なかのにっき

最新版はこちら。 突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、 メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や フォーム からどうぞ。 なおスパム除けのため、BBS 機能には 緩い認証を入れて います。 検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、 下の簡易検索を試してみてください。


hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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Namazu for hns による簡易全文検索
詳しくは 詳細指定/ヘルプを参照して下さい
検索式:

2002年10月01日(火) [n年日記]

#1 台風

なんかすごいらしいな。

#2 [dept] 物理情報実験第一 1 回目

さすがに一回目はしんどい。

台風のため『はよおわらせて帰らせ』というお達しが出たので、 一部のグラフは書かなくてもいいことにしてあげてさっさと帰す。

#3 [LWN] Visualizing Data in Real-Time (Linux Journal)

#4 [paper] Atomic force microscopy study of surface roughening of sputter-deposited TiN thin films

よくあるスケーリング観察。 α〜0.98 ってのは結構大きい気がするけど。

#5 台風

帰るの大変そうだなー。

なんか寝ているうちにだいたい通り過ぎたようだ(笑)

#6 [labo] ICMCTF

OES の位置分解特性の圧力依存性の話を持っていこうかと思っていたんだが、 どうもピンと来る Symposium がない。 これも手持ちのデータでさっさと一本書いた方がいい気がしてきた。

#7 [LDP] 9/27〜10/1 の updates

updated HOWTOs:

updated GUIDE:

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2002年10月02日(水) [n年日記]

#1 [URL] OGR 関連情報

Optimal Golomb Ruler とは?:

RC5・DESに続くdistributed.netの挑戦は、チェスでも素数でもなく「最短ゴロム定規(OGR)」でした。 まぁ例によって我々はクライアントプログラムを走らせるだけですが、OGRとは何か、どのようなアルゴリズムで探索しているのか…と言ったことを理解していれば、楽しさも増し、勧誘もし易くなるに違いありません。 そこで、まだ中途半端な内容ではありますが、今まで集めたOGRに関する情報をまとめてみます。

D.Net の奥地に OGR を見た!:

こっちには探索アルゴリズムも書いてある。

#2 自宅の漏水修理

午前から頼んでいたのだが、なかなか見つからずに押してしまった。

#3 [dept] 大学院特別講義

という訳でちょっと遅刻した。 富士電機吉田さんによる、 アモルファス太陽電池の政策動向・技術動向について。 a-Si を Cl 終端するというのは面白い。

#4 あちこちのサイトで !小野澤 英!

こういう感じ↓のリンクのほうが良くない?
!小野澤 英! !小野澤 英! !小野澤 英!

公式ドキュメント:

#5 [dept] apdrelay HDD 換装

  1. 一度起動して /boot/config-2.4.18 を確保。
  2. HDD 入換え。disk の設定を CS (Cable Select) のままにしておいて一度はまる。
  3. woody の bf2.4 で起動
  4. partitioning。hda, hdc とも以下のような感じで。
    hd?1    ext2 128M
    hd?2    swap 512M
    hd?3    ext3 2G
    hd?5    ext3 17G
    hd?6    ext3 60G
    
    ひとまず /var と /home には hdc の方のを使った。
  5. インストール終了後、まずは apt-get install sudo。
  6. バックアップマシンから /etc/apt/sources.list と dpkg --get-selectios した結果をもらい、
    dpkg --get-selections | diff -u0 - selections-apdrelay | grep '^-'
    
    して不要なパッケージ (dhcp とか ppp とか pppoe とか) を purge。 引き続き
    cat selections-apdrelay | sudo dpkg --set-selections
    sudo cp sources.list /etc/apt/
    sudo apt-get update; sudo apt-get dselect-upgrade
    
  7. 手元から ssh-copy-id して remote login できるようにする。
  8. chsh して ~/.login や ~/.tcshrc をコピー。
  9. /usr/src/ にて カーネルソースを展開、先の config-2.4.18 を .config にして make-kpkg *1
  10. dpkg -i kernel.deb して grub を設定、 リブート。
  11. /dev/hda5 と /dev/hda6 を mke2fs -j して /backup/home /backup/var としてマウント。/backup/etc も作成。
  12. /etc/rsyncd.conf を
    #
    # global settings
    #
            syslog facility = daemon
            pid file = /var/run/rsyncd.pid
    
            use chroot = true
            max connections = 1
            hosts allow = 133.220.91.1/32
    
