なかのにっき

最新版はこちら。 突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、 メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や フォーム からどうぞ。 なおスパム除けのため、BBS 機能には 緩い認証を入れて います。 検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、 下の簡易検索を試してみてください。


hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

先月 2005年09月 来月
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Namazu for hns による簡易全文検索
詳しくは 詳細指定/ヘルプを参照して下さい
検索式:

2005年09月01日(木) [n年日記]

#1 帰り

原付。もう T シャツだけだと寒いのー。

#2 真空展

国分寺〜新宿〜大崎〜国際展示場。

9:40 ころ会場へ、SP 部会の開始 (11:00) まで展示企業のブースを回り、 編集部会のチラシと広告依頼配り。18 くらい。

11:00〜12:00、後半は昼食を摂りつつ部会幹事会。

13:00〜17:20 講演会。自分のスピーチはまたいつものようにグダグダになった。 一部の人の受けは良かったみたいだが、明らかに一般受けはしていなかったなあ。 しかしまあ半分確信犯だったので、これはこれで。

終了後菊地さん、草野先生、小島さんと会場で軽くビール、 さらに大工原さんが合流し、ゆりかもめで到着した新橋で 22:30 くらいまで。

国分寺からタクシーで帰宅。やれやれと。
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2005年09月02日(金) [n年日記]

#1 [issp] 編集委員会

@赤坂金沢工大事務局直行直帰。 査読→著者改訂を経たものの取り扱い。

10:30 から…のはずだったのだが 電車の中で読んでいた論文の返却原稿がなくて学校に寄り、遅刻。 結論から言うと著者の入れ忘れだったみたい。やれやれ。

再度宿題は残ったが、なんとか片付いた。自分のは一通が再査読行き。 もういっぺん major くらうと reject になるわけだが。

#2 体調

まだ風邪が抜けてないみたいで、ときどき喉に痰が絡む。
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2005年09月03日() [n年日記]

#1 [vsj] 編集部会

10:00-12:30@機械振興会館。 ISSP 報告の件は終了、名古屋例会の査読者を決め。 9/1 の部会の小特集化が新しい課題。

#2 戻り

地下鉄乗り継ぎ〜井の頭線〜バスで学校へ。 歯医者に電話。

#3 [iPod] 電池ヘタリ?

夏季大学あたりから不調。 フル充電から 1h 程度で「ブチッ」と落ちるようになってしまった。 その後内蔵時計もクリアされてしまうのが参る。電池交換かなあ。 あたりか。3G iPod は自分で交換できるキットはほとんど無いみたい。 一度ディスクを初期化する と回復する、という例もあるようだ。まあとりあえずこれやってみるか。

wakatono さんから 若松の 1F で買える という情報をいただく。 来週のどこかでまた神谷町の協会事務局に行くことになりそうだから、 その足で寄ってみよう。

#4 [hns] webif.cgi CSRF脆弱性

む。自分は日記ファイルを直接エディタで編集してるからいいけど 多久島くんのとこのがヤバいか。 CVSweb から引っぱってきて入れかえるにも .in ファイルだからめんどくさいな。

というかそろそろ donrails 試さないと。

#5 晩飯

兄夫婦宅にお呼ばれ。

#6 帰り

バス電車タクシー。
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2005年09月04日() [n年日記]

#1 [iPod] 初期化・ファーム更新

Updater で初期化、アップデート。2.2→2.3 になった。どうだろうか。

#2 [book] 指輪物語

『王の帰還』まで全9冊読了。買ったのは 8/20 だったから 2 週間くらいか。 8 月下旬はドタバタだったけど、まあこれが読めるくらいは暇だったということで。

最後の灰色港に至るまでの各所で既視感を覚えまくりだったので、 必ず一度読んだはずだとは思うのだが、 話の筋も含めて詳細はすーっかり忘れていたので大変楽しめた。 映画も見てみたくなった。

小説の文庫は希望者がいらっしゃいましたらお送りします。 ツッコミその他の手段でご連絡くださいませ。

#3 晩飯

大雨の切れ目に買い物、秋刀魚の塩焼き。

#4

今年も城風の伯母から豊水を頂戴した。毎年の秋のメッセンジャーやなあ。 直径 15cm くらいの玉が 8 ケ。とりあえず 3h ほど冷やして半分食ってみた。 ほんのちょっとだけ酸味が残ってる感じだけど、水気が多くて今年も大変美味しい。
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2005年09月05日(月) [n年日記]

#1 行き

原付 with 合羽。それほど激しい雨ではなかったが。

#2 [dept] M/D 中間発表会

13:00〜18:00。お疲れさまでした。

#3 接骨院

合羽着て原付で往復。

#4 [vsj] 諸々

つーわけでコピーメールメールメール郵便郵便メールメールメールメールメール。

#5 [iPod] ファーム 2.3 インストール後

3h もったが、やはりブチッと落ちた。

#6 [issp] 会議報告

事後報告。
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2005年09月06日(火) [n年日記]

#1 帰り

合羽で原付。雨残り。

#2 ガス点検

今日の午前に延長してもろた。10 分で終了。

#3 行き

合羽で原付。ゆうパック発送、某サーバ利用代振込など。

#4 [iPod] バッテリー交換

楽天のポイントバックキャンペーンにつられて ここ のバッテリーをふらふらと買いかかったところで 天の声 に気付く。 もしかして これ の関係だろうか。

#5 [labo] 実験再開

今日は基板洗浄から。

飯村くんに手伝ってもらって ESCA のパージガスボンベ交換。

1107A の保管庫のガラス扉の滑車の修理が可能か fax してみる。
成蹊担当の石橋さんが明日午前に現品を見にきてくださることになった。

ついでに 1107 室のサーバが sarge 化から止まっていた問題を解決。 ne2k_pci を /etc/modules に追加することで OK になった。

#6 [labo] VP

電話。真空展でもらったベーキングヒータのカタログを見せに木曜訪問。 台風はどうか。

#7 MFC-5840CN

電源断 は On/Off ボタンの長押しで良いことを知る。

#8 接骨院

往復。行きで降られて合羽を着込む。

#9 スヌーピースープ皿

ゲット。マグカップも欲しいなあ。

#10 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(7), APL 87(7))

ほぼ一ヶ月溜めてしまった。リハビリが必要だ。 なんとか学期が始まるまでには消化しておかないと。

Impact of Substrate Corrugation on the Sliding Friction Levels of Adsorbed Films:

液体窒素温度で QCM 上の Cu(111), Ni(111), graphite, C60 上に Xe 吸着させて sliding friction を見た実験。 粘性抵抗係数が corrugation component (まあ first Fourier 成分みたいなもんらしい。 昨日の高橋くんの話の波形ポテンシャルの高さ) の自乗に比例する結果を 実験で初めて観測した、ということらしい。

How a Frog Can Learn What Is Where in the Dark:

なんだこりゃ(笑)
皮膚に与えられる水面波の刺激をどう再構成しているのかのモデルらしい。

Gas heating in plasma-assisted sputter deposition:

Keller-Simons で注入されるエネルギーの拡散を 1D Poisson で扱っているだけのように見える。 まあ reference は一通り舐めておくか。

Energy dependence of ion-assisted chemical etch rates in reactive plasmas:

SiO2 by SF6、ZnO by (Ar+Cl) での plasma-assisted etching で、 エッチング速度のエネルギー (sub keV) 依存性を見た話。 従来言われていたような √E 依存性では説明できない、ということ。 まあでも fitting parameter が増えているからなあ。 あまり実際の役に立つとは思えない。

Coherent thermal emission from one-dimensional photonic crystals:

1D フォトニック結晶 (つーか多層膜) からの熱線放出の波長・角度・偏光依存性の計算。 こんなシャープになるわけないと思うが…

Transport properties of p-type phosphorus-doped (Zn,Mg)O grown by pulsed-laser deposition:

O2 雰囲気中の PLD で作った S doped (Zn,Mg)O の伝導特性。 O2 分圧が上がると n 型→p 型になるとか。 150 mTorr では p 型伝導、2.7E16 cm^-3, 8.2 cm^2/Vs, 35Ωcm とか。

Giant tunneling magnetoresistance effect in low-resistance CoFeB/MgO(001)/CoFeB magnetic tunnel junctions for read-head applications:

アネルバ・産総研の。(抵抗×面積) 値が 10 Ω(um)^2 で MR 150%, 10^2 で 200% とか。この H-MR 曲線はちょっとすげえな。

Tantalum films with well-controlled roughness grown by oblique incidence deposition:

斜め入射の EB 蒸着した Ta 膜 (膜厚 50 nm, RT) で roughness の scaling 測定。 基板は QCM の水晶みたい。 傾けると w が小さく (30nm@5deg→2nm@40deg) なる。αも小さく (0.92→0.75) なってる。理由には踏み込んでいない。なんでじゃろ?

