なかのにっき

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2005年05月21日() [n年日記]

#1

久し振りに夢を記憶していた。 こう、うまい具合に力を入れることによって空中 (といってもだいたい地上 50cm くらい) を歩けるようになる、というもの。 空中に歩を進め、浮遊した体が前進する感覚が妙に生々しかったが。

#2 行き

バス電車自転車。もう暑い。

#3 接骨院

自転車を原付に乗り換えて往復。

#4 英辞郎 第二版

また epwing に変換できれば良いのだが。

#5 MHonArc 2.6.11

Changes: Several bugfixes, including a regex abortion error under Windows, a UTF-8 parsing error, a text flow conversion error, and an XSS vulnerability for IE users.

#6 [paper] 今日拾った論文 (PRL 94(19), APL 86(21), JAP 97(10))

JAP は 49th MMM の proceedings 付き。その部分は title を sputter でサーチしつつ ざっと拾っただけ。

Electron-Beam-Induced Disordering of the Si(001)-c(4×2) Surface Structure:

Si(001) の低温相 c(4x2) の LEED 観察。EB 照射によって charge が conduction band に励起され、それが dimer を flip させる phonon を作るのだろう、 40K 以上だとこの phonon は π バンドでの e-h pair 生成に使われてしまうが、 低温だとバンドが埋まってるので消費されず、dimer を flip できるのだろう、 という議論。電子系の excitation が atomic motion に繋がる現象として面白い。

Transverse and longitudinal surface plasmon resonances of a hexagonal array of gold nanorods embedded in an alumina matrix:

Al2O3 をシュウ酸で陽極酸化してテンプレートを作り、その溝(穴?)に Au を埋め込む構造を作ったという話。s/p 波に対する反射率のモデル計算。 rod といいつつ楕円球で Maxwell-Garnett だけど。 うーん、plasmon 吸収ってどこにあるんだこれ?

Influence of nitrogen growth pressure on the ferromagnetic properties of Cr-doped AlN thin films:

反応性スパッタ。Ar 5mTorr, N2 は 2.5〜10mTorr。Cr は 0.05〜0.25。 N2 の少ない環境で作ったほうが飽和磁化が大きいとのこと。 どうもね、XPS の Cr ピークシフトで CrO2 が無い、 という書き方をしてるんだけど、O 自体はきっとかなり入ってるんだろう。 O の concentration 自体はやはり書いてない。

Multiple-wavelength-transmission filters based on Si-SiO2 one-dimensional photonic crystals:

one-dimensional PC って、ただの多層膜フィルタの話なんだがなあ。

Absolute and relative density measurements in a N2/Ar dielectric barrier discharge by diode-laser absorption spectroscopy and resolved plasma emission:

10〜100Torr での Ar metastable の測定。N2 も OES で。pulse 周波数との相関など。

Atomic hydrogen densities in capacitively coupled very high-frequency plasmas in H2: Effect of excitation frequency:

0.1〜1 Torr の水素中での VHF (13.56〜40.08 MHz) 放電で、 H 原子密度水素の TALIF 測定。〜50W で 10^13〜14 cm^-3 くらい。

A diagnostic method for real-time measurements of the density of nitrogen atoms in the postglow of an Ar?N2 discharge using a catalytic probe:

先端を鉄の窒化物でコーティングした optical fiber を N 原子の雰囲気に入れると、 触媒反応で N の再結合が起こって加熱されるので、 その温度上昇を IR スペクトルで測る、という装置らしい。へー。 50〜100 Pa、数 100〜数1000 SCCM という強烈なところだが。 マイイクロ波のパワーは 300W くらい。 N 原子のオーダーは 10^20 m^-3 というところ。

Preparation and characterization of ZnO particles embedded in SiO2 matrix by reactive magnetron sputtering:

XRD, FTIR, Raman, PL。ほんとに embed してるんかい。 こーゆーの好きじゃないなあ。

Rapid ion-beam-induced Ostwald ripening in two dimensions:

Ostwald Ripening なのか sputter etching による ripple formation に似た話なのか?

