probe characteristic leading to erroneous measurement of plasma temperature and ion density. For Ar/O2 and Ar/SF6 plasmas produced within a multipolar magnetically confined device we investigated bombardment by positive or negative charges and indirect heating to modify the surface of a planar probe.

#2 [linux] システムにあるファイルの数

locate / | wc -l
の方がシステムに優しいかも。 あるいは df -i とか。 正確な全数が必要なときはだめだけど。

#3 [labo] MgO XPS

続いて測定。うーん、F が O と同じくらい出てるよ。なぜだ。 しょうがないので泊まりでチャンバーの conditioning を再びやることにした。 というか Mg ターゲットで F を吸わせるとかする方がいいのかな、いいかげん。 こんな苦労するとは思わなんだ。 テフロンのスパッタなんて提案しなきゃ良かったなあ。

#4 POLO Shirt Case

実際に遊んだのは フレームシリーズ の POLO-Shikoku。 だいぶ前に吉祥寺ルーエで見かけたので買っておいた。 ベーキング待ちの時間がにふにふに遊ぶ。 一応入ったのだけど、 発泡スチロールのピースなので凹んで入っちゃったのかも。 正解かどうかちょっと不安。

#5 [linux] cyrus

そうか、 ちょうど去年 敗退していたか... NIS だとだめなのかな。

#6 [labo] MgO スパッタ

という訳で断続的に睡眠を取りつつ。
2:55 から 2h ベーク。
6:55 から Ar only 10sccm GV full close (→5.6x10^-2) Torr で開始。
11:55 に圧力上げ→ 2x10^-1 に。

16:30 頃、どうも見慣れない緑色の発光が。 O2 を導入するといつもの Ar の赤紫に。 のでひとまず OES 測定してみた。 結果は ~/data/03mgo/20030221oes 以下。 O2 がない状態だと 518nm が強く光っているようだ。 ちと ATMLINE の web インターフェースが動作していないので照合はまだ。

17:00 チャンバーオープン、壁や部品を藤本君とヤスリがけしてきれいに拭き、 次の Si サンプルを入れて排気作業へ。

#7 [linux] sarg

どうも index.html がちゃんと日付順に並ばないので、 dirent を stat して日付を取得するように変えた。 このへん に転がしておいた。
--- sarg-1.3-PRE1.orig/index.c
+++ sarg-1.3-PRE1/index.c
@@ -23,6 +23,7 @@
    char ftime[128];
    char day[4], mon[4], year[6], hour[10];
    char h[3], m[3], s[3];
+   struct stat statbuf;

    if(LastLog[0] != '\0')
       mklastlog(dirname,debug);
@@ -59,18 +60,9 @@
       obtuser(dirname,direntp->d_name,tuser);
       obttotal(dirname,direntp->d_name,tbytes,tuser,media);

-      strcpy(html,data);
-      getword(mon,html,' ');
-      getword(mon,html,' ');
-      getword(day,html,' ');
-      getword(hour,html,' ');
-      getword(year,html,' ');
-      getword(year,html,' ');
-      strcpy(html,hour);
-      getword(h,html,':');
-      getword(m,html,':');
-      strcpy(s,html);
-      buildymd(day,mon,year,ftime);
+      sprintf(html, "%s/%s", dirname, direntp->d_name);
+      stat(html, &statbuf);
+      sprintf(ftime, "%d", statbuf.st_mtime);

       sprintf(html,"%s%s%s%s;%s;%s;%s;%s;%s\n",ftime, h, m, s, direntp->d_name,
 data, tuser, tbytes, media);
       fputs(html, fp_tmp);
しかしこの辺のコード目眩がするな。

#8 [labo] ANSYS 講習会

14:00〜16:00。生徒は boss、自分、藤本くん。 メモは実験ノートに。 かなりいろいろな know-how がいるのだなあ。 牧くんどうもありがとう。

15:00 頃佐藤くんも来たのだが、なにやらすぐに帰ってしもた。

#9 [labo] 文伸

製本のお願いを電話。明日午後 13〜14 時の間に取りに来てくれるとのこと。

#10 ワイズ

時間変更の確認の返事が来た。では案内の準備、、、 って住所録は Word の doc ファイルなのか。。。

#11 帰り

自転車。ギシギシ言ってた前輪のベアリングに KURE CRC 5-56 を差したらすばらしく快調になった。

#12 [book] クロマティ 6

買った。

#13 [book] スレイヤーズすぺしゃる 20

買った。もはや惰性。
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2003年02月22日() [n年日記]