    [backup-apdrelay]
            path = /backup
            uid = root
            gid = root
            read only = false
            comment = apdrelay backup
    
    として作り、/etc/inetd.conf に
    #:rsync:
    rsync   stream  tcp     nowait  root    /usr/bin/rsync  rsyncd --daemon
    
    を追加、/etc/init.d/inetd reload。
  13. バックアップサーバの方から転送。
    sudo rsync -Havvz -n /var /etc /home apdrelay2.ap.seikei.ac.jp::backup-apdrelay 
    
    で確認、-n を取って実行。 終了後、バックアップサーバの /etc/cron.daily/backup の rsync 行 *2 を有効にした。

*1: 考えてみたら kernel.deb とっとけば良かったんだなあ。
*2: 上のコマンドラインと同じ。ただし --delete が付いている。

#6 [URL] Vacuum Research Corporation

DM。
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2002年10月03日(木) [n年日記]

#1 [JM] 今日の post

e2fsprogs の chattr.1, libuuid.3, badblocks.8, findfs.8。

その後 debugfs.8。残りはちょっとずつやろう。

#2 [dept] 物理情報実験第三 第 1 クール 1 回目

B 班。最初の割にはまあまあ順調に進行中。
17:00 に無事終了。

#3 [URL] TeraTerm Pro Web 3.1.2

TeraTerm Pro Web is the next generation tool for connecting with remote Telnet and SSH hosts. It is built based on the extremely popular open-source TeraTerm product put out by T. Teranishi in 1999 ( click here for original site). In keeping with the original philosophy and spirit of the author, our modified version is completely free!!
試さないと!

試した:

うーん、SSH2 は Password 認証と TIS 認証しかないのかな?

teraterm ML:

質問してみたら、
できてるんですけど、変な感じです。

どこにも鍵指定していないのに、HDD中の秘密鍵を探してきて
使っているようです。
同じディレクトリにはないのに...
sshd 側の log にも Accepted publickey と出ていますし、
ちゃんと使われているようです。
# そもそも publickey しか許可してないし。

しかも、○○ *1 は putty も使っていて、pagent にパスフレーズを
覚えさせていますが、そいつと通信しているようです。

というわけで、なにも設定していませんが、publickey を使って
パスフレーズ入力なしでログインできています。


動作の仕組みがわからないので気持ち悪くて使う気になりません。:-p
という回答が。ふむ。

*1: 回答してくださった方のお名前を置換。

#4 [paper] Low-Energy Ion-Induced Electron Emission from a MgO(100) Thin Film: The Role of the MgO-Substrate Interface

We present a detailed study of the electron emission from a thin MgO(100) film on a Mo substrate, bombarded with slow He+, Ne+, and Ar+ ions. Neither the high absolute number of emitted electrons per incoming ion nor the electron spectra can be due to Auger neutralization of the incoming ions at the MgO surface alone. Therefore, an additional mechanism is proposed: holes created in the MgO film are transported to the MgO-substrate interface where they give rise to an Auger neutralization process involving two electrons from the metal substrate conduction band.
ふーむ。要するに Auger Neutralization ではスペクトルを説明できなかったとのこと。 ちなみに Ep〜40eV, d〜1-5 nm。

#5 [paper] Roughening transition driven by a binary spreading process

We introduce a solid-on-solid growth process which evolves by random deposition of dimers, surface diffusion, and evaporation of monomers from the edges of plateaus. It is shown that the model exhibits a robust transition from a smooth to a rough phase. The roughening transition is driven by an absorbing phase transition at the bottom layer of the interface, which displays the same type of critical behavior as the pair contact process with diffusion 2A->3A, 2A->0.
リファレンスが多くてよさげ。