Solid-state current amplifier based on impact ionization:

Si ベースの avalanche 型電流増幅器。おもしろい。 ただどうだろ、linearity 的にはまだちときついのかな。
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2005年09月07日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。貫井トンネルを越えたところで雨合羽。むう。

#2 行き

原付。風は強いが雨は大丈夫だろうと高を括り、合羽を積まずに出発。 実際降られなかったのだが、着いてアメッシュを見てみたら、 立川あたりはスゲエ降りになっていたようだ。危なかった。

あと成蹊正門前の道路にウロウロしていた鳩を轢きそうになった。 これも危なかった。 そういえば昨日接骨院に行ったときも、 鳩を避けそこねてサンダルの裏で蹴っちまったが、 あれは大丈夫だっただろうか。

#3 [labo] 1107A 室保管庫扉修理

イトーキ石橋さんからお電話、現品を見ていただく。 在庫があるとのことで、4 つ 1 組のセットをお送りいただいて、 こちらで交換してしまう方向で。

#4 [labo] SiOx 製膜

Si 酸化膜除去から。
depo は飯村くんにおまかせ。

#5 メール

vsjx2, gjx1。

#6 ブース整理

雑用その2。それほど酷いことにはなっていなかったが。

#7 歯医者

行った。次回で虫歯治療は終わり。その後歯石取りがあるが。

#8 二郎

空いてたのでいってみた。豚つけの小。

#9 [linux] Intel C++ Compiler

9.0.025 release。freshmeat の project になってるってのもある意味凄いな。 ifc はないらしい。

#10 [debian] Intel Fortran Complier for Linux インストール用 Debian GNU/Linux パッケージ

PATH や LD_LIBRARY_PATH などの個人環境設定が不要になる, というだけのパッケージです. インストール手順まで含められればいいのですが, 残念ながらそこまで手がまわっておりません. 良く分からずええ加減なパッケージの作り方をしてますのでいわゆる Debian package のクオリティーには達しておりません. そこんとこを踏まえた上で, 各自の責任でもってお使いください.
メモメモ。

#11 接骨院

往復。寝落ちした。

#12 [debian] postgresql

研究室の文献 DB に php4 から使っているもの。 sarge 化のとき動かなくなっていた。 そのときのメールは これ 。postgresql-dump による db の変換自体はちゃんと動いていたっぽい。

/var/log/postgresql/postgres.log を見てみたら、
FATAL:  unrecognized configuration parameter "debug_level"
というのがあったので、/etc/postgresql 以下を舐めてみたところ、 postgresql.conf が woody のときのままだったので差し替えたら動作。 rmdb からも無事アクセスできたので良いことにする。

あ、日本語が文字化けしてしまうな。 psql からは普通に select の正規表現とかに EUC が効くので、 php の方の問題らしい。一度 この へん で解決したのだが、何か変わったんだろうか。

結局 phpdoc を install して i18n_convert を grep してみたところ、 ref.mbstring.html にそれっぽい記述があった。
Example 2. php.ini setting for EUC-JP users

;; Disable Output Buffering
output_buffering      = Off

;; Set HTTP header charset
default_charset       = EUC-JP

;; Set default language to Japanese
mbstring.language = Japanese

;; HTTP input encoding translation is enabled.
mbstring.encoding_translation = On

;; Set HTTP input encoding conversion to auto
mbstring.http_input   = auto

;; Convert HTTP output to EUC-JP
mbstring.http_output  = EUC-JP

;; Set internal encoding to EUC-JP
mbstring.internal_encoding = EUC-JP

;; Do not print invalid characters
mbstring.substitute_character = none
のように /etc/php4/apache/php.ini を編集し、 apache を restart したら通るようになった。やれやれ。

しかし etch になったら通らなくなるとかいうことが起こりそうだな…うーむ。

#13

9:00〜11:30 くらい。
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2005年09月08日(木) [n年日記]

#1 [paper] 今日拾った論文 (JAP 98(3))

(まだたくさん残ってるから) 抑え気味にしてるせいかもしれんがあんま当たらんかったので、 拾うだけのつもりだったけど目を通すまで。

Study of the sputtered Cu atoms and Cu+ ions in a hollow cathode glow discharge using a hybrid model:

uio の Baguer さん & Bogaerts さんの。 これはホローカソードランプのシミュレーション。 条件は 0.3〜1.0 Torr とかなり高圧。 ここではガス圧の分布まではなし。Cu neutral/ion の分布まで。

Nucleation and growth kinetics of spiral steps on TiN(111): An in situ low-energy electron microscopy study:

TiN 表面での spiral 状の step 成長と 2D island の消滅過程とを LEEM で in-situ 観察した話。まあ adatom migrateion とかそのへん。窒化物でってのは珍しいかも。 UBM スパッタ→UHV 中で反応性蒸着。

#2 帰り

原付。明日からはまた暑さが戻るのだろうか?

#3 行き

原付。快晴。気温上昇中。

#4 [labo] VP 訪問

10:30〜11:30。真空展でもらった諸々パンフ渡し、装置の試料導入部検討、 技術コンサルの件。

#5 [URL] 捨てた自作PCはどこへ行く?---パーツ再資源化の現場からフォトレポート

いつか使わなければならないのでメモ。

#6 ドラゴン桜

撮影してたらしい。ほー。

#7 [iPod] 9/7 の apple 発表

てんこうさんのとこ から。 おお、確かに薄いなあ > nano

ま、それはそれとして G3 iPod のバッテリーはやはり買っておくか(笑)

結局秋葉原へは当面行けそうにないので、在庫が復活していた PDA 工房 から。

#8 [dept] 物情実験

Planck 定数の実験装置が不調なので、 来年購入予定のものを前倒しで買えないか、 見積をアツベ・ダイキに依頼。

#9 [labo] 実験

XPS の calibration。 スパッタ装置は基板交換とベーキングまで。

どうもスパッタ装置の圧力が下がらず、 二度開けて蓋のところをチェック。 結局 O リングにアピエゾンを塗布、 あとアルミ蓋のシール面に入っていたキズを油砥石で落としたら なんとかなった模様。排気して明日午前にベーキングの方向で。

#10 [URL] TeX Wiki: BibTeX 関連ツール

日本語が通れば RefDB / BibORB あたりがいいのかなあ。 screenshot が見てみたいところだが。

#11 接骨院

往復。

#12 [labo] XPS イオン銃位置合わせ

Ag 2d5/2 (268.3eV) を基準に WF は 3.9eV へ。XPS データは 2005Calib/20050908/
  1. survey as inserted
  2. survey after 30s Ar sputter @ 3kV max raster
  3. survey after another 30s Ar sputter @ 3kV max raster
  4. Ag peak 周辺。368.5eV にピーク
  5. WF を修正して再度 Ag peak 周辺。368.3eV にピーク
align は hole 中/外 で 30〜50/120〜140 なので合格だろう。

ion max:

B.E.	CL	OL	PosX	PosY	ion	target
4kV	297	370	+2.2	+1.1	173 nA	3.46uA
3kV	343	358	-0.1	+0.9	111 nA	1.53uA
2kV	360	393	+0.8	+2.0	64.4nA	0.97uA
1kV	441	471	+1.2	+4.0	17.8nA	0.42uA

target max:

ion の BNC は short ではなく open。 PosX, Y は ion のときから動かしていないだけ。
B.E.	CL	OL	PosX	PosY	ion	target
4kV	239	500	+2.2	+1.1	-	7.48uA
3kV	258	500	-0.1	+0.9	-	4.90uA
2kV	274	500	+0.8	+2.0	-	2.47uA
1kV	347	500	+1.2	+4.0	-	0.93uA

#13 [paper] 今日拾った論文2 (RSI 76(8))

Compact and transferable threefold evaporator for molecular beam epitaxy in ultrahigh vacuum:

70 の CF フランジに取り付け可能な UHV 蒸発源。 EB 1, 抵抗加熱 2, 水冷シールド付き。

Surface preparation of hard ionic crystals by ultrahigh vacuum cleavage:

UHV 対応の硬い結晶用劈開デバイス。論文での sample は MgO だけど、LiF, NiO, ZnO あたりもいけるだろうとのこと。

Reciprocal space mapping by spot profile analyzing low energy electron diffraction:

SPLEED の評価アルゴリズム。逆空間像の解析例として、どこぞに使えるかも。

Diode calibration of a Langmuir probe system for measurement of electron energy distribution functions in a plasma:

L-probe で low energy plasma の EEDF 測るときの I-V の calibration 用途に ダイオード・抵抗・電源のシリアルを使おうという話。 測定器の distortion も考慮せなあかんので、広い範囲の I-V ちゃんと使わんと、 ということらしいが。
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2005年09月09日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。過ごしやすい気温。

#2 行き

原付。曇りで気温低め。

#3 [dept] 院試

9:45 に入試課で出席のサイン。
13:10〜14:00 から。今年は受験者がすごく多い (23 名)。 選択課目なこともあり、答案整理に 20 分もかかった…

#4 [labo] スパッタ実験

4x10^-4 Pa。10:00 よりベーク開始。
11:30 終了ということで。depo は例によって飯村くんにやってもらう。

#5 ssh 攻撃

なんか昨日から多くなってるけど。

#6 接骨院

往復。今日は混んでいた。

#7 HP Compaq nx6120/CT ハーベストムーンモデル

良さげだが法人は買えるんだろうか。

#8 [labo] XPS 測定

水曜の試料。やはりチャージアップがきつい。 あとイントロのターボから高音域のノイズが出ていたのが気になる。

データは測定 PC からネットワークに繋がってる部屋の別の PC へフロッピーで移動、 そこからネットワーク経由で。~/data/05nSi/ 以下に LZH で転がしておく。 前にフロッピーが読めなかったのは、自分の PC のドライブのせいか?

#9 帰り

原付。半袖だと微妙に寒い。
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2005年09月10日() [n年日記]

#1

どうも先週睡眠時間が少なかったようで寝ても寝ても眠い。 学校行こうと思っていたのだが明日回しに。

#2 選挙

夕方あたり、風にのって
「わたくし菅直人本人です、菅直人本人が最後のお願いにやって参りました」
というマイクの声が聞こえる。 まあ気持はわからなくもないが、本人ってなんだ(笑)

#3 [URL] やってはいけないセキュリティ設定指示 Top 15

「署名済みActiveXコントロールのダウンロード」を有効にしてください
ってのは、字面だけ見るとヤバイとは思わないかもしれない。この詳細は こちら
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2005年09月11日() [n年日記]

#1 日曜日

寝すぎて夜中眠れず。アホだ。 『司馬遼太郎が考えたこと』『Subversion 実践入門』を読み。

早朝〜午前は天気が良かったので、布団干しと大量の洗濯。 干し終わったところで墜落睡眠。14:00 頃に取り込み。その後雨。 続けて風呂〜昼寝。とうことで今日もサボり。意思の弱いわたくし。

夕方投票。あとダイニングの蛍光灯が灯かなくなっていたので購入。 しかし交換しても灯かない。どうも本体臭い。うーむ。

#2 自民大勝か

うーん大丈夫なのかなあ。

#3 [iPod] iTunes5/AppleStore/podcast

iTunes 5 をインストール、AppleStore のアカウントを作成。あと BBC の podcasting から BBC -TodayThe Naked Scientists Radio Show を聞いてみることにした。 VOA はまだだなあ。
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2005年09月12日(月) [n年日記]

#1 行き

原付。気温は高いが陽の角度とか色合いとかはもう秋のそれ。

#2 東京18区

東京小選挙区唯一の民主党議席だそうな。 菅直人ですらこの苦戦っぷりか。

#3 [iPod] 交換用バッテリー

注文してたやつ が到着していたので交換 (怪しい裏面の日本語) 。開けるところでやや苦戦。 つうか添付の説明書がモノクロで、写真が良くわからんかった。 ちなみに前面から見て左側面から開けるのが吉。 右上にジャック等へのリボンケーブルがあるので、 そいつにダメージを与えないよう注意。 開いた後はコネクタの抜き差しと配線の取り回しだけなのでさっくり終了。 特に障害は生じなかった模様。

3h 弱ほど充電して演奏中。とりあえず交換前よりは確実に長持ちしている。 よしよし。

#4 接骨院

往復。

#5 [labo] SiOx 測定

つーわけで 9/8 の試料。 いっぺん raster かけるの忘れてやり直し。とほほ。

ABS/TEMP/HEAT あたりの設定が気になったので、 もういっぺん 9/7 の試料も測ってみるかということでイントロへ。 排気までして撤退。

#6 [labo] PC@1107A

待ち時間に部屋の端末の環境整備と称して firefox, skkime などを入れる。 firefox の extension とか bookmark とかって roaming profile の中に入ってるのか。 いきなり tab mix とか全部使えてとても便利。

#7 [Windows] skkime

snap20050831 が出ていたので各所をアップグレード。

#8 AVS membership renewal

done。account のメールは +misc/3820。 Oreder# は 36457, Full Membership + Donation で $150。

#9 MySync Suite

画像の転送を試みる。 携帯の画像ファイルの転送は「アルバム」、 削除は「データフォルダ」。ちょっと面倒くさい。 あと「アルバム」で画像を置くフォルダが決め打ちなのもちょっと嫌。

まあそれはそれとして、そんなわけで G3 iPod 交換用バッテリーの謎の裏書き8/22 のベルギービールの写真 などを載せてみた。
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2005年09月13日(火) [n年日記]

#1 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(8), APL87(8))

scitation.org のサーバの調子がおかしいみたいで pdf が読めねい。
昼過ぎに読めるようになっていた。

Simple and Surprisingly Accurate Approach to the Chemical Bond Obtained from Dimensional Scaling:

シュレーディンガー方程式の位置ベクトルを D 次元であるとし、 D→∞ のときに Bohr 描像が得られるような関係を導入した〜という話らしい。 とりあえずの対象は H2 分子。

Surface Structure of Ultrathin Fe Films on Cu(001) Revisited:

fcc-Fe に絡んで磁性がどうなるかといわれている系の H/He 原子/イオン散乱での構造解析。 低温・水素ドースされた表面では STM で観察されたような超構造が見られたが、 室温では 10ML まで普通の fcc 構造だったとのこと。

Direct evidence of electromigration failure mechanism in dual-damascene Cu interconnect tree structures:

0.18um ルールのダマシンでの electro migration の SEM 観察。 Cu/SiNx 界面での void の EM が一番効いてるとのこと。

Room-temperature ferromagnetism in Cu-doped ZnO thin films:

O2 or N2O 雰囲気中での PLD。XRD, Hall などの他、SQUID で M-H 測定。 n 型 ZnO ができる条件 (O2) では非磁性で、 p 型ができる条件 (N2O) だと強磁性になったとのこと。 7% Cu (vs Zn) で Tc=390K。

Atomic resolution on MgO(001) by atomic force microscopy using a double quartz tuning fork sensor at low-temperature and ultrahigh vacuum:

FM-AFM。引力/斥力両方の領域で原子像が見えたとしている。 MgO は demonstration。

#2 帰り

原付。昼との気温差が大きくなった。

#3 行き

原付。気温は高いが湿度が低め。日照も弱め。

#4 [dept] Planck 定数測定装置

アツベに発注の方向で連絡。

#5 [issp] 論文編集

連絡メール。

#6 [labo] XPS 測定

9/7 の試料をもう一度測ってみる。 あまり温調導入の切り替えの影響はないようだが、 しかしそれにしてもすごい帯電っぷりだ。

#7 [book] Subversion 実践入門

ブックレビュー のやつ。上記実験の待ち時間にとりあえず読了。 あとはちょっと手元で試してみてからレビュー記事を書こう。

#8 メール

なぜか集中、各所へ 7 通ほど。
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2005年09月14日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。今日は気温が高いな。
国分寺まで出てあかぎで晩メシ。

#2 行き

原付。あつい。

#3 [labo] 英文輪読

他の面子がケツを割り (笑)、飯村くん、仲田くんのふたり。 最後の方、やや難しくなってきた。 来週で終われるかな。打ち上げを予定。

#4 [dept] Planck 定数測定装置

21 か 22 に納品可能とのこと。ありがたや。

#5 [URL] 東大教授の論文に「根拠得られず」大学が再実験を要請

各所で話題になっているようだ。うーむ。

#6 [labo] XPS 測定

飯村くんのトレーニングを兼ねて昨日の試料 (O2 1.5 sccm) を測定。 しかしまだ結構透明だったりする。むー。

#7 [paper] 今日拾った論文 (APL 87(9))

APL の PDF には dx.doi.org へのリンクが置かれるようになったらしい。 こっちで記録しとく方が賢いかのう。

Enhanced optical transmission through metal films with rotation-symmetrical hole arrays:

実験。シングルモードファイバーの端面に付けた Au 膜 (390nm) に FIB で 360nmφ の hole の array を作成、透過率スペクトル (600-1600nm) を見ている。array pattern は square, hexagonal, graphite。 いくつか特徴的なピークが出現している。おもしろい。

Surface plasmon enhanced photon drag in metal films:

Au(47nm)/Cr(3nm)/glass、0.7mmW×25mmL な試料 (30Ω) の Kretchmann 配置で 930nm 10Hz 0.6mJ/shot, (width 3-5ns, peak 2.5MW/cm^2) な光を当てると、SPP 条件下 (p-pol, 42deg あたり) で 0.1V くらいの電位差が発生した (via 625 倍の PA)、という報告。 SPW が hot electron に転化して〜という描像。すごくおもしろい。

Growth of high-quality ZnMgO epilayers and ZnO/ZnMgO quantum well structures by radical-source molecular-beam epitaxy on sapphire:

ZnMgO と ZnO と組み合わせて QW を作れるんじゃないかというアイディアがあるそうな。 ZnO が Wurtzite, MgO は Rocksolt だから混晶は難しそうだけど、 PLD では報告例があるらしい。これは反応性 MBE (with RHEED) で作った報告。 0〜40 % Mg くらいまで XRD では Wurtzite、600℃くらいでアニールすると flat かつ facet free な表面ができるとのこと。吸収端、ZnO 成長させたときの PL など。

Ultrahigh strength and high ductility of bulk nanocrystalline copper:

liq-N2/RT milling で作った nc-Cu 球試料の stress-strain 測定と dislocation の TEM 観察。grain size を揃える (〜23nm) と降伏応力が 11 倍増加、 dislocation の運動が妨げられている、作製時の別の欠陥が入らない、 などが理由に上げられている。

ZnO p-n homojunctions and ohmic contacts to Al-N-co-doped p-type ZnO:

pure N2O 中で Zn:Al(0.4at%) ターゲットから反応性スパッタすることで p 型 ZnO を得ている。んで pure O2 中で Zn:Al(4%) をスパッタして n 型 ZnO。 pn 接合の電気的特性。In/Zn を contact に使うと ohmic 接合が取れて、 一応 diode 特性 (と逆側での降伏特性) が取れている。 この co-dope の p 型 ZnO って有名なのかな。

Pulsed-ion-beam nitriding and smoothing of titanium surface in a vacuum:

10^-2 Pa の vacuum (って N2 なわけではないのか?なんか RP 排気した環境くさい?) で 1MV の proton ion beam を当てて TiN ができたよーというのを XRD と hardness で見た話。あと表面が平坦化したそうな。うーむ(以下略

#8 歯医者

虫歯治療が一本終わり。 しかし詰め物の入ってる歯をもういっちょ fix しないといかんらしい。 うーん。

#9 接骨院

往復。

#10 大学ネット接続

22:05 あたりに電通大ノードで切れた模様。 kcom 経由でメールが到着はするのがニンともカンとも。

帰宅したら復活していた模様。23:50 過ぎくらいか?

#11 帰り

原付。まっすぐ帰る。
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2005年09月15日(木) [n年日記]

#1 [book] iPod & iTunes hacks

いきなり電池交換のやりかたが書いてある。 やるまえにこれ読んでおけば良かったよ。

あまり役に立ちそうにはないんだけど、ネタとして読んで面白い hack が多い。 特に 1 章のハードウェア絡みのやつが笑える。 自動車用のコンソールをモールド成型しちゃうとか、 赤外線トランスミッタをヘッドホンジャックに付けてリモコンの変わりにするとか、 もうアホすぎ (←誉め言葉)。

Linux 絡みも、 母艦として使う場合と iPod に uclinux をインストールするやつと二件。

#2 行き

原付。天気は良いが気温はちょうど過ごしやすい良い感じ。 ただ鼻が何かのアレルゲンに反応してしまっているようだ。みゅー。

#3 [labo] 富士電機 Adv Tech 荻野さん来研

13:00〜15:00。有機 EL 素子で使う某基板−膜系の密着性について。 このあたりの characterization は難しいよなあ。

#4 小泉メルマガ

復活した模様。

#5 [Windows] Diff Doc

PDF、Word、HTML、Excel のファイル比較ができる
某件で使ってみた。確かに便利だが、 しかし shareware fee 52,290 円というのは高いな…

#6 接骨院

往復。

#7 NerdTVから:クヌースに「ソースコード見せてよ」と頼まれたら…

otune さんのとこ から。ちょっと良い話。

#8 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(9), JAP 98(4))

JAP の URI は試しに doi で記録してみることにした。

Persistent Step-Flow Growth of Strained Films on Vicinal Substrates:

epi 成長で step flow が (step bunching などが起こらずに) 継続する条件について考察した話。 実験としては STO 上への PLD による SRO の depo。

Fragmentation of Rods by Cascading Cracks: Why Spaghetti Does Not Break in Half:

なんでスパゲッティは折れるとき 3〜4 本に破断するのかという話。 たわみが (あるところの破断によって) release されたときの "flexural wave" の dynamics が解けて、 より大きな曲げを発生させることが導けたそうな。へー。

A comprehensive review of ZnO materials and devices:

103 ページ、672 refs のレビュー。まさに comprehensive。 p-type ZnO についても 5 ページほどが割かれているが、
As a conclusion to this section we can state that despite of a large number of recent reports on p-type ZnO growth by various methods,50 no reproducible high-quality p-type layers are available yet. Further efforts to solve this problem are needed. In particular, careful analysis of the experimental particularly the interpretation of the Hall data in cases of very low Hall mobilitie, better understanding of the physical properties of point defects in ZnO, and development of some unconventional methods would be useful.
らしい。ふむ。他にも diluted magnetic semiconductor, BG engineering, nanorods synthesis など。

Time evolution of electron energy distribution function and plasma parameters in pulsed and unbalanced magnetron argon discharge:

Han 先生のとこの。ISSP のときにも話していたかな。 unipolar pulsed-DC での時分割 Langumuir probe 測定。 unbalanced であることはどこに効くんだろ。

Influence of ZrO2 addition on the microstructure and discharge properties of Mg-Zr-O protective layers in alternating current plasma display panels:

PDP。EB 蒸着。 組成が同じでも、基板温度・蒸着速度で preferred orientation は違うらしい。 それに対応して表面 morphology もいろいろ。 だいたい 100nm くらいの、grain 状/triangular な構造をとったりしている。 Zr 組成が 0.05〜0.2 あたりでは、PDP 特性は微妙に良くなったとしている。

Spatial distribution of the velocity distribution function of Fe atoms in a magnetron sputtering plasma source:

名大佐々木先生の。LIF の Doppler で Fe の速度分布を測った話。 いつぞや応物で聞いたやつかな。

Competition between tensile and compressive stress mechanisms during Volmer-Weber growth of aluminum nitride films:

MBE。窒素はどうやったかは ref.23 らしい。 これも growth rate によって stress の evolution が違ってるということだけど。

Exact voltage and current distribution in the rectangular geometry:

4 端子測定によるシート抵抗/Hall coeff 決定の話。 前からこいつのちゃんとした計算例を見てみたかったので嬉しい。 複素平面での周期境界条件を使って解析解を計算している。 ちゃんと読んでみるときっと面白い。 位置のずれは思ってるほどは効かないんだよ、とか。 つーか割に elementary な話のような気はするのだが、 revisited という感じなのか?

Magnetic and optical properties of the InCrN system:

InN へ Cr を入れた duluted magnetic semiconductor の系。Cr/In は 0.05〜4%。 plasma-assisted MBE。 分光特性と PL からは、CrN の indirect gap (0.7eV) に対応する構造があるということらしいけど?