#1 行き

原付。寒いね。

#2 [labo] MgO スパッタ

13:00 から排気作業開始。
17:00 から放電。5x10^-2 Torr.
18:05〜18:55 depo。200nm のつもり。

#3 [labo] 文伸

成蹊担当の川井さん来室。原稿を持って行ってもらった。 去年のサンプルとして、boss の部屋にあった鈴木岳洋さんの製本論文を渡した。 引越が本格化する前の 3/7 までくらいに、ということでお願い。

#4 [paper] New Wrinkle On Fighting Crow's Feet (Phys. Rev. Focus 2003-02-20)

What do plastic garbage bags, human flesh, and the skins of apples all have in common? Wrinkles. Classical theory can predict where wrinkles will occur, but their amplitude and wavelength--and the best chance to eliminate them--has proven more difficult. Now, in the 21 February print issue of PRL, a team discovers a general law that quantitatively predicts the size, shape, and structure of wrinkles that appear on any thin film. As simple examples, they correctly estimate the wavelengths for wrinkles on a dried-up apple and on the squeezed skin of a hand. The theory could potentially be used in the manufacture of defect-free thin sheets of paper, glass, metal, and silicon chips. It may even help to control the "crow's feet" wrinkles that appear around people's eyes as they age.
皮と肉のエネルギー競合で決まるというお話。おもろそう。

#5 [linux] spamassassin

sid の 2.44 を woody 向けに rebuild して入れてみた。 debconf に depend してたんでそこは --force-depends。さて。

む、ルール名に - は使えなくなったか。 ~/.spamassassin/user_prefs をちょい変更。

どうにも重いので spamd/spamc にしてみた。 /etc/default/spamassassin を編集して /etc/init.d/spamassassin start し、 ~/.procmailrc の実行コマンドを spamc に変更しただけ。

#6 [labo] Si 切断

今回は割合うまくいった。 しかしまだ入れた線と違うとこで切れることがあるなあ。

#7 [labo] MgO XPS

ということで測ってみた。まず mirror 面のサンプル。 さすがに F のピークはほとんど無かった (ちょっとはあった。peak 高さで F/O = 0.05 くらい)。

depth profile を取って見る。 1keV、イオン化室圧力 15mPa の条件で 15sec intvl. 1 shot でほぼ C は取れた。 イオン照射後 Mg - O - C の順で測ったのだが、 Mg のピークは 2 scan でかなり違う。どうやらかなり絶縁性が高くて charge up しているようだ。

ついで γ 測定。
Vg	Is	Ig
N.B.	-1	10
0	28	10
300	54	-16
というかんじ (電流の単位は 10nA)。 これだと γ〜1 に近くなっちゃうな。 Vg=40〜240V くらいでは、 電流が 20〜50 位の幅で大きく揺れる。 やはり絶縁性が高いのか?厚すぎ? しかし 野田さんのとき は 60min つけてたんだよなあ。

いちおう rough 面の試料も入れてみて、今日はおしまい。 Si だけのサンプルも測ってみないとダメだな。

#8 帰り

原付。
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2003年02月23日() [n年日記]

#1 行き

原付。今日も寒いな。

看護師の国家試験会場をやっているらしい。

#2 [labo] MgO スパッタ

13:00 から排気開始、藤本くんに作業を引き継いでもらい、 13:20〜14:50 にベーキング。
16:50 から放電開始、2x10^-1 Torr。
17:50 から depo、40 min (100nm)。
終了操作を藤本くんから引き継いで 19:00 に終了。 O2 のボンベの一次圧が 0 近くになってたのがとっても不安...