#6 [dept] ネットワーク障害

23:10 過ぎ、上流で切断。 133.220.96.254 までの ping はできるから、 apdrelay の問題ではなさそうだ。

10/4 に涌井さんにお会いしたので聞いてみたら、 11 号館 4F のルータがやられてたとのこと。

#7 [labo] 高城さん来室

実験終了近くの 17:00 頃。 Cybershot 購入、TP600X 修理、 Kenwood 電源修理 の伝票類。 キーボードの件 を push。予想通り忘れられていたらしい(苦笑)。

障害のあった IBM の HDD は高城さんのとこから買ったやつだったのでちょっと話題に出したら、 ログの出力と disk を提出すれば交換してくれるかもしれない、とのこと。 どうも最近の IBM の HDD は (日立との合併の噂も関係あるのか) Quality がいまいち、という話もちらほらあるらしい。
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2002年10月04日(金) [n年日記]

#1 [book] 文教堂株主優待カード

来た。これで全店舗 5 % 引き。

#2 [book] 『真空の物理と応用』

注文してたやつ が到着。 ソフトカバーの製本で 7,800 円かあ。 まあ復刊品だししょうがないのかな。

#3 [labo] VP に電話

来週水曜日の午前に伺うことに。 コネクタ情報 と論文別刷を忘れないこと。

#4 [dept] apdrelay

明日 17 時から入換える旨アナウンス。

#5 [dept] 河田先生退官記念パーティー

11/16 だそうだ。発起人に加えていただくよう、幹事の近先生に返信。

#6 [dept] 物情実験準備

履修者が確定したので、 サイン帳とか提出確認表の準備。 Excel 2000 の VBA と格闘して無益な時間を過ごす。 やれやれ。

例えば、
WorkSheets(1).Range(Cells(1, 1), Cells(2, 2)).Copy
は実行時エラーになるのに
WorkSheets(1).Select
Range(Cells(1, 1), Cells(2, 2)).Copy
だと OK だったり。

ペーストのメソッド名がなぜか Paste じゃなくて PasteSpecial だったり。

プロパティ Columns や Rows がヘルプになかったり。

慣れてくるとうまく書けるようになるんだろうけどねえ。

ちなみに前に青木さんに教えていただいた 名前舐めループ のテクニックが、別のとこでも大変役に立ちました。 ありがとうございまする。

#7 [JM] 今日の post

e2fsprogs の e2fsck.8。
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2002年10月05日() [n年日記]

#1 google で 小野澤 英

どうも google は html の文脈も重み付けに使っているような気配が。 ということで 私のとこの も、<ADDRESS></ADDRESS> の内部でやるのはやめて、下のほうに移動してみた。 さてどうなるか。

#2 joke

原文 の方が 訳文 よりは 30 倍くらい面白いです。世界一だとはゼンゼン思わないけど。 しかしこの訳文は最低すぎるな。

#3 [LDP] 10/2〜5 の updates

全部 updated HOWTO。

#4 [book] ヒカルの碁 19

get.

#5 ペンキ塗りたて

研究室前の鉄骨ブレースにペンキが塗られていた。 うちの換気扇は与圧のため吸気で使っているので、 もろに溶剤を吸い込んでしまって部屋の中にもラリれる匂いが充満している。

#6 [dept] apdrelay 再入換え

done.
/home, /var を別パーティションにしといて、 fstab だけ書き変えてリブート、というのが バックアップマシンの戦略としてスマートかもしれん。 /etc の下がちょっと面倒くさいけど。

hda→hdc ミラー:

#!/bin/sh
for DIR in bin boot dev etc home lib opt root sbin tmp usr var
do
  mirrordir --no-netrc $* /$DIR /backup/$DIR
done
という感じで。/dev あたりは rsync ではだめなので、 やっぱ mirrordir はありがたい。 マニュアルも JM に放り込んでからだいぶ経つが、 そろそろ手をつけたいなあ。

#7 [JM] 今日の post

e2fsprogs の fsck.8。
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2002年10月06日() [n年日記]