The influence of the growth rate on the preferred orientation of magnetron-sputtered Ti-Al-N thin films studied by in situ x-ray diffraction:

Ti と Al の magnetron 2 つから 0.35Pa, Ar/N2(flux)=4/2 or 4/1.2, Ts=150,300℃ という条件で depo, in-situ XRD, RBS, XTEM。 deporate が早いと initial (001) preferred→(111) preferred。 ゆっくり付けると (001) のまま育つそうな。 原子状 N があると 001 が優勢になるという計算例があるそうで、 そいつじゃないかということらしい。
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2005年09月16日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。半袖長ズボンでもだいぶ寒い。

#2 駄目×2

午前中は宅配便受け取りで待機。 携帯が鳴ったが、 目覚しのアラームと間違えてサイドのボタンを押したまま放置したら、 通話状態になっちゃってたらしい。ごめんなさい。

受け取った後、ちょっと横になってローマ人の文庫 18 を読んでいたら二度寝。 気付いたら、人には言えない時間になっていた…

#3 行き

原付。ということで開き直って大勝軒・接骨院を梯子してから。 また気温が下がったので長袖のシャツで。ただしまだ裸足にサンダル履き。

#4 池上先生との一日

「わがままな人は周囲をリラックスさせる」ということはあまり知られていないが真実なのである。
逆に「無用な気遣いをする人は周囲を緊張させ、しばしば不愉快にさせる」ということもあまり知られていないので、ここに大書しておくのである。
そうなんだよなあ。どちらの立場にしても難しいところだ。

#5 [issp] post-conference proceedings

諸々進行中。

著者交渉:

旧版を送れというメールを何通も送っているのだが通じない。 だんだん自分の英語に自信がなくなってきた。

自分の改訂版:

とか言ってたら、 自分も古いファイルを送ってしまっていた…アホすぎる。

査読 2 回目:

一本あがり。もう一本がホネなのだが。

#6 [URL] 連載記事 「実用 Apache 2.0運用・管理術」

subversion のこともあるし、この連休で上げてみるかと。現実逃避とも言う。 あと 本家の upgrading.html も参照のこと。

#7 [URL] The Disappearing Anode Myth

絶縁体の反応性スパッタにおける陽極消失問題の解説記事。
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2005年09月17日() [n年日記]

#1 [issp] 査読 2 回目

二本目の論文、一所懸命英語添削をした挙句、 解析に重大な問題を見付けてしまい、 結局 major revision にしてしまった (=今回の採録には間に合わない)。 どっと疲労。

#2 帰り

原付。久々の夜明け。

#3 行き

原付。晴れたが気温はやはりそれほど高くない。
成蹊気象観測所 によると、今朝の最低気温は 17.1℃だったそうな。

#4 [labo] XPS 測定

飯村くん、仲田くん。 今回のは帯電もあまりなく、ちゃんと Si っぽい。

14:00〜18:30 終了 (予定)。

#5 AVS Receipt

これ の返事。+misc/3820。

#6 web abuse

nttkyo326136.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp (58.1.132.136) から 20 分ほどで日記を中心に 1000 over fetch。 User agent が "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)" ということで、いつものやつ臭いな。 全信協避けのルール に tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp を加え、さらに iptables でも DROP。

#7 [iPod] sync 不調

…という生活を送っている。

ところが最近 iTunes5 にしてから、 学校の iTunes で鳴らして再生回数のカウントが increment した曲は、 自宅での sync 時に HDD 側のファイルで上書きされ、 増えた再生回数がキャンセルされてしまう…ということが起こるようになった。

で、さらに不思議なことには、一度自宅の iTunes で再生した曲に関しては、 上記のキャンセルは起こらなくなるようだ。 また PC に刺さずに iPod 単体で再生した曲についても、 上書きキャンセルは起こらない (ただしその後学校の iTunes で再生すると、やはり上書きキャンセルが起こる)。

まあ気にしなければそれですむんだが、 再生回数ってそれなりに楽しい情報なのでなんとかしたいなあ。

一応 フィードバック に送ってみた。直るといいな。

#8 帰り

原付。早くもウインドブレーカー着用。
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2005年09月18日() [n年日記]

#1 School of Rock

WOWWOW でやってたので後半だけちょっと見た。

#2 休み

日がな風呂入ったり昼寝したり本 (ローマ人&考えたこと) 読んだり。

#3 「目立つのもいや、無視されるのもいや」

うぬ、ちょっと読んでみたい。
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2005年09月19日(月) [n年日記]

#1 行き

遅い昼飯を食ってからユルユルと原付で。 懸案の吉祥寺「もか」に行って豆を買ってみる。 しかし近辺はすげえ渋滞だった。 休日に (原付でも) 行ってはいかんな。

#2 もか

芙蓉亭の脇の道を公園に向かって下っていったところにある。 とりあえずチューテスブレンドを豆で 200g 購入、1560 円。安くはないなあ。 出してみたら油で表面がツヤツヤと光っている。

久々にミルを引っ張り出してきてエタノールでお掃除、 挽いて Melita のコーヒーメーカーで淹れてみた。 あまり強いインパクトはないが、 後味がすっきりしていて確かに美味しい。 とはいえ値段相応かと言われるとちょっと困るかなあ。

#3 [labo][debian] afbackup

woody→sarge のある時点で server-client 間の compatibility がなくなったため hold してあったのだが、上げてみた。 設定ファイル (/etc/afbackup/(server|client).conf) は変更しなくて良い模様。migrate での self-backup は実行できたので、 現在 babagw の full_backup 中。→3h 強で終了。

#4 [book] 『戦力外ポーク』ゲッツ板谷 角川文庫

upgrade 作業等を眺めつつ読了。 こいつが学校のブックセンターに平積みになってるとこらへんが微妙(笑)。

#5 技術情報協会講演資料

編集作業。

できた。送信。ついでに web の修正も依頼(苦笑)。
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2005年09月20日(火) [n年日記]

#1 帰り

原付。思ってたより早く終わったので帰宅。

#2 行き

原付。曇り、小雨がパラパラ。
三鷹 3hawks で pdumpfs 用の 300G HDD と、自分の bos 用に 3mode FDD。

#3 [book] アスキー 10 月号

NAS 特集。パフォーマンス対決と称して 10base な Dell の PC と性能比較をしている。馬鹿か? Devian とか typo もあるしダメすぎ。

#4 [labo] XPS データ解析

飯村くん・仲田くんに lecture。 どうも自分の box では samba drive からの Matlab (DOS) が上手く動かない (graphic 表示させると固まる) のだが、 k のシリーズはちゃんとできるなあ。うーん。

まとめてくれた。まあほぼ予想通りというか。 これでだいたい秋の真空のネタは揃った感じかなあ。

#5 接骨院

往復。帰り際東伏見のマクドナルド *1 を出たところで大雨、合羽を着用して突破。
*1: いつもは北口のモスバーガーを利用するのだが、今日は珍しく休みだった。

#6 [book] 司馬遼太郎が考えたこと 9

接骨院で読了。著者の周りに物故者が増えてきている。

#7 スヌーピーマグカップ

ゲット。期限までにもう一個くらいもらえるかもしれん。

#8 [paper] 今日拾った論文 (PRB 72(5-8))

Family of noble metal nitrides: First principles calculations of the elastic stability:

最近 PtN2 というのが高温高圧条件で見付かったのを受けてのことらしいが、 full-potential LAPW (LDA/GGA) で IrN2, AgN2, AuN2, PtN2 の計算。 fluorite structure で安定構造になると言ってる。 弾性定数の値も。

Cubic boron nitride thin film growth by boron and nitrogen ion implantation:

mass-selected な B(11) と N(14) のイオンを 500eV で 250℃ の Si(100) へ降らせて seed layer を作り、 その上に 500eV〜43keV, RT〜250℃ の条件で second layer を積んで その上に、FTIR で c-BN のピークを見た話。 TEM と B+(10) インプラ後の SIMS なども。

Large electromechanical response in ZnO and its microscopic origin:

wurtzite ZnO の電気機械定数 (d33) の第一原理 DFT 計算。 12.84 pC/N。wurtzite 構造でのこの大きな値の起源が、 polar bond の stretch ではなく回転である、という提案をしている。

Quantitative microscopy of magnetic domains in Fe(100) by core-level x-ray photoelectron spectroscopy:

magnetic circular dichroism を PEEM で見てドメインを見ちゃえ、 というすげえ話。エネルギー分解能 110meV の電子レンズを利用。

Temperature and fluence effects on the evolution of regular surface morphologies on ion-sputtered Si(111):

基板温度 500-750℃、oblique incidence (60deg〜normal)、エネルギー 250〜1200eV で Kaufmann 源から Ar を当て、ripple 形成を AFM (と in-situ の UV scattering) で見た話。Bradley-Harper モデルによる記述に加え、 fluence の非線形効果について。

Planar metal plasmon waveguides: frequency-dependent dispersion, propagation, localization, and loss beyond the free electron model:

SiO2 に埋め込まれた Ag slab の SPP 導波路特性。 誘電関数を真面目に取り込んだコンピュータシミュレーション、とのこと。 とはいえ 12 nm とかそのへんになると、 そもそも膜がちゃんと balk like なのかどうかという問題が出てきそうだが。

Introduction and recovery of point defects in electron-irradiated ZnO:

2MeV RT electron での欠陥導入と 300〜600K アニールによる recovery の positoron annihiration による観察。600K で完全回復ってそんなもんなのか。 欠陥の消滅プロセスを見て、単体の欠陥か複合体かなどの議論。 あと活性化エネルギーも。 O vacancy の方が Zn vacancy に比べて 10 倍多いとか、 V_O のイオン化の活性化エネルギーが 100meV だとか。