The effect of autocorrelation length on the real area of contact and friction behavior of rough surfaces:

自己相関長が摩擦係数に与える影響について。 んー、この実験はモデルの proper な検証になってるのかしらん。

In situ photoemission electron spectroscopy of plasma-nitrided metal alloys:

SUS316 のインプラ窒化 (〜50eV) における背景酸素分圧の影響。Al ソースの XPS。 やっぱ oxide, hydroxide の方が熱力学的にはできやすいっつーことで。

Scanning magnetron-sputtered TiN coating as diffusion barrier for silicon devices:

Cu の拡散バリアを意識した論文。scanning magnetron っつーのは 同じ著者らによる ref32 で、いわゆる moving magnet システム。 調べてるのは抵抗率の温度 (製膜時・post anneal 両方)、SEM、EDX など通常のもの。

Mn-doped Cu2O thin films grown by rf magnetron sputtering:

いわゆる diluted magnetic semiconductor。 Co/Al 系の報告もあるそうな。 Mn:Cu=6:94 の膜で、5K にて弱い強磁性。それ以上の温度では常磁性。 あと XPS で調べた価数はそれぞれ +1。

#7 [URL] エプソン、クールダウン不要なモバイルプロジェクター

9 万円後半ってのはべらぼうに安い気がするが、ほんとか?

#8 [book] MATLAB/Octaveプログラミング入門

近刊らしい。

#9 [dept] 履歴書・業績書

更新作業。いつもの ~/text/gyoseki 以下。
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2005年05月22日() [n年日記]

#1 名刺整理

一昨日頂戴した分+α。 どうもスキャナの一部の読取ドットがダメになってきたようで、 こんな感じ のエンボスっぽい筋が入った画像になってしまう。 OCR の邪魔にはなってないみたいだけど。 ホワイトの紙で calibration すると一瞬直るが、 2〜3 枚読むとまたおかしくなってしまう。うーん。補償修理効くかなあ。

#2 帰り

原付。

#3 今日のビジネス英会話

水曜の。
feel at home くつろぐ、居心地が良い [〜feel at ease]
clientele 顧客、常連
I don't care that ... 〜は嫌いだ (という意味にもなるらしい)
pushy 押しつけがましい、熱かましい [〜heavy-handed]
cumbersome 煩わしい、面倒な
take no chance 安全策を取る、リスクを取らない
gratuity チップ、心付け、謝礼 [cf. bride→わいろ]
dicey 不確かな、当てにできない、危険な
bow out (会釈して) 送り出す、退場する
reckon 数え上げる、計算する

#4 今日の英会話上級

同じく水曜の。
mid (a) 中央の、中旬の [early/mid/late. "middle May" とは言わない]
enroll 入学させる、名簿に載せる
middle-income household 中間所得層世帯
obesity 肥満

#5 今日

学校に行こうかとちらっと思ったが、 雨がぱらついてきたので家事だけやってダラダラした。

やはり買い物に出かけたりすると腰が痛い。 明日午前に接骨院行けるかなあ。

#6 今日のビジネス英会話2

金曜の。
pay a visit 訪れる、訪問する
negotiable 交渉可能な
busboy ウェイターの助手 (皿洗いなど)
lousy ひどい、汚らわしい
be out of 〜を切らしている、〜が不足している
establishment 店舗、事業所、設立 (という意味もある)
spick and span きちんとして綺麗な、清潔な
give it a go 試してみる (〜try)

#7 今日の英会話上級2

同じく金曜の。Addie の発言は聞きとりにくいのう。
obsessed 取りつかれた、熱心になりすぎた [a obsessive, n obsession]
test-prep couses 試験対策講座 [prep→preparatory]
self-esteem 自尊心 (vi も n も esteem)
sense of security 安全感覚
driving school 自動車教習所 (逆が出ないな…)
obese 肥満の

#8 ドクター取得後の就職にはどんな支援が必要?

実はこのへんの話題は、ちょうど 一昨日の二次会 でも出たばかりだった。 過程に行っていない上、 就職してから論文出すまでに 10 年かかった自分が言っても全く説得力がないが、 あえて書いておく。 最初は /.jp のコメントにしようかとも思ったのだが、 長くなりそうだし、後から修正したくなりそうだったなので、 こっちに書くことにした。

ドクターの学位というのは、かつては研究者として一本立ちできることの証明だった。 これには研究テーマを自分で設定できる、という能力が含まれていた。 ただ設定するだけではだめで、その結果予算が貰え、 書いた論文がしかるべき雑誌に受理されなければならない。 別の言葉で言えば、放っておけば (金に変換可能な) 価値を産みだせるのがドクターだ、ということだった。