#1 [labo] vrel 論文

いまいちやる気が出ない。 机の周りを片付けたり *1 しながらほんのちょっとだけ進行。 明日頑張ろう。
*1: 額面 1 万円の領収書を発見してちょっと嬉しい(笑)

#2 [cycle] 最近の自転車通勤

ちょっとずつ涼しい日を選んで乗ってたり。 今日も往復。腹が減る。

#3 [URL] 日記

Don't Trust Over Thirty:

引越完了ですか? :-)

狩野さんのページ:

最近 404 になってしまったようですが、 お元気でしょうか。

#4 google で小野澤 英

なんか あっちこっちのサイトで !小野澤 英! 運動は、根本のところで間違ってる気がしてきた(笑)。 「小野澤 英」という検索語そのものが、 リンク の各ページで重要な単語ではないのだから、 これで検索して引っかかるわけないんだよね *2Masaru Onozawa だと良い感じ なのはそのせいなのでわ。

ところで 「あちこちのサイト」 というかなり一般めのコトバで検索すると元ネタがトップになったりしてますが、 これはこの運動の勝利といって良いのでしょうか(わら
*2: ってプロジェクトページにも追記されてますけど。

#5 [JM] 今日の post

e2fsprogs の残り、mke2fs.8 と tune2fs.8。 家で作業したのを転送しようとして
scp mke2fs.8 tune2fs.8 [リターン]
してしまい、大変切ない気持ちを味わうことに。

#6 FF9

終了。 途中までの重層的なお話の構造は大変良かったのだが、 結局陳腐な説教に終わってしまってとても残念。

#7 ばんめし

牛肉とアスパラのスパゲッティ。 よくわからんままガーリックオイルで炒め、 バルサミコ酢とケチャップで味付けしてみたのだが、 酢が勝ちすぎていまいちであった。 うーん、醤油とか使うのかなあ。
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2002年10月07日(月) [n年日記]

#1 [book] 『生命の意味論』多田富雄 新潮社

風呂で半分過ぎくらいまで。 一つ一つの話題は面白いのだけど、 話題が広くなってる分、ちと全体としての突っ込みには欠ける嫌いが。

と思っていたのだが、最後の章は面白かった *1 。 免疫システムから敷衍した「超 (スーパー) システム」 に関する議論。要素分割だけでは理解できない機能が システムには存在し、それは要素間の関係がものすごく冗長かつ多段で、 しかも反応が文脈 (周辺環境など) に大きく依存するから。

一見「複雑系」の人たちの主張に似ているが、 あちらは要素間の interaction を単純なものに置いていて、 そこからオモロイ機能の発現を見ているからちょっと違う。

外界の「非自己」から受ける刺激によって 超システムが自らを再構成し、それに適応していく際に、 この大きな自由度・冗長度が鍵になっている、 という議論はとても興味深い。
*1: んでもって先行する章は、ある意味ここに至る前振りになっているのであった。

#2 [JM] mirrordir.1

着手。さてどのくらいかかるかなあ。

#3 [cycle] 行き

暑い。 T シャツ半ズボンという季節を 1 か月ほど逆行した格好にもかかわらず、 ダラダラ汗をかく。

#4 [freshmeat] 10/6 分の新着メールから

#5 今日の小野澤 英カウントダウン

<ADDRESS> から外す ことによって、ランキングで むつみさんとこ に負けるようになったようだ。 ということでページ内の配置もかなり重要ではないかと思われ。

google がリンクアンカーを見ていないことは、 今回の実験(笑)でかなり確かになったようですね。 逆にこのアイディアはうまく使うと結構オイシイかも?