Nucleation and growth of Si(111)-sqrt(3)×sqrt(3)-Ag investigated in situ using second-harmonic generation:

Si(111) 7x7 で YAG の 1.17eV で見える SHG が Ag の depo とともにどう変化するかを見た話。 低温だと減るだけなのが、ある程度以上の Ts (〜338℃) になると 1/3ML まで減ったあと再び増加するらしい。 温度依存性とシミュレーションを比較することで、 表題の構造の臨界核の大きさが導出できた、としている。
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2005年09月21日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。まだちょっと雨残り。冷えた。

#2 [iPod] sync その後

一度自宅の iTunes で再生した曲に関しては、上記のキャンセルは起こらなくなる
というのは、全曲再生ではなく一部だけで良いことを発見。 つうか母艦側の iTunes で、なんらかのかたちで曲ファイルを "touch" すれば良いらしい *1 。 ということで、ファイルのプロパティを一括処理で修正したりしてみたところ、 問題になっていた書き戻しは起こらなくなった。 まあバグの類だろうとは思うけどなあ。

とかやっている間に 5.0.1 が出た (via てんこうさんのとこ ) のか。この問題も直ったんだろか。いまとなってはもう確認できないが。

なんか iTunes のアップデートのときに、 利用ファイルの上書きができん (ライブラリか?) ので putty とか firefox とか CHOCOA を止めれ、というダイアログが。 不吉な予感を感じつつ止めて作業を継続したのだが、 どうもその後案の定 firefox が不安定になった気がする…
*1: atime かと思ってバックアップを取ってみたが、これではだめだった。

#3 行き

原付。曇り微妙に晴れ。

#4 [labo] 英文輪読

10:45〜12:30、飯村・仲田・柴田・大澤。 Sputter の章 20 ページ強を読み終わり。お疲れさまでした。

#5 [dept] 拡大学科会議

12:50〜14:40。

#6 [labo] VP 訪問

明日。車にて。夏季大テキスト、『薄膜工学』持参の予定。

#7 [dept][stock] プランク定数実験装置

到着。光源が LED になったからほとんどオモチャのようだ。 結構 LED の波長特性が broad っぽい。 ほんとはフィルタ入れるといいのかなあ。

取説と納品・請求書のコピーは超整理法ストッカーへ。

#8 [URL] YOKOGAWA 技術未来展

OB の田中くんから、是非学生さんに参加してほしいということだそうで。 いちど研究室に来るそうな。

#9 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(10), APL 87(10))

Coupling of Surface Plasmon Polaritons and Light in Metallic Nanoslits:

SPP coupling 絡みの hole array の異常透過を slit 列の場合について計算・実験した話。 入力・出力波を結びつける matrix のうち、 ある次数の回折波成分だけを取り出し、 その固有状態として DSPP というのを定義している。 こいつの共鳴波長の shift によって、 coupling の問題が議論できるのだ、っつーことらしい。難しそうだけど。

Open-circuit voltage quantum efficiency technique for defect spectroscopy in semiconductors:

欠陥密度測定 (というか recombination 速度かな?) の評価法の提案。 Jsc の QE の温度依存性から少数キャリアの life time を測って〜 という方法は以前からあったそうだが、こいつの Voc 版、という位置付けらしい。 lifetime の温度依存性から欠陥の energy level を求めたりとか。

#10 まる喜

輪読も一段落ということで 5 名にて 18:50〜20:50。すげえ食った。
いろいろ興味深い話が聞けたが詳細は秘す。

#11 帰り

吉祥寺まで歩き、電車バス。
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2005年09月22日(木) [n年日記]

#1 大辞林

あらきさんのとこ で見かけ、ふと epwing 版が欲しくなった。 amazon は在庫切れ、 紀伊国屋 BookWeb では扱ってるみたいだけど。ブックセンターに聞いてみるか。 しかし EPWING な国語辞典 って意外と数出てないのだな。新明解とか引けると楽しそうだけど。

こんなの はあるのか。うーんどんなフォーマットなんだろか。

bonaim さんからコメント をいただく。ありがとうございます。 DTONIC 形式 というやつらしい。ふむふむ。

#2 [firefox][linux] Linux版Firefoxにセキュリティ・ホール,任意のシェル・コマンドを実行させられる

ただし,Firefoxで細工が施されたURL(リンク)をクリックしても,仕込まれたシェル・コマンドが実行されることはない。コマンド・ラインあるいは別のアプリケーションから読み込まされた場合のみ,仕込まれたコマンドを実行する。
ふむむ。

#3 行き

車で VP 経由。遅刻してしまった、大変申し訳ない。

#4 [labo] VP

図面をもらい、ベーキングの最終詰め。月末までに返事。

#5 [issp] 編集

最後の一本。やっぱり直してなかったみたいだなあ。

#6 技術情報協会セミナーページ

直った模様。

#7 [dept] 大学院 2006 年度合格発表

された。番号しか載ってないけど。

#8 [dept] 新学期

今日から。実験3は早速ガイダンスがあったらしく、 3 年生のひとたちを 5F で多く見かけた。

#9 接骨院

原付にて往復。モスバーガーは改装するらしい。

#10 [hns] webif.cgi パッチ

sourceforge.jp の cvs から 1.25→1.26 の差分 を貰ってきて対象ファイルの編集をして当てた。 $Id$ のとこしか rej は無かったからまーだいじょうぶだろ。 多久島くんのとこも当てときました。

当たるように適当にいじった パッチファイル を転がしておきます。ただし何があっても一切責任は取れませんので悪しからず。

#11 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(11), APL 87(11))

昨日に比べてやたらヒットした。なんでだ。

Atomic Scale Origin of Crack Resistance in Brittle Fracture:

連続体モデルであるところの Griffith モデルを MD で再計算した話。 β SiC で Tarsoff potential。 実際の実験は Griffith model より大きな crack 耐性を示すのだが、 これは crack 発生時の表面エネルギー解放に基く計算の際に、 弾性・表面エネルギーの歪み依存性を考えていないからだ、という主張。

Real-Space Observation of Nanoscale Inhomogeneities and Fluctuations in a Phase Transition of a Surface Quasi-One-Dimensional System: In/Si(111):

4x1, 8x2 の臨界温度付近での相転移を STM (STS) で見た話。 CDW の不安定性と関連させて議論している。

Probing the Si-Si Dimer Breaking of Si(100)2×1 Surfaces upon Molecule Adsorption by Optical Spectroscopy:

H2, 水、O2, ピリジンなどを吸着させ、2x1 の dimer が壊れるかどうかを SDRS (surface differential reflectance spectroscopy: 吸着前後の UV 領域の反射スペクトルの変化を見るらしい) で見た話。DFT 計算モデルと合わせるので、それほど簡単な話ではない。 H 原子の吸着の際、600K だと dimer が維持され、RT だと壊れるあたりは面白い。

Tunable surface plasmons in coupled metallo-dielectric multiple layers for light-emission efficiency enhancement:

LED の取り出しに SPP を使う際に、SPP の DOS の大きいとこを 発光ピークに合わせるために、 多層構造にしたり表面に roughness 導入したりするとええんちゃうか、という提案。 ちょっと面白い。

Characteristics of a Zn0.7Mg0.3O/ZnO heterostructure field-effect transistor grown on sapphire substrate by molecular-beam epitaxy:

plasma assisted MBE で ZnO-ZnMgO-MgO な HFET 構造を作り、光学特性、 電気特性を測った話。3 eV くらいまではほぼ透過、 RT で Sheet n〜10^12 cm^-2、μ〜140 cm^2/Vs らしい。チャネルは n 型。 V_G での I-V の立ち上がりがあまりシャープではないけど、 これはチャネル層への ohmic contact の問題だろうと言ってる。

Isobar suppression by photodetachment in a gas-filled rf quadrupole ion guide:

複数種類の負イオンが混ざったビームから、特定のものを photodetachment によって 取り去りたいときに、6 Pa 程度の He 雰囲気にイオンビームを導入することによって detachment の確率が増加できる、ということらしい。

Electron emission from carbon nanotube-dispersed MgO layer:

sol-gel で作る MgO 層に CNT を混ぜ込んで、電子励起の SEE を測った話。 韓国のグループ。いろいろやってるなあ。 primary electron を止めたあとも電子放出は続いて (self-sustain) いて、 これは材料内部での avalanche の効果じゃないか、ということらしい。 ふーん。
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2005年09月23日(金) [n年日記]