(2/24 add) 昨日の O2 line purge は正常だったらしいので、 製膜に問題は無いだろう。

#3 [labo] MgO XPS

並行して昨日入れた rough 面。 やはり突発的な電流の jump up が Vg=100〜200 V で出るが、 昨日ほどひどくはない。SUS ホルダ表面も測ってみる。

続いて膜つけてない Si 基板の mirror 面を入れる。

測った。ふむ、ほとんど二次電子出ない。 測定自体に問題は無さそうだが。

#4 [JM] 今日の commit/post

md5sum.1 (gnumaniak) のバグ報告が来たので修正。
原文も更新されてたようなのでついでに追従。

はて、手元の md5sum にはオプションが -b -v -c しかないな。

関根さんからフォロー。 debian の md5sum は dpkg 由来のものらしい。 textutils は md5sum.textutils で実行できるとのこと。 なるほど。

#5 セブンイレブン

看護師試験が終わった頃に行ったら、 日曜だというのに大量の弁当が陳列されていた。 どうやら読み間違えたようだ。気の毒に。

#6 金原研 OB 会

ということでとりあえず住所リストからメールアドレスを拾って送信。 10/52 が配達不能。やっぱ snail mail も出さんとだめか。 うーん 44 通...

そもそも住所もわからん人もいたので結局 39 通。 家に帰り、 年賀状用の「はがきスタジオ」でラベル印刷→封筒貼り付け作業で 1h。 すぐに飽きる。向いてねえ。

#7 帰り

バス電車歩き。
吉祥寺ユザワヤで発送用の封筒と印刷ラベル (エーワン) を購入。

ユザワヤからぐるっとまわってロンロン口から入ったのだが、 もろ typical にオタクな人たち 4〜5 人の待ち合わせ現場を目撃して以下略。 男が走ってきて男の腰にぶら下がるのはやめてくれ。たのむから。

#8 [book] 『らぶらぶ Linux 4 進化する混在環境: Windows との共存・連携ガイド』

ロンロンの本屋で購入。 電車でパラパラ一通りめくってみたが、良く書けていると思う。 まあ個人的にはだいたい知っている内容だったけど、 読みたがる人が研究室には多かろう :-)
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2003年02月24日(月) [n年日記]

#1 有り得ない東小金井

#2 「あ! おとうさん! さいたまだよ!」

こちらは少々 前知識 が必要かもしれない。

#3 行き

バス電車バス。
自転車で行こうと思ったら降ってきた。遅刻。

#4 [labo] MgO スパッタ

11:50 ベーキング開始。
10x10^-2 Torr で 100nm。 ずっと藤本君にお願いして 18:30 終了。

#5 [labo] MgO XPS

12:20 昨日の mirror sample (M) を仕込み。
13:20 から 13:50 まで、藤本君への lecture を兼ねて測定。
続いて rough sample (M) を入れて 14:35〜15:05 まで測定。
なんか γ〜2 という値が...まじですか?

#6 金原研 OB 会関係

郵便局で年賀状を葉書に交換してもらい、 メッセージをコピー屋で刷り、 さらに返信はがきを刷って封筒詰め。 はあはあ。

#7 Windows マシン死亡

自分の普段使いのマシンで logicool のマウスドライバ 9.45 を入れて再起動したら、 ハードウェア絡みらしいブルースクリーンメッセージで 起動が止まるようになってしまった。 セーフモードもデバッグモードも効かず。 しょうがないので g4u で復旧。 3 つあるイメージのうち最初のを入れてみたが同類のメッセージにて起動セズ。 ううん。

二つ目のやつで起動した。しかし起動直後に 「セカンダリ IDE チャネルが見つかりました」→「ドライバを探しています」 で刺さる。ぐおお。

結局ゼロから再インストール。しくしくしくしく。

サラの状態で Norton Ghost の snapshot を取った。 その後もろもろ復旧。 MS-IME が AltIME で drive 可能になった ので WXG はステ。 IE のブックマークや PuTTY の設定が roaming profile に残っていて本当に助かった。。

#8 帰り

原付。シートの水を拭こうと思ったら凍っていた。
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2003年02月25日(火) [n年日記]

#1 [debian] ebview

kde3 になって kebook2 がアップグレードの引っかかりになってしまい、 なおかつビルドできなくなった。 困ったなと思っていたら ebview なるパッケージを発見。メンテナは八田(ま) さんだった。 DDWin チックに使えるし串刺し検索もできるしですばらしい。 えと、アイコンはないのかな?