#6 [labo] 卒研関係

14:40〜18:00 まで、 3 連荘でミーティングやらディスカッションやら。 各員の実験が立ち上がるまでしばらく頑張らないと。

#7 [paper] 真空 9 月号

到着。お、載ってる載ってる。

#8 [paper] 応物 10 月号

藤原の単電子デバイスの解説記事が載っている。うーん、面白い。 みごとなアイディアの積み重ねだ。

#9 狩野さん

サイト復活。 メッセージもいただいてしまった。お手数をおかけしました。 お勧めいただいた河合隼雄の『猫だましい』を amazon で注文。

#10 [dept] リソグラフ

明日からの実験の印刷をまとめてやろうと思ったら不調。

#11 [labo] vrel 論文

速度分布の図のあたりまで。 もうちょい。

#12 日記

今日から 4 年目に突入か。結構つづくな。 だんだん「タイトルに偽りあり」になってきた。
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2002年10月08日(火) [n年日記]

#1 まるしゅう

復帰なったまるしゅうへ。 カウンター 8 席のちいさな店だとはいえ、 1:00 をまわった時間なのに満員、 しかも店を出るまでずっと。 自分との入れ替わりでは、 いい年のジイさまバアさまが店に入っていった。すげえな。

今日食べたのは醤油ラーメンの全部入り (1,000 円)。 スープは澄んでなくて、むしろ外見は味噌ラーメンのよう。 飲んでみると予想通りのコク。しかしくどくなくて、 おそらくそういうことのめったにない自分でも、 全部スープを飲むことは可能だったと思う。健康を考えてやめたけど。

麺はちょい細めの黄色い縮れ麺、 最初ちょっと硬いかと思ったのだが、 スープを吸っていい具合に。 そういえば、ここで注文を受けてまず行われるのは野菜を炒めて スープを作る事からなのだ。 んでタイミングをみて麺を茹ではじめ、バッバッバ! と仕上げられる。 かなり麺の経時変化は大きい。 よってズババと一気に食うのが吉であろう。

全部入りの具は、玉ねぎ (スープのベースでもある)、味卵、 辛みネギ、コーン、チャーシュー。 味卵は醤油ラーメンだったこともあって目立たなかったが、 あとは非常に美味しく、麺との相性も良かった。 辛みネギはいい按配にしんなりしていて、 麺と合わせて食べると食感が変わって良い感じ。 また辛味がスープに溶け出して、後の方でちょっとスープが辛くなるのも良い。 コーンもちゃんと味が立っていて、とても甘い (スープに紛れて拾えず残したのが無念)。 チャーシューもスライサーでかなり薄めに切ってあって、 ホロリと崩れていい感じに麺となじむ。

んで、結論。非常にうまいうまい。 ぜひまたいきたい。 しかし昼間は並ぶんだろうなー。学芸大のすぐそばだし。

#2 天気

一転してしめっぽい寒い天気に。

#3 [dept] リソグラフ

修理を依頼。

#4 [paper] The physics of stone skipping

The motion of a stone skimming over a water surface is considered. A simplified description of the collisional process of the stone with water is proposed. The maximum number of bounces is estimated by considering both the slowing down of the stone and its angular stability. The conditions for a successful throw are discussed.
ちょっと面白い :-)

#5 [labo] AIP 雑誌

2003 の subscription 依頼を発送。変更無し。

#6 [dept] 物理情報実験第一 2 回目

終了は 19:30。野垣さんが忌引だったので大変だった。 チューターの二人が随分助けてくれた。ありがたや。

#7 [proverb] 今日の名言

「ミッフィーちゃんは いつも口止めされている」

#8 ノーベル物理学賞

カミオカンデの小柴先生。めでたい。 なるほどニュートリノ「天文学」のくくりなのか。

#9 夕寝

21:00〜23:30 くらいまでソファーベッドで気絶。
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2002年10月09日(水) [n年日記]

#1 [JM] 今日の post

nfs-utils の exports.5。

#2 [dept] 実験レポート採点

昨日の提出分を、まず 4 通見てみる。全部再レポ。 guidance sheet を配らないとダメかも。

夕方からさらに 4 通。BBA再。 できてる人のはいいんだけどなー。

#3 [labo] VP 訪問

家帰って 3h 寝ておでかけ。 大橋さんに D 論を渡す。 膜厚分布の均質化についていろいろ質問を受ける。 興味を持っていただけるのは素直に嬉しい :-) 話してるうちに、科研費の応募ネタをちょいと思いついたり。