で、現在みんな見えていない (あるいは見えてるのに目を瞑っている) と思うのは、 「ドクター一万人計画」で量を増やした以上、必然的にこの質は低下する、 ということ。 こんな都合の良い人材が、たかだか 3〜5 年のトレーニングで、 毎年 1 万人もぽこぽこと生産されるとは自分にはとても思えない (少なくとも政府のかけ声で生産量が倍になるとは思えない)。 それなのに、受け入れ側 (例えば企業の採用者) は昔の尺度で 「ドクターのレベルはこのくらいだろう」と思ってしまっている、 また入る側のドクターも先輩 (あるいは先生) から聞いた尺度で 「このくらいの待遇は貰えるだろう」と思ってしまって *1 いる。 この双方の認識にズレがあるのが、 カップリングがうまくいかない一番の原因ではなかろうか。

ドクター増員計画そのものを否定するつもりはない。 余分な 3 年の高等教育を受ける人が増えることは、 (理論的には) 日本の科学技術の底上げに寄与するだろうとは思う。 では、そこでドクターを与えられた人の average の能力はどういうものなのか、 逆に言うとどれだけできればドクターを授与して良いのか、 というコンセンサスを改めて作ることが必要だと思うのだが。

ちなみにこのアンケートはうちの学部にも来た。 ので、レポートがまとまった旨の連絡もいただいた。 しかし自分アンケートには答えてたっけか…(^_^;
*1: 自分の能力の客観的評価ができれば問題ないはずだが、 その能力ってほとんど研究企画・遂行能力と等しい (ので、それを持っていない人は自己分析もできない)。
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2005年05月23日(月) [n年日記]

#1 行き

原付。接骨院は行けず。

#2 [URL] DocBook TDG 日本語翻訳版

森田さんのところ から。
このサイトでは O'Reilly & Associates から出版されている DocBook: The Definitive Guide をまだするなと言ってるのに勝手に翻訳して公開しています。
でもやっちゃえるのが GFDL のいいところ?

#3 [issp] meeting

一度学校で持参データの仕込みなど。

12:30〜17:00 赤坂、これで次は本番。 軽い宿題をいくつか。

#4 秋葉原買い物

日比谷線で。ブックタワーで Debian 辞典 (最後の一冊か?)、グインハンドブック3、専門書を3冊。 相対論トンデモ本が平積みになっていたのだが、 こういう本がやっぱり売れているのだろうか。 ちらっと見てみたが、あまりの阿呆らしさにその場で叩きつけたくなった。 金が惜しいからやめたけど。

iMac のキーボードの件 で LAOX Mac 館…はもうなくなっていた。 ザ・コン館の 6F へ。 その辺のキーボードを触ってみたら、自分の好みに近い、柔らかめのものばかり。 店員さんに聞いてみたら、純正品の硬さが変わったらしい。ふーん。 というわけで 1 台買ってみた。 あと坂口電熱で耐熱ケーブルと耐熱粘着シート。

#5 帰り

総武線〜中央線、武蔵小金井からバス。 途中にわか雨が降ったが、駅で降りてからは大丈夫だった。 路線バスがいつもの曲がり角をオーバーラン (というか直進)。 迂回してルートに戻ったが、こういう経験したのは初めてだなあ。

#6 [debian] 辞典

ひと眺め。sarge だと vpn がえらい簡単になっとるな。 あと pdf はやはり xpdf-japanese なのか。

#7 今日の英会話上級

Back in the U.S.A. はアメリカのオタク文化。もはや cosplay, otaku は世界語らしい。
get to ... 〜できるようになる、〜することを許される
a generational thing 世代による特徴
self-styled 自称の、自任の [vt の "sytle" は称える、呼ぶ、称する]
strive 努力する、励む
pepper with (文章などに)〜を加えてピリっとさせる
indulge in 〜を存分に楽しむ、〜にふける
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2005年05月24日(火) [n年日記]