ソースの pixmaps に ebook.xpm があるらしい。 あるいは gnome-utils に入ってる gdict.png もそれっぽくていいかんじ。 …というのを八田さんに教えていただいた。

#2 行き

自転車。郵便局に寄って、OB 会はがきを別納郵便で出した。 最近は自分でバンバン判子押さなくてもよくなったのね。

#3 [labo] MgO 実験

藤本君に XPS オペレーションの練習をしてもらう。 後ろで控えつつ文句を言う係。

今日の製膜条件は 5x10^-2 Torr で 20min (100nm)。

これまでの結果をまとめて data/03mgo 以下に保存、labo RWiki に書き込み。

#4 [book] パリティ 3 月号

ゆで卵倒立問題 について、論文著者の下村さんによる解説がある。

#5 MS IME 2000

「(笑)」で登録した単語が「(笑)」になってしまう。 全角半角が保存されないのか? それとも半角英数から変換、という自分の環境のせい?

#6 [JM] gnumaniak dd.1

パッチを投稿。conv=notrunc の意味がよくわからなかったのだが、 FreeBSD jpman のものによると
出力ファイルを切り詰めません。 これによって出力ファイルのブロックの内で明らかに dd によって書き込まれる部分以外は保存されます。 notrunc はテープではサポートされません。
ということらしい。なるほど。

#7 POLO Shikoku

作者のえぢ永タさんの BBS (No. 665) で聞いてみて、正解と確認していただいた。 木製版は秋葉原の コスモ物産 で扱っているらしいので、今度行ったらまとめて購入しよう。

# リンク直しました、thanks > anonymous (つかあおきさん(わら

#8 [book] 『江口寿史の爆発ディナーショー』双葉文庫

「笑いながら駆け抜けていくF・ジョイナー」ってこれだったのか。 他にもだいぶ既視感を覚える作品がある。 といっても全部を覚えているわけではないし、 連載当時 (1988〜89) アクションは読んでなかったと思うのだが。なぜだろ。

#9 [labo] 並木精密

昨日今日とスクラッチ測定に来ておられた。 高分子材料などに DLC 膜をつけたサンプルとのこと。 会社は青森なのか。来るの大変そうだ。

#10 [paper] PRB 66(23,24)

No.23 には QSE の WF に関する Brief Report が 2 報あった (うち一報は理論) けど、 結局まだ見てるのはオバケのような気がするな。

Variations of the local electronic surface properties of TiO2(110) induced by intrinsic and extrinsic defects:

Variation of the local electronic structure at rutile TiO2(110) surfaces was studied by scanning tunneling spectroscopy (STS). Structural surface features such as step edges, (1×2) reconstructed strands, and their terminations were correlated to changes in tunneling spectra. In particular, band-gap states, associated with a reduced surface, showed characteristic variations. In addition, electronic variations due to extrinsic defects are discussed. Nanometer wide protrusions in constant current scanning tunneling microscopy images were identified in STS as local electronic alterations. These features are interpreted to be due to local band bending induced by individual, charged impurity atoms.

Kinetic Monte Carlo-molecular dynamics investigations of hyperthermal copper deposition on Cu(111):

Detailed kinetic Monte Carlo-molecular dynamics (KMC-MD) simulations of hyperthermal energy (10-100 eV) copper homoepitaxy reveal a reentrant layer-by-layer growth mode at low temperatures (50 K) and reasonable fluxes (1 ML/s. where ML stands for monolayer). This growth mode is the result of atoms with hyperthermal kinetic energies becoming inserted into islands when the impact site is near a step edge. The yield for atomic insertion as calculated with molecular dynamics near (111) step edges reaches a maximum near 18 eV. KMC-MD simulations of growing films find a minimum in the rms roughness as a function of energy near 25 eV. We find that the rms roughness saturates just beyond 0.5 ML of coverage in films grown with energies greater than 25 eV due to the onset of adatom-vacancy formation near 20 eV. Adatom-vacancy pairs increase the island nuclei density and the step-edge density, which increase the number of sites available to insert atoms. Smoothest growth in this regime is achieved by maximizing island and step-edge densities, which consequently reverses the traditional roles of temperature and flux: low temperatures and high fluxes produce the smoothest surfaces in these films. Dramatic increases in island densities are found to persist at room temperature, where island densities increase an order of magnitude from 20 to 150 eV.
むにに?