その後発注品の打合わせ。 加熱基板ホルダ (水冷パイプを通していただくようお願いした) とカメラ移動ステージはだいぶ詰めることができた。 水晶モニタ付き基板ホルダは、もうちょい調べたり考えたりする必要がありそう。

#4 応物藤原論文

「読んだよ」メールに返事をもらう。 こちらからもちょっとヤル気をもらった。

#5 [labo] XPS 作業

佐藤君、藤本君と 13:00〜16:30。 バイパス追加+蒸留水に交換+リーク電流測定。

循環させて 15kV 印加時に 2.5mA, Mg ターゲット 400W 印加で 30mA。
1h そのまま循環させた後、それぞれ 4mA, 31.5mA。

うーん、イオン交換を通るから下がると思ってたんだけどな。 まあ両方とも基準以下だから構わんか。

#6 人間万才

自転車屋へ行ったついでに寄ってみる。 注文は塩らぅめん+メンマ。 麺は普通の太さ、たまご麺じゃないんだけど 鹹水が効いてるのか粘度がちょっと強く、 ちゅるるん、といった感じの珍しい食感。 豚骨系のスープはちょっとしょっぱいな。 炒りゴマが浮いてたりしてておもしろいのだが。

#7 田中耕一氏にノーベル化学賞

おお、連発。

#8 [labo] 科研費マクロ公式版について

今年もリリースされた。ありがたや。

#9 [dept] 実験担当表

こないだ作ったの は配ったところでコピペのミス *1 が発覚、作り直し。 ついでに 2 名の人に予備を入れるのを忘れてた (すまん) のでそれも修正。今度は大丈夫だろうな。
*1: 書式だけ貼り付けるつもりのところ、値も貼ってしまっていた...

#10 [paper] 今日読んだ論文

睡眠不足でいまいち頭が回らんので読む方を。PRB 66(11)。

Metal ablation by picosecond laser pulses: A hybrid simulation:

We investigate picosecond laser ablation of metals using a hybrid simulation scheme. Laser energy input into the electron system and heat conduction within it are modeled using a finite-difference scheme for solving the heat conduction equation. Atom motion in the near-surface part (72 nm) of the sample is modeled using molecular dynamics. Energy transfer between the electronic and atomic subsystems due to electron-phonon coupling is taken into account. For the special case of 0.5 ps UV laser irradiation of copper, we investigate the fluence dependence of the ablation yield, the temperature and pressure evolution in the target, and the ablation mechanism.
レーザーアブレーションの MD+熱拡散 FDM によるモデル化。 蒸発は レーザーで導入された stress によって物体が spallation するからとの議論。 "stress-confinment regime" らしいが、するとチャンクだらけになるわけか?

Motion of vacancy islands on an anisotropic surface: Theory and kinetic Monte Carlo simulations:

Recently, scanning tunneling microscopy results on the Brownian motion of two-dimensional vacancy islands on Ag(110) were presented. While the detachment of adatoms from the island and their diffusion on the terrace was permitted in the temperature range between 180 K and 220 K, the periphery diffusion of single adatoms was prohibited. The Brownian motion of the islands was found to follow a simple scaling law with terrace diffusion being the rate-limiting process. The scaling of the experimental results was confirmed by kinetic Monte Carlo (kMC) simulations. Here, we elaborate on the results and especially present a detailed derivation of the equation that relates the diffusivity of an anisotropic island to its size. Further details and results on the kMC simulations will be presented as well. Our results shed light on the recently discussed issue of attempt frequencies for surface diffusion. In this specific case of an anisotropic surface, we obtain prefactor ratios for exchange and hopping mechanisms.
Ag(110) 表面での vacancy island の移動の拡散係数 D と、island のサイズがスケール関係にあるという実験結果を受け、kinetic MC で再現を試みた論文。 このスケーリングパラメータは温度 independent らしいんだけど、 実験ではスケール性は確認されたものの、温度によってちょっと変わってるように見える。 anisotoropic な表面なので、kMC での hopping 移動と exchange 移動の確率を変えながら行ってみて island の aspect 比を実験と比較し、その比の範囲を求めたりしている。