#1 帰り

車。まあ楽ではあるのお。

#2 銀座〜青山

四谷から丸の内線。まずは apple store へ iPod nano を見に行く。すげえ欲しくなった。やばい。 あと、やっぱりうちの iMac も tiger にしてあげようと思った。

ちょっと遅めの昼ご飯を てんぷら 近藤 で。池波ファンとしては長いこと行ってみたかったお店 ( このへん とか参照)。 エビが身はプリプリなのに尻尾がカリカリだったり、 アスパラ・レンコンが絶妙にシャキシャキだったり、 カボチャ *1 が揚げものとは思えない厚切りネットリホクホクだったり、 小茄子・小タマネギやら種ごと食べられる特殊な種類のピーマンやら、 キスやらハゼやらアナゴやら。 最後にかき揚げの天茶をいただいた後、しばしうっとりした。 気軽に行ける値段ではないけれど、高いともゼンゼン思わなかった。 また行けるといいなあ。

その後青山へ墓参。今回の彼岸では自分が一番乗りだったらしい。
*1: コースには入っていなくて別注。 さつま芋のてんぷらが名物とのことだったので、 最初はそちらを聞いてみたのだけど、 今年はまだ暑くて甘い芋が入手できていないとのことで代わりに。 でもカボチャをてんぷらにできるのはこのシーズンだけなので、 ということだったから得したかも。 さつま芋は秋〜春先まで食べられるとのこと。

#3 学校へ

原付が置いてあったので。渋谷経由、吉祥寺からはバスで。

#4 [paper] 今日拾った論文 (JAP 98(5))

Aluminum nitride emission from a laser-induced plasma in a dispersed aerosol:

気相中の AlN 分子の発光分光。窒素中で燃やすとか、いろいろアプリケーションは考えられているそうな。へー。大気圧に近い窒素雰囲気で Al 微粒子を YAG レーザー (300mJ/pulse, 10Hz) の衝撃波によって吹き飛ばし、プラズマ中で窒化してるような感じか。 かなり高い J state からの遷移 (>50) も見えているとのことで。

Modeling of microwave discharges of H2 admixed with CH4 for diamond deposition:

PIC/MC チックだけど、キャパの関係で radial と axial な成分を分けて 計算してるらしい。 600W 2500Pa とか 2kW 12000 Pa とか、両極性拡散の支配する領域。 high-power 向けと謳っているが詳細はよーわからん。 わけてるとこがそうなのか?ほんとか?

Defect dynamics in annealed ZnO by positron annihilation spectroscopy:

ついこないだ見た この話 とやたら似ていると思ったが、一応別グループらしい。 向こうはイオン照射で欠陥を入れてるけど、 こっちは as depo な膜の欠陥のアニールアウト過程。 温度は似たようなもの。

Error analyses on some typically approximate solutions of residual stress within a thin film on a substrate:

応力求める Stoney の式の補正に関する review。 これも 既視感 があったりなかったり。 諸々の仮定の下 (膜中の応力が一定だとか弾性定数が一定だとか) での Stoney との discrepancy の比較。 まあ膜厚比が 0.01 くらいならほとんど問題にならないものばかりだが。

Magnetic and transport properties of (Mn, Co)-codoped ZnO films prepared by radio-frequency magnetron cosputtering:

基板はサファイア。ターゲットの段階で混ぜてる。XRD では組成によって微妙にピークシフト、XPS ではだいたい Mn も Co も 2+ (ただし高 BE 側にサテライト…ってこれはなんじゃろ。ref 23-25 らしいが)。あと SQUID で M-H、MR。

Synthesis and characterization of metal-dielectric composites with copper nanoparticles embedded in a glass matrix: A multitechnique approach:

アルミノシリケートガラスに Cu2O を混ぜ、還元雰囲気 1500℃で加熱、 そいつをいったん冷やしてからさらに 650℃ で 5〜60 分アニール。 長いほど particle は大きくなるとのこと。ラマン、HRTEM、XRD。

Surface morphological evolution of epitaxial CrN(001) layers:

pure N2 中での UHV magnetron sputter にて、斜め入射で MgO 上に付けた CrN 膜 (57 & 230 nm, Ts=600〜800℃) の AFM/XTEM 観察。 600℃ だと shadowing が強く効き、通常のエピ関係にはならない protrusion が育つ、 800℃ での粗さはほぼkinetic roughnening で決まるような、 非常に smooth な膜になる、と。

Structural variation of cubic and hexagonal MgxZn1-xO layers grown on MgO(111)/c-sapphire:

サファイア (0001) 上に 550℃ で plasma assisted MBE。これもなんか既視感が。 RHEED, EPMA, TEM, XRD。Mg 組成が Mg:Zn〜2:8 以下だと hex、 以上だと cubic、っつーことらしいが。

#5 [book] 『インターフェイスの街角』

目次を眺め、連載開始からの UM が本棚に全部あることに気づく(笑) しかしまあ「よりぬき」なのでこれはこれで。
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2005年09月24日() [n年日記]

#1 [iMac] OSX tiger & iLife

つーことで accademic discount にて注文。 発注は身分証明コピーの fax は送らんと確定しないのか? どうも (2 通きた) メール文面では良くわからん。

#2 帰り

原付。にわか雨にあうが合羽を積んであったので無事だった。

#3 熱発

どうも帰宅前から腰痛・関節痛が嫌な感じに出ていたのと、 胃に差し込みっぽいのがあったので、覚悟をしつつ入浴、 布団に潜り込んだら 10 分程度で激しい胴震い、 一気に体温が上昇した模様。 逆らってもしょうがないので、水分・栄養分を補給しつつひたすら寝る。 21:50 現在 36.1 ℃、どうやらほぼ復活の模様。 咳・咽頭痛・鼻水などは一切なし。風邪なのかなあ。
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2005年09月25日() [n年日記]

#1 もう一回休み

いろいろ作業は溜っているので出ようかと思ったのだが、 やっぱり体力が落ちているので断念、ひたすら寝た。 不義理をした各方面にはメール。
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2005年09月26日(月) [n年日記]

#1 行き

原付。やはり本調子とはいかないが。

#2 今日の TODO

ううむ。

#3 [dept] 実験第一担当簿・名札

done, ~/data/05exp1 以下。教員の名札も必要かも。

#4 [labo] 飯村くん予稿

見せてもらった。今回は 1 ページらしい。

#5 [vsj] アシストマイクロへ連絡

sent。+vsj-ed/301。

#6 [issp] referee sheet

書き。後藤先生のコメントに従い事務局へ。

#7 [book] 試読

フジ・テクノシステムの『多孔質吸着剤ハンドブック』。 送らせたあげく申し訳ないが、返本。 良本だけど、専門がちょっと離れてるので 47,000 円は出しにくい…

#8 [labo] 卒研生ミーティング

14:30〜16:30。中間発表は 10/22、10/14 までには発表内容 fix とのこと。 今年は早い分時間がないなあ。

#9 歯医者

欠けていた詰め物の fix。もう一箇所欠けてるとこがあるので次回 fix。

#10 接骨院

往復。運動再開して良し、との許可。まあやっぱり水泳くらいから?

#11 [book] ローマ人の物語 文庫版 17-20

接骨院で最後の 20 を読了。 ほぼ三年ぶり か。もうそろそろ 21-24 も出るな。

#12 [OSX] tiger & iLife

到着。

#13 [book] 新さん

生郎が登場するらしいと某所で聞き、1,500 円の埋め合わせに買ってみた。 確かに登場する。というかこの主人公の生活圏、どうみても吉祥寺だ。 研究室のソファーベッド上の本棚に放り込んでおいたので適当にどうぞ > 来れるひと

#14 [wloj] ブックレビュー

4h くらいで 2000 字強。直接 cvs の html を編集できるのは webmasters の特権か (^_^;
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2005年09月27日(火) [n年日記]

#1 帰り

原付。横綱屋でメシ食って風呂入ってバタンQ。

#2 行き

原付。早くも手袋。

#3 [dept] 物情実験第一

ガイダンス。挨拶だけして光電効果実験装置のチェックとデータとり。 非常に素直に特性が取れて感動する。 しかしこれ、外から見えるのはダミーで、 実はデジタル回路が電圧電流を出力しててもわからないかも… とか不埒なことを考える。

測定結果をまとめたワークシートは ~/data/05exp1/PCAtest.xls。

#4 [dept] proxy

sarge 化のせいか、/var/log/squid が一杯になってログを吐けなくなり、 squid が動作を停止していた。まーさすがに今どき 700M つーのもどうよ、 というところなので増設するか。