#1 行き

バス電車バス。良い天気だがちょっと湿気っぽい。あと腰が痛い。うう。
吉祥寺からのバスで金さんとバッタリ。

#2 [labo] 輪講

10:40〜11:40。宿題の答合わせと星くんの発表。 木曜日にできる人がいなさそう。困ったね。

#3 [dept] 物情第二実験

17:50 終了。来週は学陸で休みだったのか。

#4 帰り

原付。接骨院に寄る。 出たところで大雨、合羽を着て身を縮めて帰宅中、交差点でエンスト。 道端に退避、さんざんキックしてやっとかかった。

多分バッテリーなんだと思うけど、 しばらく前からかかりにくくなっていたのを放置したツケか。 平島さんはやめちゃったし、どこに持っていこうかなあ。

#5 ばんめし

というわけで買い物も面倒になり、 冷蔵庫に余っていた鶏小間、玉葱、マッシュルーム、 大葉を豆板醤で炒めて卵で閉じ、 飯にぶっかけて食った。
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2005年05月25日(水) [n年日記]

#1 行き

原付。晴れ。しかし今日も夕立になるらしいが。

#2 [dept] 学科サーバ突然死

9:00 に死亡。log に記録はなし。うーむ。 突然死は昨年の自分の出張時以来。 リブートは定期停電の 8 月以来。

#3 [issp] 諸々

referee の推薦、プログラム変更対応など。

#4 [vsj] 真空展講演

講演内容の刷り合わせなど。

#5 マンション勧誘電話

2 件。

#6 [labo] ブラザー複合機

結局税込で 200 円の差に留まったので、 amazon で発注。還元は消耗品にでも回すことにしよう。

#7 応物

春の参加費がクレジットカードで落とせなかった、という電話。 05/2005 で切り替わりなのでそのせいか? あ、amazon ほかのカード情報も更新しておかないと。

#8 [labo] スパッタ装置

ひさびさに触る。いかんなあ。

とりあえず差動排気部の 1/4" の配管まで。 いっぺん排気テスト。明日ベーキングしてみっか。 しかし作業するとやっぱ腰にくるな。
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2005年05月26日(木) [n年日記]

#1 某書類

書き書き。

#2 帰り

原付。湿気を伴うやや寒。

#3 今日のビジネス英会話

月曜の。
dilligence 勤勉さ
go out of one's way わざわざ〜する
prosper 繁盛 (繁栄) する
courteous 丁重な、礼儀正しい
dividend 配当、配当金 [pay dividends 利益をもたらす、あとで報われる]
common bond お互いのきずな
up front 前金で、前もって
trivial ささいな、つまらない [〜 petty]
in short order 直ちに、手っ取り早く
dish out 〜を (気前よく) 払う、〜を提供する、ばらまく

#4 CL 決勝

む秒殺ゴール。
終了まで見てしまった。すごかった。

#5 行き

原付。晴れ。

#6 Cobuild Resource Pack

ブックセンターから到着の連絡が来ていたので購入、 こちら から変換スクリプト (v1.32) を頂いてきて epwing への変換作業。 Windows ベースの作業が想定されているようだったので、 こちら に従い mswin32 版 ruby (v1.8.2) を一時的にインストール、 コマンドプロンプトから絶対パスで ruby を叩いて無事変換できた。 EBStudio (v1.67) で WordBank を変換するとき作業領域が足りない旨の問題が出たが、 説明に従い EBStudio-[オプション]-[作業領域] の「文字バッファサイズ」 を 256x10^6 にすることで解決した模様。

#7 [labo] スパッタ装置

ベーキング。新カバーの電源配線、アルミホイル巻き、熱電対温度計の仕込み。 本体側 (製膜室) は このとき *1 のデータで加熱。 新カバーは 100V かけると 1500W だが、 まあ 500W くらいで 100℃ にはいくんじゃないかなあ、 ということで 17:50、50V 印加から start。 そのまま 1.5h ほどで 95℃まで上昇を確認、接骨院へ。

接骨院帰り、熱電対は 120℃。ほー。
21:20 に各ヒーターを off。
23:00 で製膜室が 2E-4Pa (BA)、分圧測定室が 6E-6 Pa (QIG)。

カバーを取ってみたら、分圧測定室の各所に貼ったサーモラベルは だいたい 105℃ オーバーになっていた。 ただし TP 直上はやはり低い。さすがに下の方は暖まりにくいみたいだ。

バラトロンゲージの示度が戻ってくるのに時間がかかる。 ベーキング前 0.30 Pa、ベーキング終了直後 -0.33 Pa、 終了後 2h 経過で -0.06 Pa。
*1: って 2 ヶ月以上前じゃん…

#8 接骨院

往復。「なかなか良くなりませんねー」と言われた。 まあしょうがない、気長に。

#9 [paper] 今日拾った論文 (JVSTA 23(3))

拾っただけ。土曜あたりにゆっくり読む予定。←読んだ (5/28)

Removal of particles during plasma processes using a collector based on the properties of particles suspended in the plasma:

プラズマん中にプラス電圧をかけた tube や ring を入れるって、 遮蔽とはどうなっとるんじゃ、とツッコみたいところだが、そのへんは書いてないっぽい。 というかプラズマ電位自体が変わっちゃうんじゃないのかしら?