Morphology of the rutile (110) surface after low sputter dose and annealing:

The kinetics of diffusion-mediated smoothing of a TiO2 rutile (110) surface is studied over atomic length scales, by using a spot profile analysis of low-energy electron-diffraction data to characterize the morphology of the surface during thermal annealing. After the random removal of less than 1 ML of atoms by sputtering with an argon ion beam, the interface width and the distribution of terrace heights were found to stay nearly constant during annealing at 800 K, with terraces at just two heights making up 90% of the surface area over lateral distances of 400 Angstrom. Meanwhile, the coarsening of this nearly two-dimensional island structure is characterized by the growth of the average terrace width l from 20 to 60 Angstrom with annealing time, following l〜t^β with exponent β= 0.24±0.04. In addition, the stability of an 8% occupation of a third terrace height indicates negligible diffusion flux between layers during annealing. These results are compared with existing models for the microscopic dynamics involved.
スパッタダメージを与えた rutile TiO2 (110) の thermal smoothing を diffuse LEED で観察したもの。

#11 [dept] 実験成績入力表

場所は ~/data/02exp1/result/。以下手順。 とりあえず担当の各先生方に送ってみたが、反応はどうだろうか。
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2002年10月10日(木) [n年日記]

#1 パケット落ち

家から surf までで 50% くらい drop するようだ。学内かな?

#2 [dept] 物理情報実験第三 第 1 クール 2 回目

ちょっと講義の最後でもたついた。いかん。 進行は順調。

#3 [labo] Surface Analysis 2003

メモ。

#4 [JM] mirrordir.1

あとは OPTIONS だけになったが、これがまだ 764 行もある。

#5 あちこちのサイトで... 運動

この運動の主旨は、私が理解していた限りでは、 みんなでリンクして件のページの PageRank を上げよう、というものでした *1 。「検索前にもう順番は決まってる」という、その順番自体を変えてやろう、 ということですね。 なお PageRank の再計算はたぶん結構頻繁に行なわれてると思います。 自分が登録した新規ページの Rank が、 google ツールバーに登場するまでの間隔でわかります。

さて、 PageRank 以外にもうひとつ検索に意味を持つのは、 当然のことですがページ自体がそのキーワードに一致する内容を 持っているかどうかです。 おそらくこの二つの *2 適当な重み付けによってランキングが決定されるのでしょう。

これは単に検索語がページに含まれているかどうかだけではなくて、 出現位置の html 的な文脈も計算に入っていると思います。 その間接的な証拠。 私は最初件のアンカーを <ADDRESS> 要素の内部に書いたことによって、 一時的に件のランキングのトップになってしまった のですが、これを <ADDRESS> から外してページ末尾に移動する ことによってランキングは実際に下がりました。

これを考えると、 小野澤さんの文句 は筋違いで、まず自分のページの「小野澤 英」という単語に対する一致性が悪い、 ということを認識すべき なわけです :-) だってそもそも explicit にはページのどこにも自分の名前書いてない *3 んだもん。 これを <TITLE>, <H1>, <ADDRESS> あたりに書くようにすれば、 おそらくランキングのトップに来るのはまず間違いないと思うんですけど、 まあそれはご本人が望んでいないようなので。

それ以外の今回のプロジェクトの誤算は、 件の hotwired 記事 中に書いてあった
同氏によると、今回の最も目立った調整点は、「グーグル爆撃」(googlebombing)と呼ばれる悪ふざけの影響を大幅に抑え込んだことだという。グーグル爆撃というのは、何人ものサイト運営者が自分のページ上に「go to hell」(くたばれ)というような文句書いてそれを www.microsoft.com にリンクさせておくと、グーグルで「go to hell」を検索したときに、米マイクロソフト社のホームページがトップに来る、といういたずらのテクニックだ。
にあるんじゃないかと思っています *4 。 だからリンク元のページで「小野澤 英」という単語を用いたのは、 自らのページの「小野澤 英」に対するランクを上げてしまい、 結果的に対象ページのランクを下げる効果となってしまったのでしょう。