とりあえず sarg の period を 90 日に縮めておいた。

#5 [labo] VP 電話

スパッタ装置用のヒータスタージができたとの由。 土曜日に車で取りにいくことに。

#6 [firefox] tab mix plus

mozilla 1.0.7 にしてから「最後に閉じたタブを復元」 すると落ちてしまうようになったため、 このへん 経由で 0.2.4 のリリースを知り、 こちら 経由で取得。しかし tab mix plus は標準の拡張機能の更新に対応していないのが切ない。

そのせいか 0.2.3 の上書きがうまくいかず、「次回の起動で削除されます」 のまま削除されなくなった。0.2.4 も一緒に消しちゃえ、と思ったら 両方削除されなくなった(笑)。 しょうがないので profile フォルダの Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ほげほげ\extensions\ にある Extensions.rdf を適当にいじって消した。 そんで再インストール。まあ大丈夫になったみたいだけどなあ。

いや、というかそもそも extension 関係全部壊れていたっぽいな。 いっぺん全部削除して extensions フォルダも消してやりなおした。

いやしかし、0.2.3 が入っている状態で 0.2.4 の上書きはやっぱり効かないみたい。 自宅の Deiban の mozilla で刺さった。むにーん。

#7 [issp] MgO 論文 reject

どうも一発目のときからイヤな予感はしていたのだが、 やはり referee と話が通じなかったらしく、major×major で reject になってしまった *1 。とほほ。 まあちょっと直感的には解りにくいストーリーだからなあ。 週末あたりで見直して TSF か JJAP に投げることにしよう (ってなにげに IF が上がっているが (^_^;)。
*1: proceedings に特有の事情。

#8 帰り

原付。まだ T シャツで乗ってる人もいるなあ。
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2005年09月28日(水) [n年日記]

#1 最近の G'zOne

スケジューラとして使いまくり。 GPS 付きなので、お出かけのときにも死ぬほど便利。 しかしやっぱり通信が遅いと感じるようになった。 そのうち Win にしないと。 あと、何気にポケットライトとしても便利に使えていたり。

#2 技術情報協会セミナー

五反田ゆうぽうとにて。 9:40 in, 他のひとの 90 分の lecture を 3 つ聞き、 自分が喋って 17:30 終了。 その後セミナーの前から連絡を頂いていた松下電器の中嶋さんと 30 分ほど discussion して終了〜 講師代は後日振込。 工芸大の星先生との面識をいただけたのは嬉しいおまけ。

#3 帰り

直帰。小金井南口の娘々でメシ食ってバス。

#4 洗濯

先週末に寝込んだ影響で大量に溜った洗濯物の消化。 2h もかかった (うちはまだ二槽式)。
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2005年09月29日(木) [n年日記]

#1 疲労

起床時グッタリ疲れていた。やはりまだ無理はできん。

#2 行き

原付。すっかり秋っぽい。

#3 [dept] 第三実験

1 グループ目 1 回目。四端子の抵抗測定器の調子がちょっと悪い。 電流ピンの先端が黒ずんでいるが、そのせいか? しばらく使っていたら、もとにもどったけど。

まあ順調に 17:00 頃終了。

#4 接骨院

往復。帰りに武蔵関で夕食。

#5 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(12), APL 87(12))

Influence of Surface Roughness on Adhesion between Elastic Bodies:

柔らかい球が接触する対象が rough なとき、その power spectrum が 付着力−付着エネルギーにどう効くかを考察した話。 実効接触面積に絡めたモデルの実験的検証。 基板は基板温度を替えて粗さを変えた Al 膜からエポキシ樹脂で型を取ったもの、 球はポリジメチルシロキセン (シリコンエラストマー)。

Control and analysis of ion species in inductively coupled nitration plasma using a grid system:

N2 2mTorr+Ar 8mTorr の ICP plasma の中ほどと底に grid を設け、 底では plasma potential 制御用に 35V をかけ、center grid の電圧を 変えて Te と N+/N2+ 比を調べた話。grid によって plasma ポテンシャルの違う領域が 2 つでき、 それぞれでの生成 (Te が関与) と拡散 (ポテンシャルが関与) について議論。

Thermal annealing effect on the band gap and dielectric functions of silicon nanocrystals embedded in SiO2 matrix:

SiO2 中への Si インプラとアニールで作った matrix の分光測定から Maxwell-Garnet Effective Medium Approximation ( ref14 ) というのでバンドギャップを評価した話。

Chemical fluctuation-induced nanodomains in Cu(In,Ga)Se2 films:

CIGS (と CIS) の TEM+EDS 観察。あと HAADF という、広角の暗視野像らしい測定も。 Cu/(In+Ga), Ga/(In+Ga) が 10nm 以下程度の domain があるということ。 結晶としては coherent。Cu の rich/poor については p/n 型の fluctuation が、 Ga については CBM のそれが、という議論をしている。ふむ。

Strengthening TiN diffusion barriers for Cu metallization by lightly doping Al:

Al を 0.09 くらい混ぜると拡散バリア性能が良くなったっつー話。 TEM, RBS, grazing incidence XRD。 Cu 付けたあと 550℃ 10min のアニールで、 TiN は欠陥の多い grain 状になってしまい、 バリア性能が悪くなるが、Al 混ぜるとそれが抑制されるとのこと。 shadowing でできる void がうんちゃら〜とも言ってるが。
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2005年09月30日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。はらへった。

#2 [labo] 輪読準備

初回は自分がやるということでレジュメ作り。 興が乗って 3 本 (2 本は letter なので極短いけど)。 やりすぎた。ねむい。

#3 行き

原付。ねむい。

#4 [labo] MgO 製膜

仲田くんに lecture。 10/3〜6 あたりまで色々予定が入ってしまったので今日やってしまうことにした。 12:00 に排気開始。基板ホルダ周辺の部品は作り直してもらった方がよさそうだ。

20:00 ちょい前に終了。

#5 [firefox] Firefox 1.0系 はメモリを解放しない?

  1. about:config とロケーションバー(アドレスバー)に入力する
  2. 表示された設定リストの上でマウスの右クリックをしポップアップメニューを表示する
  3. New -> integer (新規作成 -> 整数値) というメニュー項目を選ぶ
  4. 表示されるダイアログに次の文字列をペーストする: browser.cache.memory.capacity
  5. OK をクリック
  6. 次に表示されるダイアログで、サイズを kb で指定する(60000ぐらいがよい)
  7. Firefoxを再起動する
メモ。特に自宅の note では効きそうな予感。

#6 [debian] 今日の security update

util-linux が含まれているか。

上げた直後に mserv が刺さった。リセットで復帰。うぬ?

#7 [labo] 輪読

13:30〜15:10。 自分でも理解していなかったことを輪読中に発見したり。いかん(笑)

#8 [paper] 今日拾った論文 (RSI 76(9), APL 87(13), PRL 95(13))

やっと消化。 PRL は no hit。しかし明日にはまた 各 letters の 14 が来るし、月末の PRB も来るだろうし…

Modeling of imaging diagnostics for laser plasma interaction experiments with the code PARAX:

プラズマ中にレーザーを通過させたときの far field 干渉パターンを シミュレーションする話。 高密度プラズマの場合みたい。電荷密度との相互作用だけ。 原子励起が〜とか、そういう軟弱な話ではない模様。

Improvement of the thickness distribution of a quartz crystal wafer by numerically controlled plasma chemical vaporization machining:

大気圧プラズマ (He, CF4, O2 mixture) で水晶板の thinning をする話。

Effect of multistep ionizations on the electron temperature in an argon inductively coupled plasma:

ICP (Ar 10, 25 mTorr) の EEDF の power 依存性 (たくさん入れると下がる) を、表題の効果と関連させて議論した話。 Ar metastable の励起の balance eqs. から効果を見積もっている。 あとはこのへんの population が実験的にわかると面白そうだけども。 ちなみに CCP で Te が一筋縄でいかないのは、 power によって plasma potential が変わるから〜ということらしい。 なるほど。

Direct-current substrate bias effects on amorphous silicon sputter-deposited films for thin film transistor fabrication:

a-Si の rf スパッタによる蒸着。0.4Pa、Ar+5%He、25sccm/min、温度は 200℃以下。 これをチャネルにした TFT 特性が、 基板 rf bias (10W, 110V) によってどう変わるかという話。 抵抗はやや増、ゲート電圧が負のとき (off 状態) の電流が低下。

#9 [URL] いわゆる qsv 系 spam

やはり postfix に乗り換えてモゲか。

#10 メール

諸々 3 通。それぞれ時間を食う内容で参る。

#11 だんだん忙しくなってきた

光電効果の実験のテキストがあるから、日曜も来ないとだめかなあ。

#12 帰り

原付。信号運が悪かった。
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以上、30 日分です。
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