Low temperature, fast deposition of metallic titanium nitride films using plasma activated reactive evaporation:

反応性 EB 蒸着。XRD, SEM, AES & EPMA, TEM, ρ。Ti は grain size 〜40nm。 TiN では N が少なく O が 7〜15%、(111) 配向。 0.5〜0.6 um/min というのは確かに早い。

Investigation of the nanostructure and wear properties of physical vapor deposited CrCuN nanocomposite coatings:

via hot-filamant enhanced unbalanced magnetoron sputtering。 というのはまあどうでもいいのかな。 Cr (& CrN, β-CrN2) は Cu と immisible なので、 nanoparticle が分散した構造ができるから固くなるのでは、というアイデアらしい。 Cu の content が 3〜20% くらいまでのやつが耐摩耗的には良い成績らしいが。

Effect of O2 flow ratio on the microstructure and stress of room temperature reactively sputtered RuOx thin films:

conductive なんだそうな。へー。 7059 上に depo、圧力は 10 mTorr const (電離ゲージか?)、Ar flow を 10sccm、 ほんで O2 flow を 10〜50%。ターゲットは金属 Ru。 通常の薄膜評価。 deporate が一度 25% くらいまで上昇して、そのあとガクっと落ちるのは、 Ru-O ボンドが弱いとかいろいろ言ってるけど。ほんとうですかね? ちなみに落ちたあとが stoicheometric なので、 ここが化合物モードの遷移だろうけど。 しかし Berg も引っぱってないのはいいんかな。 あと熱履歴と応力の関係とか。応力は 500℃くらいの熱サイクルで緩和されるようだ。 抵抗は上がっちゃうらしいが。

Rarefied gas flow through a long tube of variable radius:

直径が任意に変わる tube のコンダクタンスの計算方法。 基礎定数になる G_p, G_T の値 (viscosity / pressure 依存性) は ref6〜7 (と言ってもこの著者のやつだけど) にあるらしい。

Low temperature rf sputtering deposition of (Ba, Sr) TiO3 thin film with crystallization enhancement by rf power supplied to the substrate:

Ru/Si 基板に (BS)TO を積む話。 基板側に RF bias をかけると 325℃ でも結晶化して比誘電率が 400 くらいになった、 とのこと。target power は 400W、基板側の power は 0〜140W。 形成初期だけ bias をかけるとさらに良いらしい。 しかし gas pressure が書いてない…通すなよこんなんで。

Summary: Update to ASTM guide E 1523 to charge control and charge referencing techniques in x-ray photoelectron spectroscopy:

買うといくらなんだろうか。 これ か。$33。うーむ。
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2005年05月27日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。手袋なしだとちょっと辛い微妙なところ。

#2 今日の英会話上級

look over someone's shoulder (背後から) 誰かの肩越しに見る [操縦する]
liability 不利なもの [という意味もある]
plagiarize 盗作する [発音注意]
shoplift 万引する
stipulate 規定する
airbrush 修正する、欠点をぼかす

#3 n-Si 研究会

飯田橋へ直行。いろいろ面白かった。陽極化成では液温重要、 しかし pillar ではなく granular な構造になるのは考えてみると不思議だ。

神楽坂下のカレー屋で飯村君と飯食って直帰。

#4 今日のビジネス英会話

"Say what you mean" の Dim Sum / gratuity / wage はどれも出てこず。いかんな。
fuzzy logic ファジー理論 [まあそうだけど…これだったら「ファジー論理」じゃないか?]
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2005年05月28日() [n年日記]