Anomalous thickness dependence of the Hall effect in ultrathin Pb layers on Si(111):

The magnetoconductive properties of ultrathin Pb films deposited on Si(111) are measured and compared with density-functional electronic band-structure calculations on two-dimensional, free-standing, 1 to 8 monolayers thick Pb(111) slabs. A description with free-standing slabs is possible because it turned out that the Hall coefficient is independent of the substrate and of the crystalline order in the film. We show that the oscillations in sign of the Hall coefficient observed as a function of film thickness can be explained directly from the thickness dependent variations of the electronic band-structure at the Fermi energy.
これはなかなか説得力のあるデータになっている。

Unexpected surface sensitivity at high energies in angle-resolved photoemission:

Angle-resolved photoemission data from Al(001) taken with photon energies up to several hundred electron volts show an unexpected surface sensitivity at high energies. The surface state at the center of the surface Brillouin zone can be clearly observed up to photon energies higher than 700 eV. The surface to bulk intensity ratio appears to increase with photon energy, despite the longer inelastic mean-free path of the electrons and the increased vibrational amplitude at the surface. We explain this surprising behavior by considering the effect of phonon excitation in the photoemission event.
見事な k-E 図。 本命は surface origin なピークの方だけど。
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2003年02月26日(水) [n年日記]

#1 帰り

自転車。
MD で聴いてたブルーハーツが帰宅直前 「皆殺しのメロディー〜東京ゾンビ」のライブメドレーに到達したため、 勢いで飛ばし過ぎて足を使いきり、ヨロヨロと到着。

#2 行き

原付。

#3 [labo] 電話

三栄商会にボンベ引取りの依頼。 減圧弁 も直っているとのこと。日時は fax で。
バキュームプロダクツにスパッタ装置絡みの依頼の query。 できているということなので、 3/3 にもらいにいくことにした。

#4 [labo] MgO 実験

昨日の 1 つめは藤本君といっしょに測定、 2 つめは製膜と時間が重なったので自分が測定。
製膜は 2x10^-1 Torr で 80 分。 M 位置の Si 板が脱落していた。 とりあえず今回は C 位置のサンプルで代替。
その後その試料を使って 藤本君の XPS 操作免許の見極めテスト。 ちょっと accident が起こったので once again ということに。 木〜土の打ち合わせをし、明日に備えて早めに帰宅することにした。

#5 [labo] Cu ターゲット

先月末 に発注したやつ。 今日箱から書類を取り出して月末の伝票処理にまわしたのだが、 同封の検査成績書を見たら外径が 50.19mm。 このとき の悪夢がよみがえり、 試してみたらやっぱり嵌まらねえ。 発注 fax には「50.0mm 以内で」と明記しておいたので、 今回はゴネてもよかろう。ということでクレーマー fax (3/3 までに最低 1 枚ヨコセ!) を送信した。さて。

#6 帰り

原付。
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2003年02月27日(木) [n年日記]

#1 行き

原付。起きたら強い風の音がしていたので春一番かと思ったら、北風だった。寒い。

#2 [dept] 応急手当普及員講習会

受講中。

一日目終了。うーむなるほど、自分が技術を身に付けるだけでなく、 人様に教えることができるようにならんといかんらしい。 明日は自分たちが教える練習をする。のでレッスンプランを練らんといかん。 要するに宿題。

#3 [URL] 磁石が果実を甘くする

馬場さんのとこ から。 統計的にモゲとか突っ込みどころはたくさんあるのだが、 そもそもピップエレキバンって何で肩こりに効くんですかね?