というわけで最近の 小野澤さんの日記ページ では、末尾の「最近の一言」あたりに Webmasters が総力を結集している様子が見て取れますが、 いまのところあまり効果はあがっていないようです(笑)。
*1: 影の主旨は本人をネタにしてみんなで遊ぶこと(笑)
*2: ファクターは他にもあるかもしれませんが。
*3: 実世界でだって、 黙っていたのでは誰も自分のことを認識してくれるわけがないですね。
*4: 従って ここ での私の後段のコメントはハズレでした。

#6 [paper] 今日読んだ論文

うーん、PDF 取りに行ったときに IE5.5 が 2 回固まった。 login しっぱなしということになるので、 向こうの cookie が期限切れになるのを待たなければならないのがにんともかんとも。 IE6 だとどうなのかなあ。

Size-Dependent Detachment-Limited Decay Kinetics of Two-Dimensional TiN Islands on TiN(111):

In situ high-temperature (Ta = 1050-1250 K) scanning tunneling microscopy was used to determine the coarsening and decay kinetics of two-dimensional TiN adatom and vacancy islands on atomically smooth TiN(111) terraces. We report the first observation of an abrupt decrease in decay rates, irrespective of Ta, of adatom islands with areas less than a critical value of 1600 Angstrom^2. However, no decay rate transition was observed for vacancy islands. We attribute the size-dependent island decay behavior, which is consistent with detachment-limited kinetics, to anisotropic attachment and detachment barriers.
ふーむ、anisotoropic な系では attach-detach の energy barrier が異なる、 というのが結論だが、反応経路が違うのかな。

Organic light-emitting devices with extended operating lifetimes on plastic substrates:

有機 EL device を PET 基板上で長寿命化したというもの。 ガラスだともう数千時間の寿命、400 Cd/m^2 なんてとこまで来てるんだね。

Engineering the nanocrystalline structure of TiO2 films by aerodynamically filtered cluster deposition:

We have produced nanocrystalline titanium dioxide films with different structures (anatase or rutile) by depositing mass selected clusters from the gas phase. Nanoparticles are produced by a pulsed microplasma cluster source and are selected by aerodynamic separation effects. We have characterized nanocrystalline films by Raman spectromicroscopy and transmission electron microscopy, showing that the films assembled with very small clusters have a predominant rutile phase, whereas larger clusters form films with anatase structure. Our observations suggest that phonon confinement effects are responsible for a significant shift and broadening observed for the Raman peaks.

Stressed metal probes for atomic force microscopy:

こ、これは...(^^;

Sputtering from ion-beam-roughened Cu surfaces:

A comprehensive theoretical and experimental study of sputtering from copper surfaces roughened by low-energy Ar+ ion bombardment is reported. The total sputtering yields of thermally deposited Cu samples bombarded by 400-eV and 800-eV ions at 0°-70° angles of incidence have been measured and compared with a numerical model we have developed. To compute sputtering yields from rough surfaces, an original approach has been introduced, which accounts for sputtering anisotropy and shadowing of material emitted at grazing angles. The approach is flexible with respect to surface morphology and can be applied with any submicron structures. To specify the morphology that develops on the Cu surface under low-energy ion bombardment, the surface of bombarded Cu samples has been investigated by scanning electron microscopy. The morphology has been found highly unstable, appearing with random roughening, inclined conelike structures, ripples, or almost flat surfaces, depending on the bombardment conditions. For the samples considered it is found that the angular dependency of the total sputtering yield is strongly affected by surface morphology, which varies with the angle of ion incidence and bombardment energy. Approximations for accounting for the surface roughness required to describe sputtering at particular energy and angular regimes are discussed.
おお、すばらしい。って Dew 先生か。 モデルはかなり単純だけど、実測結果が入ってるのがありがたい。

#7 [CD] 『檸檬』遊佐未森

「ゴンドラの唄」とか「蘇州夜曲」とか。声質にあってて良い〜

#8 [dept] 発注記録

河田先生からの電話を受けて、 藤本理化に一級 KCl 500g を 2 本注文。 到着したらメールで連絡のこと。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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