#1 行き

原付。接骨院へ。自転車はダメらしい。プール通いを勧められる。

#2 井川りかこ spam

あとまあ
Received: (from cc3e5e31631d408 [202.229.202.246])
 by nav.jim.seikei.ac.jp (SMSSMTP 4.0.0.59) with SMTP id M2005052801481905475
 for <nakano(at)apm.seikei.ac.jp>; Sat, 28 May 2005 01:48:19 +0900
Received: from [127.0.0.1] (helo=localhost)
        by cc3e5e31631d408 with smtp (Exim 4.43)
        id IH5QZH-000AN8-FI
        for nakano(at)apm.seikei.ac.jp; Sat, 28 May 2005 01:54:53 +0900
なので (自分のアドレスは (at) に改変)、 hotmail 起源ではないというところで多分パチモンだろうな、 と思ったことでした。

続報きた:

なんだこれ (笑)

って こういう風に来る のか。つーことはまだまだ来るのか。

#3 ネットサイエンス・インタビュー・メール廃刊と今後

とりあえず移行後も購読の予定。続いて欲しいのだけどなあ。

#4 ブラザー複合機

到着。

#5 [labo] SPIP 4.0

メールが来ていたのでとりあえずダウンロード。

#6 [paper] Phys. Rev. Focus 25 May 2005

"New Instrument for Solo Performance"。 パターンがポコポコっと立ち上がってくる動画はかなり気色悪い(笑)

#7 [issp] 別刷の連絡メール

ちと遅くなったが準備。月曜発送予定。

#8 [issp] 航空券

買った。主にバスの接続時間の都合で ANA。 行きが 6/7 の ANA759, 帰りが 6/11 の ANA754。 確認メールは +misc/3722, 3723。

#9 [labo] スパッタ装置

差動排気の測定。結果は ~/data/05qig/20050528.xls。 もうちょい 1/4" で伸ばして、 先っぽだけ 1/8" にすればちょうどよさそうだ。 しかし O2 を混ぜると Ar の示度が下がるのが相変わらずよくわからん。 逆に Ar を抜いていくと O2 は上がっていくのだが…うむむ、 やっぱ検出器の問題のような気がするなあ (再現性があるのがナニだが…)。 QIG は増倍管使ってるのかどうか調べてみないとだめか? ISSP のときにでも伴野先生に聞いてみようか。

#10 スメルキラー

SUS で匂い成分分解ってのは本当なのかねえ。 じゃあ例えば SUS のスプーンを咥えておけばいいのかしら?

#11 JVSTA may 2005

読んだ。
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2005年05月29日() [n年日記]

#1 帰り

原付。

#2 今日の英会話上級

get an adrenaline rush 興奮する
come to life 生き返る
set 〜 apart 〜を区別する
consequence 結果、結末、成行き、意義
a string of 一連の
unabated 減っていない、(勢いの) 変わらない
onomatopoeia オノマトペ (英語?)
toss out 外へ放り出す、捨てる

#3 行き

原付。上天気。各所の小学校で運動会が開催されている模様。

#4 応急手当普及員フォローアップ講習会

10:00〜16:30。H16 から AED (自動体外式除細動器) が使えるようになったので、 それを取り入れたシーケンスを学びつつ復習とか。

#5 ブラザー複合機

開梱を休出してた飯村くんに手伝ってもらい、印刷確認まで。 配置を考えると (ってやっぱり来てから考えているのだが(^_^;)、 アスクルで机とラックを買えるといろいろ取り回しが良くなりそうだ。 計 36,000 円くらい。というわけで boss にお伺いを立ててみる。

FAX 送信機能は動作を確認。

#6 [paper] 今日拾った論文 (APL 86(22), PRL 94(20))

PRL は久々にヒットせず。

Nanoporous alumina as a dielectric for microcavity plasma devices: Multilayer Al/Al2O3 structures:

陽極化成で作ったアルミナ細孔層を barrier dielectric として、 microplasma の cavity を作ろうという提案。 Al2O3 層の性質が良いので〜ということか。 最初細孔自体を放電領域にするのかと思ったらそうではなかった。

Gold film with gold nitride?A conductor but harder than gold:

スパッタで作ったらしい。どうやら pure N2? XPS のスペクトルを見るかぎり、 まともに入っているのかどうかは微妙な気がするけどなあ。

Optimized energy window of He beams for accurate determination of depth in channeling Rutherford backscattering spectrometry:

Si の場合に限られるだろうが、400-800 keV が良いとのこと。 Si <100> 沿いに入れたときの stopping power が random stopping power と近くなるから、という主張。