#4 [labo] Cu ターゲット (2)

フルウチからメールで返事が到着、一週間かかるとのこと。 3/8 以降研究室が使えないので 3/5 までに入手できるかーと聞いてみる。 最悪サイズの大きい現在の板をグラインダなどで削って入れることも不可能ではないが、 洗浄し直しになるし、あまり取りたい方法ではない。

#5 [debian] apt-get moo

おお、ほんとに出るや。

#6 [labo] MgO 測定

昨日入れておいた 2/26 作製の C サンプル。 望遠顕微鏡で見た絵でも、ざらざら、というか particle 多し。

測定のあとで、 基板加熱モジュール用の配線切り替えボックスが HEAT になっていることに気づき愕然とする。 この一週間のデータはすべてパァか、と覚悟したが、 ABS に変えて測定しても結果は同じだった。やれやれ。 熱起電力が生じてないから (and/or 加熱モジュールの電源をいれてなかったから) 助かったのだろう。桑原々々。 今後は ABS で測っていきましょう。

#7 [linux] spamc/spamassassin

spamc が ~/.spamassassin/user_prefs を見ていなかった。 /home は root_squash な NFS で spamd が root だからか、と思って permission をいじったがやっぱだめ。なんでだろ。

#8 [labo] 文伸

製本があがった旨の fax が到着。
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2003年02月28日(金) [n年日記]

#1 泊まり

寒いし明日も早いので。

#2 [dept] 応急手当普及員講習会

予習: レッスンプラン:

準備 & リハーサル数回。 この講習会は応用化学科の 3 年生の人たちもだいぶ受講していたのだけど、 きっとかなーり大変だろうなあ。

メモ書きをレッスンプランのシートに写して終了。

講義の前:

昨日取材にきていたのだが、 NHK の関東圏ローカルニュースで講習会のことが報道されたとのこと。 坪村先生が録画しておられた avi ファイルをみんなで見る。

午前: 講義の練習:

「あ、先生方は発表はしないで結構ですから。補助員に回ってください」
という一言により、準備が無駄になったことが 30 秒で判明 (笑)

聞くのが二度目のせいもあるけど、だいぶ理解が深まったな。

午後:

#3 [labo] 予算

二月末での実績表を受け取る。 再配分があって残額が増えた。 何買おうかな。 あ、i1124 は学校の備品だから、 修理費こっちから出せるのか。

#4 [labo] Cu ターゲット (3)

8:30 にフルウチから電話。結局納期確定できんらしいので、 1 枚グラインダで削って無理やり入れることにする。 その分は請求なし、ということで。

#5 [labo] 温調パネル請求書 by アートビジネス

金額を分けてくれるようお願いしたが分かれていなかった。 変だな、と思いつつ確認せずに提出したせいで、 事務室の野坂さんにご迷惑をおかけしてしまった。 再発行をメールで依頼。

#6 [labo] MgO 実験

メインのシースヒーターが断線。 トライアック電源の 1 回線分が死亡。 前者は坂口電熱の 300W シースヒータを巻き直し。 後者はしょうがないからスライダックで代用することに。

今日の分の mirror サンプルだけ測定、rough を intro に入れて撤退。 イオン銃を撃ちつつの XPS スペクトル、 さらに HV を off にしての XPS スペクトル (というか二次電子スペクトルか) もとってみる。 ふむー。

#7 [book] 今日買った本

夕方食事に吉祥寺まで行ったついでにルーエにて。 う、ボライソーは出ない出ないと思っていたのだが二巻飛ばしていた。 しかもボライソーがその間に死んでる。。。

#8 [book] 『難攻不落、アルジェの要塞 ボライソー・シリーズ 26』A. ケント ハヤカワ文庫

わはははははは > 訳者あとがき
私、このたび米国の イオンド大学 より名誉博士号(海洋文学)を授与されることが決まりました。

#9 [labo] 文伸

電話して 3/3 に取りに行きます、と言ったら、 「あ、いまから別件で成蹊さんに行きますんで、6 時か 7 時くらいにお伺いしますよ」という返事。

しかし来ず。
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以上、8 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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