Cu-Si bilayers as storage medium in optical recording:

write-once な相変化デバイスに使うのはどうか、という提案。 加熱による Si の Cu 内部への拡散について depth profile の評価。 んー、しかしこのへん、見た目だけではわからんかもしれんが。

On the beneficial impact of tensile-strained silicon substrates on the low-frequency noise of n-channel metal-oxide-semiconductor transistors:

歪み Si 層上に作った MOSFET は electron の易動度が上がって 1/f noise が小さくなるよ、という話。 SiGe との組み合わせで作るっぽい。

On the exposure to mobile phone radiation in trains:

タイトルで拾ってみただけ(笑)。 結論は、基準値以下にしかならん、ということらしい。 暇になったら読んでみると、のネタにはなるかもしれない。

#7 帰り

原付。ちょい雨。 腰のダメージがやはり大きいようだ…

#8 今日のビジネス英会話

"twenty nine" をなぜか 19 とメモしていた…orz
elaborate funeral 趣向を凝らした葬儀
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2005年05月30日(月) [n年日記]

#1 あさめし

オムレツをひっくり返し損ね半熟状態でレンジに落してしまい鬱。

#2 行き

原付。雨。ギリギリになってしまった。

#3 [labo] 4 年輪講

入江さん、小林さん。雨のせいか他の出席者の出足が鈍かった (自分もギリギリだったのであれだが)。 内容はまあまあ。ただしレジュメを事前に見せるように。

#4 [labo] 伝票整理

月末の恒例。しかし坂口電熱の領収書が出てこないのであった。

#5 [dept] 液体窒素当番

開始。魏さんに当番を入れ替わっていただいたこともあって、 ちょっと記録ファイルの受け渡しでトラブったり。

#6 [labo] 机発注

boss からは OK。 その際の suggestion を受けて事務で聞いてみたら、 什器は管財を通さなければならなくなったらしい。 mydoc-win/COMMUN/Jim20050530.doc のメモで依頼。

なんか安いので直接注文して良くなったらしい。 というわけで発行されたてのアスクル web アカウントにて発注。

#7 ブラザー複合機

さすがにコピー機としては使う気になれない遅さ。 15m 歩いてコピー室ヘ行った方がまし。

#8 アスクル Web

アカウントを発行してもらった。 ログインしてパスワードは変更。秘密日記に。

#9 [issp] 別刷情報メール

sent。これで全部終わり、あとは自分の講演の準備だけ〜 と思っていたら、なんかまた一件おかしな話が飛び込んできた。 でもだめだよなこれ。

#10 [issp] Vacuum 投稿原稿

とりあえず書式を変更。MgO のはもうひとつふたつ ref を追加したいところ。

#11 帰り

原付。接骨院へ。本降りになってしまった。
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2005年05月31日(火) [n年日記]

#1

風呂場に大量発生。ぎええ。

#2 授業休み

学陸の予定だったので *1 学生実験はなし。土日両方出てきてたのでありがたい。 午前中雨が残り、原付で出るタイミングを逸してウダウダする。
*1: 実際には昨日の時点でグラウンド不良による順延が決まっていたが。

#3 行き

原付。接骨院に寄る。 自分の腰痛は、要するに脊椎回りの腰の筋肉群の凝りだとのこと。 一時期ひどい肩コリになったけど、それと基本的には同じで、 使い過ぎた筋肉が凝り固まって、循環が悪くなっている状態。 ので、あまり使わないよう労わりつつ、 凝りを解す治療を続けるしかないですね、とのこと。

#4 [labo] 机・棚

到着。飯村くんが受けとってくれていた。すまぬ。 組立て、配置。腰を使ってはいかんというのに(笑)。

ブース内の机の高さレベルが統一され、 また足元がすっきりして大変快適になった。 ちなみに今回買った机は似非木目なので (合板が張ってあるだけっぽいけど)、 光学マウスがパッドなしで動作するのであった :-)

ついでにブースを片付けて机の面積を広くした。

#5 ブラザー複合機

ということで設置、各種ソフトのインストール、オンラインでユーザ登録。 パスワードは例によって秘密日記。

#6 [issp] 昨日飛び込みの件

結論が出たので返事。

#7 [paper] 表面技術 6 月号

FPD 特集。

#8 LC2005

接骨院に通っておかないと、来週金沢で死にそうなので、 いまのところ最終日のみ参加のつもり。すみません > 関係各位
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以上、11 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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